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質問者が選んだベストアンサー
熱エネルギーが、絶対温度に比例する、ということが前提条件としてあります。 たとえば、絶対温度 T[K]のときの熱エネルギーQが a・T[J]だったとします。 この物体の温度をT[K]からT+ΔT[K]に変化させたとき、熱エネルギーの増減はどうなるでしょうか? T[K]では Q=a・T[J] T+ΔT[K]では Q'=a・(T+ΔT)=Q+a・ΔT[J] ですから、熱エネルギーの変動量は Q'-Q=a・ΔT[J] です。 ΔTは温度の変化ですから、絶対温度で測っても摂氏温度で測っても同じ数値です。 上の行論(熱エネルギーの変動量を考えるときには)では a・T という値そのものがいくらであろうと、Q'-Q には一切影響が無いことがわかります。 a・T のことを忘れてしまっても良いわけです。 だったら、いっそのこと、T=0℃のときの Q(=a・T) を0と考えてしまったら、いちいちa・Tと書く手間が省けて見通しも良くなるでしょう。 そうすれば、t[℃]の時の熱エネルギーq[J]は q=Q(0℃のときの熱エネルギー)+a・t ですから q=a・t[J] として計算を進めて良いはずです。
お礼
すみません、『温度をT[K]からT+ΔT[K]に変化させたとき』など、圧倒的な勉強不足なためΔが分からなかったりして分かりませんでした。 勉強がある程度進んでから、また拝見させていただきます! 回答ありがとうございました。