- ベストアンサー
おっちゃん、痛え目を見る、まるきし など…
日本語を体得しているロシア人からの次質問: 「おっちゃん」、「痛え目を見る」、「まるきし」 という言葉の意味を 教えてくださいませんか。 文脈: 1)「 このオトシマエはきっちりとつけさせてもらうぜ」 あのなあ……おっちゃん…… 2)「正直いって、あんたとはやりあいたくねえ。まともにやったら、こっちもかなり痛え目を見ることになりそうだしな」 3)「ほめてるんだよ。あの手口、まるきし玄人だ」 また、「痛え目」の読みって 「いたえめ」と発音されますか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ライトノベルなのですよね、読んでいらっしゃるのが。 先の方が書いていらっしゃるように、日常表現としては使わない方がよい表現だらけです。 「おっちゃん」 年長の男性に対する呼びかけの言葉です。 日本の話し言葉は、大雑把に「関東ことば」と「関西ことば」に分けられまして、 おおむね「関東ことば」が標準語とされます。 この語は「関西ことば」で、「馴れ」「なれなれしさ」を含んでいて、 親ではないけれど、親と同じぐらいに近い関係を指し示す場合もあります。 このサイトには、若い外国人男性であるあなたの質問に 「おっちゃん」や「おばちゃん」(対になる女性表現)になったつもりで 回答している方もいらっしゃるかもしれません。 「痛え目を見る」 正しい書き方は「痛い目を見る」、その場で肉体的に殴られるとか、傷を負わされること。 後になって、経済的に苦しめられたり、家族が脅かされたりすることを指し示す場合もあります。 「まるきし」 正しい書き方は」「まるきり」、この文脈では「まるで~のような」ですね。 よりくだけた会話表記として、 「まるきり」→「まるっきり」→「まるっきし」 になります。 小さいつ「っ」を含んで「り」で終わる語(副詞)が同様に変わるようです。 ex. 「はっきり」→「はっきし」、「ぴったり」→「ぴったし」、「ばっちり」→「ばっちし」 「しっかり」はこうなりません。接続詞「しかし」を「しっかし」と言ったりするようです。 ☆日本語を体得しているロシア人からの次質問 「体得している」は、すでに「体得してしまった」という意味で ロシア語文法にあるのかどうか知りませんが(ごめんなさい)、 英語で言うところの過去分詞にあたる表現になります。 ここでは、英語で言うところの現在進行形を用いて →「体得している途中の」 「次質問」 格助詞「の」を補って→「次の質問」
その他の回答 (2)
- m2052
- ベストアンサー率32% (370/1136)
「おっちゃん」 関西地方の方言で、東京ではほとんど使いません。でも意味は#1さんのとおり通じます。 「痛え目を見る」 痛い目にあうという言いかたもありますと書こうと思い、辞書を調べると、「痛い目に合う」で出ていました。意味は”ひどい目にあう、痛い目を見る”です。 「まるきし」 これも辞書によると、「丸切り」で出ていました。文法での確信はありませんが、「まるきし」はこれの語尾変化でしょう。 質問された言葉は、昔の「やくざ言葉」の類で現在の日常語ではほとんど使いません。テキストは落語かなにかからの引用ですか。 文例1)、2)、3)はすべて状況が特殊です。特に「オトシマエ」「手口」はこの使いかたで使ってはいけません。 それを研究されているのであれば杞憂(きゆう)ですが。
お礼
落語ではない、ライトノベル「スレイヤーズ!」です、引例の出典は。 テキストの例は、盗賊の暴言ので、m2052さんは、「やくざ言葉」がましく気がしましたらしい。 ご回答をどうも有り難う!
- lions-123
- ベストアンサー率41% (4360/10497)
>日本語を体得しているロシア人からの次質問: 「おっちゃん」 年上の成人男性を指す アクセントと表情や態度で、親しみを込めた呼び掛け&言い方からケンカ腰の言い方まで使い分けされる。 「痛え目を見る」 心身に対し、痛手を与えるor受ける。<質問の文例では、相手の反撃抵抗で此方も痛手を受ける> 「まるきし」 まるで・ぜんぜん・まったくの。<質問の文例では、まったくの> >また、「痛え目」の読みって 「いたえめ」と発音されますか? 「いてぇ~め」と発音。
お礼
お詳しい答えをどうも有難う、lions-123さん!
お礼
はい、ラノベを猛烈に勉強する ^__^ 難しい本ですね。僕にとって Light novel ではない。これは Heavy novel (ヘヴィノベル)ですね。 明細な面白い答えをどうも有り難う、surumeika23さん。 また私の質問の誤りを直していただきを有難う。