弔辞とか、お手紙でお悔やみのことばをお書きになるのじゃなくて、直接おっしゃるのですよね。
最も幅広く使える言い方が、
「 ハァー(ため息の音)、 イボネン チャムロ アンデショッスmニダ。 」
「 ハァー( 同上 )、 イボネン チャムロ アンデショッソヨ。 」
です。
お悔やみのお気持ちを伝えるポイントは、
1、 ため息をつきながら、次第に顔を下げ、同時に肩も落として、 それからことばを言う。
2、 全体的にゆっくりめにおっしゃり、 特に文末(終わりのほう)を明らかにゆっくり言う。
です。
せっかくおっしゃるのですからちゃんとお悔やみの心が伝わるのがいいですよね。
会話では言うまでもないことで恐縮ですが、ことばもだいじですがことばよりももっと仕草とか話す時のからだの姿勢とかが重要になります。
極端に言うと、何もことばはおっしゃらずに相手の手を握り(握らなくてもいいですが、肩に手を置くとか、ひじの辺を軽く触るとか)、心の中で「何とことばを掛けたらいいものか。あー!」とお考えになり、くしゃくしゃの泣きそうな表情をするだけで気持ちが伝わります。実際、韓国人ネイティブはこういう時ことばでは何も言わず態度だけで示す人も多くいます。
イボネン は、 イボネヌン(このたびは) を短く言った言い方です。
チャムロ は、 まことに・本当に。 語頭の チャ は激音です。
チャムロ は、入れなくてもいいですが。
チャムロ の代わりに チョンマr(本当に) でもいいです。
チャムロ のほうが社会人らしい言い方になります。
アンデショッスmニダ。(アンドゥェショッスmニダ。) は、 アンデダ(アンドゥェダ)が「気の毒だ」「かわいそう」です。 アンデダ と言うと、 「ダメだ」が代表的日本語訳ですが、
気の毒だ の意味もあります。 アンデダ には日本語にするとさまざまな意味があります。
それの尊敬形なので「お気の毒だ」の意味になります。
尊敬形をはずそうとお思いになられましたら、 アンデッスmニダ。・アンデッソヨ。 ですね。
プrサンハダ は、 「かわいそう」ですが、お悔やみの時には、露骨に上から言ってる言い方になってしまうのであまり使いません。
子犬の親が死んだ時に子犬ちゃんに「プrサンヘ。」(かわいそう。) だったらありますが。他に自分よりずっと目下の人のこととかですね。使わないこともないですが、一般的にはこういう場合にあまり使わないです。
お礼
こんばんは、いつもありがとうございます。 本当に言葉を初め文化の違いなど、遺族の気持ちを思いながら緊張し気を使う場面です。 分かりやすくありがとうございました、またよろしくお願い致します。