- ベストアンサー
今話題のヒッグス粒子について
ヒッグス粒子の存在が確認された場合、素粒子の質量はその粒子にヒッグス粒子が絡みつくことによって発生しているのですよね? ならば、素粒子には物質と波の二面性があるわけですから、波の状態のときにはヒッグス粒子は絡みつくことができず、全ての素粒子は光速で移動できるのではないでしょうか? また、質量の正体がヒッグス粒子だとすると、重力子の存在意味はどうなるのでしょう?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>>ならば、素粒子には物質と波の二面性があるわけですから、波の状態のときにはヒッグス粒子は絡みつくことが>>できず 「粒子状態ならヒッグス粒子は絡めるが、波状態だと絡み付けないよね?」っということだと思いますが、ヒッグス粒子と素粒子の絡み(相互作用)を考えるうえで素粒子の二面性を持ち出すのはちょっと的はずれかも。 ヒッグス粒子と素粒子の相互作用は、その場所における「ヒッグス粒子と素粒子の”存在”」が肝、といったところでしょうか。 ----------------------------------------------------- ヒッグス粒子は”慣性質量”発現の起源を説明するモノです。 慣性質量とは: 台車に重いモノを載せて動かそうとしても、なかなか動きませんね。 この動かしにくさを慣性質量といいます(F=maにおける、mのことです) 重力子は”重力質量”発現の起源を説明するモノです。 重力質量とは: 人間と地球に限らず、物質と物質の間に万有引力が発生します。 この力の起源となる質量を重力質量といいます(万有引力の式における、mで書かれるヤツのことです) 両者は違ってもいいはずなのに(そう思えるかどうかは物理のセンスの有無を確かめる良い基準かも) 両者は等しい。これを等価原理という(あくまで経験則ですが) もちろん、「重力子とヒッグス粒子はある1粒子の二つの顔」かもしれません。断言できません。 以上、現時点における物理学でした
お礼
小生のど素人的な質問に回答していただきまして、ありがとうございます。 参考になりました。 質問したいことは、まだ、山のようにあるのですが・・・ 今後ともよろしくお願い致します。