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昔の医学

医者や医療というものは大昔から存在してきましたが 世界で最も進んだ地域であったヨーロッパでは19世紀頃まで 風邪をひいたら水風呂に入るのが最も効果的であると 一般的に信じられていました。 また、技術が発達した現代でも、マイナスイオンがどうのこうのとか なんちゃって医学、健康学が広く信じられていたりします。 華佗のように、何千年も前から後世に名を残す医者はいますが ウイルスや菌といった概念すらあったかどうか怪しい当時の医学に 思い込み以上の効力はあったのでしょうか?

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  • Ramses2nd
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回答No.1

新薬の開発には民間療法や伝承などを情報源として科学者が裏付けを取ります 今でも利用されている頭痛薬のアスピリンは柳の皮から抽出物を変化させて作られたのは有名な話で、中にはまともな物があったと考えたほうが自然かと思います(柳の革自体はヒポクラテスが使っていたとされています)。 79年に消滅したポンペイでは驚くほど多様な外科器具が発掘されておりその形状は現代でも通用するものも含まれています。もちろんどうやって使ったかも問題でしょうが、大規模な病院の開設もローマ帝国ではされておりその存在はただの呪いで片付けるには無理があるかと思います。 またさらに時代を遡ればエジプトの医術も他国から要請があるくらい評判が良かったと聞きます。実際、ミイラの製法は人体の構造をある程度熟知していないと説明がつかない面もあります。 ただヨーロッパの例を見ればローマ帝国の滅亡以降は科学水準は停滞もしくは後退しており、単純に時代が下れば医療の質が高くなるとは言えないのが難しいですけど。 この辺りの時代はイスラム圏を調べてみると面白いかもしれませんね

freeman_Oc
質問者

お礼

古代の外科手術ですか・・・ 確か歴史の教科書で読んだことがありますが、麻酔もないでしょうし 考えただけでもゾっとします。

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その他の回答 (4)

  • eroero1919
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回答No.5

>世界で最も進んだ地域であったヨーロッパでは19世紀頃まで >風邪をひいたら水風呂に入るのが最も効果的であると >一般的に信じられていました。 ノン。ノン。ノン。そんな話をどこで聞いてきたんですか。まともな文献では見たことも聞いたこともないですね。 そもそも医学に関してはルネッサンス期に至るまではヨーロッパはある意味最も遅れていた地域といってもいいかもしれません。 まず、中東のイスラム帝国。かなり医学は発達していて、帝王切開はイスラム帝国(何朝だったかは忘れました)がやりだしっぺです。外科技術に関しては中世の時代は世界をリードする存在でした。 インドにはアーユルヴェーダという伝統医学があります。日本ではあまり知られていませんが、主にごま油に薬草を混ぜて熱して体にかけるなどをする治療法です。今ならスポーツをするときに誰でもやっているストレッチは元をたどればインドのヨガからきています。 中国にはご存知のように漢方医学がありますね。薬の他に鍼灸などもあります。 中国やインドの医学は、経験医学です。長い年月をかけて試行錯誤されてきた中からその哲学や処方箋が発達してきたのですね。日本では江戸時代から明治、昭和に至るまで続く漢方医学者と蘭方(西洋)医学者の間の深刻な対立の歴史があり、現代社会では西洋医学を信用している人が多いので漢方は立場が不利ですね。 でも、現代西洋医学で使われている薬の多くが、伝統医学で処方されていた薬草をルーツとするものなんですよ。薬草を化学的に分析して薬物成分を純粋にしたのが現代の薬です。だから、薬科大学ではどこでも薬草を栽培しています。もちろん、大麻とかトリカブトみたいなヤバいやつまでね。それが内科医の歴史です。 外科医の歴史は、西洋医学の場合はまずルネッサンス期の「科学的事実に基づいた考証をしよう」というところを原点としています。まず解剖学が発達したんですね。で、面白い話があるのです。 西洋ではずっと心臓が今でいう脳の役割をしていたと考えられていたのです。例えば好きな子の前に行くと心臓がドキドキするでしょ。だから、感情は心臓が支配していると思われていたのです。 それで、15世紀、いいですか、15世紀にフランスのあるお医者さんが「心臓ってのは単なるポンプで、血液を循環する役割をしている」と言い出したのです。そしたら、全欧州を巻き込む大ブーイングとなり、そのお医者さんは医者仲間から「君がこれ以上そのバカげた話を続けるなら、私は君と絶交する」とまでいわれてしまったのです。 ま、そんなこんなを繰り返しながらようやくいろいろと人体のことが科学的にわかるようになり、そのときに解剖学で人体を切り刻んでいましたから、「じゃ、悪いところを切り取ってしまえばいいんでね?」と必然的にそういう考えに至ったんですね。ところがひとつだけ問題がある。生きてる人間は切り刻むと痛がる。暴れる。そりゃそうですね。そこが外科のネックだったのです。切り刻む技術は確立していたのです。当時の医学書を見ると、解剖学的に実に正しい処方箋が残っているそうです。ところが、暴れる患者を黙らせる技術がない。 そうです、麻酔。麻酔が世界で初めて成功するのが、ご存じですか?、華岡青洲です。そうです、江戸時代の日本人が世界で初めて全身麻酔に成功したのです。西洋では華岡青洲に遅れて50年くらい経ってから全身麻酔に成功します。 というわけで、外科については意外に歴史は新しいのですが、内科については世界各地で経験医学に基づいた技術が結構発達していたのですよ。ただし、医療費というものは高価であることは今も昔も変わらないので、医療にありつけた人はある程度以上の豊かな人たちであったということはあります。それは現代でも変わらず、アフリカなどの最貧国ではたった1本の注射が受けられずに死んでいく子供が大勢いたりします。 なんちゃって医学とバカにしちゃいけませんよ。現代でも、ガンに対する放射線治療をなんちゃって医学呼ばわりする「医者」もいるのです。医学が科学になったのはせいぜいここ数百年。医学は物理学や数学に比べると500年は遅れているといわれています。

freeman_Oc
質問者

お礼

思い込みもある意味立派な薬ですからね。 ちなみに冷水療法を聞いたのはイギリスにホームステイした時です。 私が風邪をひいたところ、我が国の伝統療法で風邪をひいたら冷水につかるというのがあると言われました。 今思えばイギリス流ジョークだったのかもしれませんがw

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回答No.4

よく言うじゃありませんか。「病は気から」と。これで治るとそう思い込んでいたら本当に治ったとか、そういう事例があったからでしょう。事実、ガンが身体のあちこちに転移し、余命何ヶ月を宣告された患者さんが、何か思い出にと登山という趣味を持つ事で、奥さんと共に登山を繰り返してたら、ガンが全部消えていたというアンビリバボーな事例もありますからね。これは稀有だとは思いますが、自分で気を強く持っていれば病の方が退散しちゃうという事なんでしょう、きっと。

freeman_Oc
質問者

お礼

やはり現代までの医学は思い込みや迷信によるところが大きかったのでしょうか。 祈祷で治すみたいなことも割と最近まで世界的に行われていたようですしね。

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  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.3

江戸時代には、レーシックが行われて いましたよ。 対象は主に馬でしたが。 それに漢方は、試行錯誤の結果出来たもの ですから、理論はともかく、 それなりに効果はあったでしょう。 漢方を輸入し、独自に日方を開発した 日本も同じだと思いますが。

freeman_Oc
質問者

お礼

馬のレーシックですか。初めて聞きました。 実用的な医学と迷信や思い込みのなんちゃって医学が 今よりもあからさまに共存していたんですね。 漢方薬に人糞を用いたものがあると聞きましたが 特に裏付けもなく干からびた人糞を治療に使おうと 最初に思いついた人はどんな精神状態だったんでしょう。

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回答No.2

>医者や医療というものは大昔から存在してきましたが世界で最も進んだ地域であったヨーロッパでは19世紀頃まで風邪をひいたら水風呂に入るのが最も効果的であると一般的に信じられていました。 そんな話は聞いたことがないのだが・・・・ 逆に北欧諸国では、熱いサウナに入るなど、発汗するような民間療法が古くから存在しているはずだが 少なくとも欧州全般にそのような民間医療があった、というのは初耳である >また、技術が発達した現代でも、マイナスイオンがどうのこうのとか なんちゃって医学、健康学が広く信じられていたりします。 華佗のように、何千年も前から後世に名を残す医者はいますが ウイルスや菌といった概念すらあったかどうか怪しい当時の医学に 思い込み以上の効力はあったのでしょうか? 効果の有無は、医療では、『プラシーポ効果』で論じれば終わりである つまり、行為に医療としての直接的因果性が存在しないでも、 「結果として治癒・もしくは患者が満足すればいい」 ということである そもそも医学の領域として、現代の我々が思慮する西洋医学から乖離した漢方も その医学的メカニズムは判然としていない 日本人のみならずアイスランドなどでも確認される温泉治療の多くが適切な医学作用が認められないのが現実である さて、回答について、もっとも著名な民間療法である「瀉血」で思慮してみよう 世界各国で見られる「瀉血」はアミニズム的背景から長く呪術的側面も併せて実施されていた 「瀉血」は宗教的権威からも支持され普及していった。 多くの「瀉血」療法は、『万病に効く』とされるが、科学的にも、結果論としても、万病に通じるものではない しかし、瀉血が一部の疾患において有効な治療法でありえるのは事実である もっとも、瀉血という医療行為で生じるリスクとの関係で、現代医学では特殊な疾患を除いては支持されていない 有名なのがヒルを利用した鬱血治療などである なお、対処療法として瀉血は医学的見地から十分支持されている あくまでも効果がある症例もある・・程度に過ぎない話であるが  

freeman_Oc
質問者

お礼

施術と結果に明確な因果関係がある治療法となると やはり近代以前のものはいい加減なものが多いんですね。 ただそういういい加減なものの中にも、偶然にも 医学的な紅葉を持つものが存在したということは非常に興味深いです。

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