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「いつもお世話になっております、加藤(仮名)の○○ですが」女性編
配偶者の仕事先などへ電話で連絡を取るときは表題のようにして自分を名乗るんですが、 いまだにこの「○○」の部分を何と言っていいのか悩みます。 ふつうに「妻」でいいじゃないかと言われそうですが、 わたしは関西の人間なので(「なので」ってことはないか) どうも気取ったふうに聞こえる物言いが苦手で、 この「妻」という言い方もなんとなく高飛車な気取った感じがしてしまいます。 でも他に何という言い方があるのかを知らないため、仕方なく「妻」と名乗るたびに 何かもっと他に表現の選択肢はないのか?と疑問に思います。 わたしが受けた方の電話で言うと、圧倒的にご自分を「加藤(仮名)の家内」と 表現される方が多いんですが、これって本来は正しい使い方ではないですよね。 だからといって「加藤(仮名)の配偶者ですが」なんてのも相手にわかりづらいし、 「加藤(仮名)の嫁ですが」だと親戚に言っているみたいだし・・・ 何か「妻」に代わる、○○にあてはまる呼称はないでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
質問者の方の、「ちゃんと名乗りたい」というお気持ちは判るのですが……。 私はNo. 4の方ご提案のうちの2番目、「加藤(仮名)ですが、主人はおりますでしょうか?」がいいのではないかと思います。確かに、会社にいる加藤さんの「妻」ではあるのですが、内縁や夫婦別姓の主張をお持ちの場合でない限り、質問者の方ご自身も「加藤さん」には違いないからです。その上で「主人は」おりますでしょうか、と言っているのですから、その時点で発話者が会社の加藤さんの「妻」であることが自動的に判るはずです。これが例えば、「父はおりますでしょうか」なら娘さんだな、と判る訳です。 「妻の地位」というものを他者にアピールするためでなく、必要事項を伝え、且つ、 >>たとえば生徒が「先生~、鍵~。」なんて物言いで来ようものなら >>「鍵をなくしたのか、鍵がいるのか。どこの鍵か。 >> ちゃんと誰が聞いても分かるように言いなさい。 >> それでは日本語になってないよ!」 という意味合いの「ちゃんとした日本語」を目指すための言い方でしたら、これでいいのではないでしょうか。
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- kamin
- ベストアンサー率40% (30/74)
作家の椎名誠も、本の中で自分の妻のことを「結婚以来の同居人」なんてまわりくどい表現をしていますが、やっぱり配偶者を表すピッタリくる言葉って今のところ無いですね。 「いつもお世話になっております、○○課の加藤ヒロシはおりますでしょうか」 と、ダンナさんの名前をフルネームで言ってはいかがでしょうか。それで大体分かってくれますが、もし「えっと・・・誰?」という雰囲気が漂ったら、「うちの者ですが」と付け加えてみては? 誰か作家さんが上手い言葉を発明してくれたらいいのに・・・!
お礼
ご回答ありがとうございます。 「妻(夫)は他人に自分の夫(妻)をいうとき何というか?」 という問題についてはものすごくいろいろな表現方法があるのに、 いざ自分の呼び名となると本当にないものなんですね。 わたしはてっきりちゃんといくつかふさわしい言葉があるのに 自分がそれを知らないのだと思っていたのですが、 皆さんからのご回答を拝見すると、もともとそういった表現自体がないのだなぁと いうことがよく分かりました。 また、日本語のあいまい表現にいろんなところでずいぶん助けられているということも 実感として感じました。ただし、これは良いところ悪いところの 両面あるような気がしますが。 これからは、あまりこだわらずに日本語を使いこなしていきたいと思います。
- nocavity
- ベストアンサー率27% (29/107)
私も結婚した当初、主人の会社に電話するときに、なんて言ったらよいか戸惑いました。 「妻ですが」も「家内ですが」も、新婚の私には気恥ずかしくて。 で、主人に「なんて言ったらいい?」と聞いたら 「○○ですが、主人がいつもお世話になっております。あの・・・」 と言いかければ、たいてい「あ、○○さんですね、少々お待ちください」と言って、 変わってくれるはずだ。と言うので、試しにやってみたら、本当に 「あの・・・」と言いかけると、それ以上言わなくても100%、夫に取り次いでくれました。 もし「あの・・・」だけでは、相手が察してくれなかったら、その後に続けて 「主人はおりますでしょうか?」と言えば良いかなと思っております。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうですね~、自分が電話を取っていたときには そのパターンで来られる方も結構いましたねぇ。 もちろん自分が応対するときにはそれでまったく構わないんですが、 わたし自身が何者かというのをきちんと名乗りたいなぁというのがありまして・・・。 改めて考えると、日本語って本当にあいまいでも意味が通じるように できてるんですね~。
- borneo
- ベストアンサー率32% (85/259)
「家内」は、本来的には夫の側が、他人に対して自分の配偶者のことを指していう謙譲語です。ですから、その意味では正しい使い方ではないといえます。もっとも、慣習的にはそれなりに定着しているようには思いますが。 「妻」と名乗るのも間違ってはいませんが、たしかになんとなく違和感がありそうです。「嫁」は論外。 さて、それではということになると、#5の方が提案されている「○○のうちの者」、もしくは「○○の家のもの」ということになるでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >>もっとも、慣習的にはそれなりに定着しているようには思いますが。 自分が実際に取った電話で「家内」と名乗る方の多さから、 そのような気はしていました。 「貴様」「おまえ」という言葉が敬称から蔑称へとかわったように、 「家内」も意味合いが変わりつつあるのかもしれませんね。 それにしても、「家の者」派の多さにびっくりしました! やはり、○○に入るべきそのものズバリの言葉ってないんですかね~。
- yukky25
- ベストアンサー率19% (49/256)
こんにちは。 えーっとわたしが旦那の会社に電話するときは『いつもお世話になっています、わたくし家のものですが、●●お願いできますでしょうか』というふうに言ってますよ。 わたしも妻・・とかいうのどーも照れくさくて。家内ってのもねー。
お礼
ご回答ありがとうございます。 yukky25さんは実践経験からのご回答なんですね。 「家の者」という表現もいいんですが、 どうしても自分の中の「家の“誰”なんだ!?」という声を 無視できずに一人で勝手に悶々としてしまいます。 聞いてる分には全然不自然でも不愉快でもないし、 意味もちゃんと合ってるんですけどね~。 こだわり過ぎなんだなぁ、きっと。
- ma1025
- ベストアンサー率10% (16/150)
家内が妥当だと思うのですが、家内が嫌なら、「○○のうちの者ですが、お世話になっております。主人お願いします。」は、どうでしょう。 参考にならなかったかなぁ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 こちらにも「うちの者」派が・・・結構多いんですね。 >>参考にならなかったかなぁ。 いえいえ、家の者派の方がここにもおられたということで 大変参考になりました。
- zerogouki
- ベストアンサー率52% (78/149)
私が受けた電話だと、 ・「加藤(仮名)の家の者ですが、主人はおりますでしょうか?」 ・「加藤(仮名)ですが、主人はおりますでしょうか?」 ・「加藤(仮名)ですが、おりますでしょうか?」 このどれかです。 「配偶者」はお役所向けの言葉ですし、「嫁」は身内、親戚なのでどちらも適切ではないでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 皆さんのご経験を拝見すると、あまり一般的にはこういう場合 女性の配偶者の方は自分が何者かを積極的に表現されないみたいですね~。 なんか自分がやたら自己主張の強い人間に思えてきました・・・。 それにしても、先の回答者様にもありましたが 3番目の「加藤(仮名)ですが、おりますでしょうか?」 わたしだったら思わず「“誰が”ですか?」と言っちゃいそうです。 わたしは一応(国語ではありませんが)子供に教えることを生業にしておりまして、 たとえば生徒が「先生~、鍵~。」なんて物言いで来ようものなら 「鍵をなくしたのか、鍵がいるのか。どこの鍵か。 ちゃんと誰が聞いても分かるように言いなさい。 それでは日本語になってないよ!」 なんて注意するタイプの口うるさい人間なので、 自分が話すときにもかなりそういうことが気になります。 確かにあいまいなのが日本語表現の特徴ですが、 これはその極地ですね~。
- tds2a
- ベストアンサー率16% (151/922)
作法的には、○○の家内ですが、です。 妻 = 家内です。 家の者では取次ぎする人に困惑が生じます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 大変恐縮なのですが、 手許にある辞書(三省堂国語辞典・第4版)で「家内」を引くと、 「他人に自分の妻をいうときの、ふつうの言い方」とあります。 作法的には間違っているはずなんですが・・・ >>家の者では取次ぎする人に困惑が生じます。 そうです、それがわたしも気になるところなんです。 表現としては柔らかくて良いのかもしれませんが、 もしそう名乗られたとして取り次ぎするときに 「加藤(仮名)さん、お家の方からお電話ですよ」と いうのも何だか子供のようだなぁという気がして・・・ 何かうまい表現はないのでしょうか。
- babydoll
- ベストアンサー率32% (92/280)
こんにちは。関西人です。 私が今まで受けた電話では、○○を言わない人が多かったです。 「加藤ですが,おりますでしょうか?」←呼び出してもらう際。 「加藤ですが、いつも主人がお世話になっております。」 等で適応できないでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 言わないということもできるんですよね、確かに。 ただ、ちゃんと自分が何者か名乗らないと 何かこう、なしくずしというかあいまいというか、 「加藤(仮名)の関係者なのは分かるが、で、誰?」 みたいに思ってしまうんですよね。わたしが偏屈なだけなんですが。 やっぱりわたしはちゃんと名乗りたいですね~。
- flight
- ベストアンサー率58% (84/143)
○○の”家の者”ですが と言っていますね・・・昔勤めていた会社に 奥さんからかかってくる事がたまにありましたが みなさんそう言っていました。 「妻」とか「家内」など、聞いたことはなかったです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 「家の者」ですか~。そういえば聞いたことがあるような気もしますね。 この辺りが当たり障りがなく、かつ気取らない表現なのでしょうか。 でも、なんとなく忍者っぽい響きですねぇ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 実は今まさに締め切ろうとしていた矢先のご回答でした。 おっしゃるとおりですね。たとえば 「加藤(仮名)の家内ですが、主人はおりますでしょうか?」では 確かに自分は配偶者であると二重に主張していることになりますね。 そういわれれば、別に配偶者の勤務先の人にそこまでいう必要もないですね。 何か、目から鱗が落ちたような気がします。 わかりやすいご回答に、心から感謝いたします。