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なぜ現代は私有財産制なのですか?
なぜ現代は私有財産制なのですか? 遠い未来から来たような変人の私には、 この疑問がついてまわります。
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哲学のカテゴリーの質問として受け止めたいですが、、、、、 「遠い未来から来たような変人には、どのような財産制だと、疑問は起きないのですか」 「遠い未来から来たような変人には、現代の財産制が私有財産制と見えるのでしょうか。その遠い未来から来たような変人に見えている私有財産制とはどんな制度ですか」 私の家、私の家族では、かなり誰の占有あるいは所有に属するのか不明なものが大量にあります。家の外でも、誰の所有かがわからないものが大量にあります。企業や自治体の所有管理下のものも大量にあると思いますが、はっきりしないものも大量にあり、海や川、地下のもの、上空のものなども大量にあります。 未来から来たような変人に見えている私有財産制の内容を教えていただけると、多少のことならば、回答できるかもしれません。 問題にされている/疑問に思っていらっしゃる主要なポイント、なぜ疑問に感じたのか、未来から来たような変人さんにとって自然/当然に見えることとの違いを(補足で追加して教えていただいて)、私のわかる範囲で回答させていただきます。
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- heart_mind
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近代を歪曲して虐待をあおるのは大抵中途半端にマッチョな男と決まっています。 人間の繊細なきびを忘れて、やわらかい赤ちゃんが怖くて抱けない男の人には、 「赤毛のアン」の熟読とお菓子づくりの単位の取得の義務を負荷させなければ ならないでしょう。
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ご回答ありがとうございました。 参考にさせて頂きます。
- heart_mind
- ベストアンサー率13% (5/38)
所有権は、尊厳にかかわる問題と深く結びついています。 「自分の体は自分のもので所有権がある」という人間の尊厳を 保証する原則は疑いようがない自然な法でははいでしょうか。 だから体を使った労働もある程度は保証されなければ、奴隷と 同じ扱いになってしまいます。 現代ではこのような常識的なことが、市場原理によりおびやか されつつあります。しかし、そもそも市場原理は、個人の所有 の自由をゆるされるかぎり保障する為のものだったはずです。 ではどうして、このようなパラドックスが起こってしまったのか。 やはり尊厳と社会的負荷の関係を慎重に見直す必要がありそうです。 それには我が国では曖昧にされそうな「ペットは人間の所有物」と いうリアリティのある近代の一つの概念は重要な意味を持つと思います。 豚や牛を食べるようになったにもかかわらず、 「畜生」と「尊厳を持つ人間」の関係をあいまいにしていることが、 近代にそぐわずに人間の尊厳性を逆にそこねていると考えられます。 人間は既に罪深くも、動物を血肉にするために食べる以外にも実験材料や 教育用ツール、慰みものといろいろな用途に利用しています。 その自覚のなさが、ありもしない絵空事のユートピアを作り出しているの です。そして、それが子供をためらいもなく機械的に生産することにつな がります。 現代の時代に「正しい近代」を体に通すことは、尊厳の軽視を回避するうえで 重要なことだと思います。 おたまさん洋楽すきなら変なリバタリアンやめて、オリビアとか聞くといいのに。
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ご回答ありがとうございました。 とても多くの知識をお持ちのようですね。 元々、人類は「原始共産制」でした。 その名残りとして「マタイ制度」が現存しています。
- hekiyu
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財が有限である、ということと 己の生存を図りたいという本能が あるからだと思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。 参考にさせて頂きます。
他人を信用できないから共有できないのです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 参考にさせて頂きます。
補足
ご回答ありがとうございました。 >問題にされている/疑問に思っていらっしゃる主要なポイント、 主要なポイントは「原始共産制」における「私有財産制の否定」です。 お金なら「地球全体で1個の財布に」、物なら「全て共有財産として無駄無く使用する」、というポイントです。 >なぜ疑問に感じたのか、 なぜなら現代の私有財産制では「お金に困る」という現象が生じて不便だから。 >未来から来たような変人さんにとって自然/当然に見えることとの違いを(補足で追加して教えていただいて)、私のわかる範囲で回答させていただきます。 例としてデンマークの社会保障システムを挙げましょう。 高い累進性の税率のため、多く稼ぐ者と少ない稼ぎの者の所得格差が少ないこと。多く稼ぐ者が不平を言わない理由があり、それは「安心感が強い」システムだから。子供手当は1人につき5万円/月、医療費は無料、教育費は大学まで無料、失業手当に打ち切り期限が無い、ことなど。これらの例が、現代日本の社会保障システムとの「違い」であり、私の感じる「違い」に通じるものがあります。私有財産制の否定ですから、当然ながら企業制は廃止しプロジェクト型の生産に移行すべき。そこでは報酬は「お金でなく仕事自体」であり、他人と競うのは「社会貢献度の高さ」という思想が不可欠です。貨幣の完全な情報化により、物々交換の時代と同様の「相手の顔が見える助け合い活動」が可能となる。人間の体細胞が全て平等の栄養を必要としないのと同様に、悪平等は不用。それぞれが必要に応じて携帯電話で買い物し、残高ゼロなら瞬時に国庫から支給される自動化システム。政治は当然ながら最低限の生活を保障でき、また政治は各種の計算式を決定するために存在し、担当は「政策コンサルタント」達で政治家は存在しない。「政策コンサルタント」達が「政策コンペティション」をインターネットで直接国民から支持を受け、政策が決定されるので現代のような間接民主制とは異なる。以上が「違い」です。 宜しくお願い致します。おたまフジワラ