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'馬秀士門 中国'の意味は?
'馬秀士門 中国' と印された刀があるのですが、なんという意味でしょうか。中国の馬に秀でた人の集まったところで造られたという意味でしょうか。
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他の情報がないので '馬秀士門 中国' の字面のみの観察です。 ■馬秀:おそらく人名.現代にもあり. 古典で登場するのは馬秀才,馬秀さんは見当たらず. 余談:古伝の武人で馬秀がいますがこれは槍と拳法の達人. ■士:男の敬称.立派・優れた・武術に秀でた. ■門:一族,一門. ■中国:中国人が自国を中国と呼ぶのは,1842年アヘン戦争後の南京条約/1918年に孫文が/1921年の中国共産党/etc.説や記録がありますが,一般人が自国名として意識していたとは考えにくい.国名として正式に使用するのは1949年 10月 1日中華人民共和国建国以降. 古くは「《诗经》--小雅の六月・詩序に“~中国微矣”(周辺の蛮国に対しここは中心地の用法)」として見える.以降清朝末期までの用例も概念的・政治的・思想的範疇の呼称(他の用例があれば知りたい).日本人も中国と呼ぶようになったのはさほど古くはありません。 ⇒ 以上は事実関係です。 上述のごとく、中国という名称は近年のものですし、 工芸品や文物に国名をいれるのは聞きません。 産地や雅号や工人の名を入れます。 工業製品のMade in Chinaの意味での中国のような印象です。 近年の土産物か記念品の類ではないでしょうか。 日本の 中つ国=現・中国地方 は刀剣の里でしたが、 備前、出雲、伯耆、播磨etc.。 中国とは...。 *刀とのことですが、そもそも日本刀?中国式刀剣? 刀工銘でなく所有者名の場合は、 ’馬秀士門’まるごと外国人が当て字で作った中国名かもしれません。 米国人で马秀士などと書く人もいます。
お礼
大変詳しく教えて下さいまして、ありがとうございました。