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Gについて

戦闘機ものの映画でよく”G”という言葉が使われますよね Gは急激な加速の時のみに起こり、ゆっくりした加速の時はそれほどGはかからないのでしょうか? お暇な時で構いませんので解答よろしくお願いします」

みんなの回答

  • funflier
  • ベストアンサー率80% (375/467)
回答No.2

>Gは急激な加速の時のみに起こり、ゆっくりした加速の時はそれほどGは >かからないのでしょうか? その通りなのですが、文面からは少々勘違いされているのではないかと思う ところがあります。これは前後方向軸に対するイメージではありませんか? 確かに旅客機でも、飛行機が離陸する際には前への加速によって人間はシート 後方に押し付けられます。自動車の急激な加速でも同じです。しかし、航空機 で問題にする「G」は主にこのことではなく、上下軸に対しかかる加速度の事 を言っており、これが重力加速度を「1G」としたときの何倍かかっているか を言っています。 このGが問題になるのは急旋回であるとか、宙返りの時です。この場合はかかる Gというのは、その旋回半径によって決まります。例えば60度バンクをとって 水平旋回をすると「2G」であり、機体は2倍の揚力に対し、人間は重力が2倍 になったと同じ状況に対し耐えなくてはなりません。小さく回るとさらに大きな Gとなり、3~4Gといったことになります。 旅客機はこんな状況が発生する飛行もしませんし、強度的にも2.5Gまで耐え る設計です。これが曲技機や戦闘機となると人間が耐えうる限界のさらに上、 9~10G等という想定で設計されます。 確かにロケット発射では鉛直にまっすぐ急加速するので、前後方向に大きなGが かかります。しかし飛行機ではエンジンによる加速はレシプロでもジェットでも 瞬時に出来るものではなく、ジェットエンジンの方が吹き上がりにはタイムラグ があります。むしろ高速飛行していて姿勢を変更した際に発生する機体上下方向 の加速度のことを問題にしているのです。 参考サイトです。 http://www.masdf.com/crm/g.shtml

noname#161320
質問者

お礼

戦闘機のインメルマンターンやきりもみ飛行時には尋常ではない圧力が人間にかかると聞いたことがあります。加速よりも方向転換時の方がGがかかるんですね。詳しい解説ありがとうございました。

回答No.1

その通りです。この場合のGは物理用語では「慣性力」と呼ばれます。慣性力は加速度運動をしている物体の中で生じます。その大きさは加速度に比例します。 もっと詳しく言えば加速度 a(→)(ベクトルa)の物体の中にいる質量mの物体にかかる慣性力F(→)は F(→)=-m×a(→) となります。この式が言っているのは、 (1)慣性力は加速度の向きと逆向きに働く。(例えば車が急停止すると前向きに慣性力を受ける。加速度は後ろ向き、慣性力は前向き) (2)慣性力の大きさは加速度の大きさに比例。 (3)慣性力の大きさはそれを受ける物体の質量に比例。(つまり太った人ほど受ける慣性力が大きい。)

noname#161320
質問者

お礼

Gにもいろいろあるんですね・・・解答ありがとうございました

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