- ベストアンサー
数式の計算について
{r(d^2/dr^2)+(d/dr)}v(r)={△p/(lη)}r 左辺は (d/dr){r(dv/dr)}={△p/(lη)}r と変形できるとありましたが、この変形がわかりません。どなたか教えてください。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
これは、まず逆順に証明した方が簡単かもしれません。 (d/dr){r(dv/dr)} =r'(dv/dr) + r(dv/dr)' ←公式:(fg)' = f'g + fg'で(「'」はd/drと、rで微分の意味) =dr/dr(dv/dr) + r{d/dr(dv/dr)} ←「'」を、d/drに書き直して、 = dv/dr + rd^2v/dr^2 ← dr/dr=1で消える。 = (d/dr)v + r(d^2/dr^2)v ← dv/drを、(d/dr)vに書き換えて見やすくして、 = r(d^2/dr^2)v + (d/dr)v ← 求める証明の元の順序に入れ替えて、 = {r(d^2/dr^2) + (d/dr)}v ← 元の式にたどり着いた! こうして確認しておいて、何食わぬ顔をして(^^;)、逆順をちょっと細工して、以下のように書いておけばいいでしょう。 {r(d^2/dr^2) + (d/dr)}v = r(d^2/dr^2)v + (d/dr)v = (d/dr)v + r(d^2/dr^2)v = dv/dr + rd^2v/dr^2 = d/dr(r)(dv/dr) + r{d/dr(dv/dr)} = r'(dv/dr) + r(dv/dr)' ← ここらに「2関数の積の微分公式より」とか書いておく。 = (d/dr){r(dv/dr)}
その他の回答 (2)
P.S. 書き忘れです。 逆順でやってみましたが、二つの式が等しいと証明するときは、一方からだけでなく、双方を変形していくと、等しくできる方法が見つかることが、よくあります。 また、dr/drみたいな無駄な項が有用だったり、dy/dxを(dy/dt)(dt/dx)と無駄に長くすることも、よくあります。
- info22_
- ベストアンサー率67% (2650/3922)
単に積の微分公式 {fg}'=fg'+f'g を逆に用いただけでしょう。 fg'+f'g={fg}'…(★) 微分する変数はrでf=r,g=dv/drと置いてみると (★)の左辺=r(d/dr)(dv/dr)+1*dv/dr=r(d^2/dr^2)v+dv/dr={r(d^2/dr^2)+d/dr}v (★)の右辺=(d/dr)(rdv/dr) つまり(★)の左辺が(★)の右辺のように変形できる分けです。 お分りになりました?