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独学で簿記一級を勉強する際の費用・スケジュールと効率的な勉強方法
- 簿記一級を独学で勉強するには費用やスケジュールの面で考慮が必要です。商業簿記と工業簿記を平行して勉強することをおすすめしますが、一級の範囲が広いために忘れてしまう可能性もあります。
- 勉強時間は1日2〜3時間を確保できるとのことで、1年くらいの勉強で試験に合格するレベルになると考えられます。
- 効率的な勉強方法についてアドバイスを求めています。
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はじめまして。3級→2級→1級→税理士まで進んだものです ○簿記1級を勉強するには下記の特徴を把握しておくことが重要になります (1)商業簿記、会計学、工業簿記、原価計算の4科目がある (2)ボリュームが簿記2級の4倍ある。大体1600ページ位。 (3)会計学の中に理論問題が出題される。 ○結論から言うと、経済学部、経営学部、商業系など数字に触れ親しんでいる人だと6か月~1年、普通だと1~2年はかかると思います。個人差はありますが・・私の場合は情報系からの挑戦でしたが、1級から勉強の仕方に非常に苦労して1年超はかかりました。 ○勉強の仕方は個人により異なりますが、私の場合、下記の通りにしました。 参考になって頂ければ幸いです。 ○商業簿記 ・総合問題(決算整理前&後、連結、その他)による計算集計問題が出ます。 ・これは早い内から1日1題総合問題解くという習慣は身につけておいた方がいいと思います。 ・単元ごとの概要をある程度勉強したら、単元ごとの総合問題をといていくのがいいと思います。 ※1級になると会計処理が複雑、うざい文章もあるため慣れておく必要があると思います。 ○会計学 ・理論問題、個別問題などが出題されます。 ・理論問題は市販で売っている物だと試験歯が立たないと思います。 ・主に専門学校で売っている問題集で勉強した方が効率がいいと思います。 ・理論問題は量も多いため、勉強開始時に即勉強しておく必要があると思います。 ・個別問題については単元ごとに勉強していかないと解けないので、専門学校で売っている基礎テキスト→基礎問題→応用問題とか使って勉強していくといいと思います。 ○工業簿記 ・標準原価、総合原価、その他などの計算集計問題が出題されます。 ・これは問題を繰り返し解き続けて慣れろという事につきます。 ・専門学校で売っている基礎テキスト→基礎問題→応用問題とか使って勉強していくといいと思います。 ○原価計算 ・主に意思決定、その他の問題が出題されます。 ・意思決定は最初の問題が解けるかが勝敗を分けます。野球でいうと立ちあがりになります。 ※受験生の10割近くがこの意思決定で苦しんでます。私もですが(笑) ※私の中では税理士試験よりこの意思決定の方がトラウマで、この言葉だけは見たくないですね。 ※とはいえ、実務では意思決定は結構重要です。(笑) ・これは多くの問題を解いて、文章内容を経験していく事につきます。 ・文章内容を読むうえで、これは単元で出た~の~問題だよなを自分の頭の中でイメージしておくことが必要になると思います。 ・その上で、解答プロセスを体の芯にしみこむまで勉強するとよいでしょう。 ・専門学校で売っている基礎テキスト→基礎問題→応用問題とか使って勉強していくといいと思います。 ○上記の事を長々と述べてきましたが、これらをやる場合、遊ぶ時間はほぼないというつもりで勉強しなければいけません。 ○特に休み、祝日とか空いている場合、1~2時間では足りないので、できれば8時間近くは勉強は必要だと思います。 理由: 総合問題、個別問題、これまでの総復習とかをやるためです。私もかつて時間を計って問題解き、見直しをしましたが、1題だけで1時間近くOR1時間超えてかかることが本当にザラです。 ○独学で勉強する場合、勉強の仕方を専門学校の先生に相談する→専門学校のテキスト&問題集で必ず勉強する→分からない場合専門学校の先生に聞く→ある程度進んだら過去問を解く→分からない場合専門学校の先生に聞くという一連の流れでやった方が個人的にはいいのではと思います。 長文失礼しました(--)
お礼
ありがとうございます! 取っても実務にはあまり使わないと聞きますが、とって損はないと思い頑張ります!