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道具と用具の違い
道具と用具の違いに悩んでいます。 どう違うんですか。 意味を調べましたが違いが分かりません。 また、裁縫に使うはさみやまち針、針山やチャコは道具か用具かどちらですか。
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余り違いは無いですよ。 ほぼ同じ意味で用います。 「釣り道具」でも「釣り用具」でも、いずれも間違いではないでしょう。 ただ「道具」の語源は、仏教用語とされています。 概ね、仏教(仏道)に必要な用具が、「道具」と考えて下さい。 従い、道具と言う言葉は古い様です。 また、茶道など「道」が付けば、「茶道具」など、漏れなく「道具」と考えて良いと思います。 一方、用具は「〇〇(専)用」の道具、「〇〇に用いる」道具と考えれば良いでしょう。 こちらの方が現代風で、やや一般的で広範な意味で使えると思います。 仏教でも茶道でも、何かの教えを学んだり、それを極めようとするものですから、技術を習得し極めようとする職人の世界なども「大工道具」などと言うと言う考え方でどうでしょう? あるいは、単に昔から使われ存在する用具は、「〇〇道具」と言う言い方が古くから一般化・定着していますので、「道具」と言う方が一般的なだけかも知れません。 例えば、野球に心血を注ぎ、「その道」を極めようとしている選手に対しては、敬意を込めて野球道具と称し、そこまでの志は無い少年野球などでは「野球用具」で良いかと思います。 モチロン逆に言っても間違いとは言えませんが、語源的に考えれば、そういう使い分けもアリかと思います。 冒頭の「釣り」でも、名人が作った竿などは「釣り用具」と言うよりは、「釣り道具」と言う方が、なんとなくしっくり来ると思います。 「〇〇用具」と言うよりは、「〇〇道具」と言う方が、作者や使用者などに対し、求道者的な敬意を含んでいるニュアンスもあるのではないでしょうか? 「道具」の方が、やや格式が高いとか、歴史的重みがあるってことでしょう。
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- hakobulu
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のこぎりは大工道具で、大工用具とはおそらく言わないでしょう。 跳び箱は体操用具で、体操道具とはたぶん言いません。 このように、どちらも、何かをするために用いるものなわけですが、道具というのは、(あくまで主にですが)何かを加工する際に使うものという印象があります。 「裁縫○○」と総称したい場合には、なにかを直接的に加工するものが主であれば裁縫道具。 比較的少ない割合であれば裁縫用具。 裁縫という言葉が示すように「裁つ・縫う」という加工が主と考えて前者の表現がしっくりきます。 個別に言う場合には、 はさみやまち針は裁縫道具。 針山やチャコは裁縫用具。 とわたしは感じます。
お礼
ありがとうございました。 なんだかややこしいです。
- kine-ore
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「「用具」は、「道具」と同意で使われることが多い。主として、スポーツや学習に使うものを指す。[英]an instrument」(「使い方の分かる類語例解辞典」小学館) 学習用具として授業に使う場合は裁縫用具でしょうが、一般には「裁縫道具」が無難ではないでしょうか。 そこでの個別「器材」については、総称での「裁縫セット」の「備品」「用品」とか「装具」といった呼び方も可能でしょう。 何であれ、呼び方に迷ったときは「道具」が安全ですが、この場合は、中を取って「裁縫具」という呼び方もあります。
お礼
ありがとうございました。 ブログに書くのに悩んでいました。 道具が安全なのですね。 道具を使います。
お礼
ありがとうございます。 大変参考になります。 ブログには道具と書きます。