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アンモニアのデシケータ試験について
デシケーターにアンモニア水と試験片をいれて、蒸発したアンモニアガスに暴露させる試験がありますが、デシケータ内にアンモニアガスが充満したとき、デシケータのふたは内圧が上がって外れたりはしないのでしょうか? 試薬のアンモニア水などは開封するときにガスが発生し音がしたりしますので同様に注意したほうがいいのでしょうか? また、デシケータ自体耐圧容器ではないのでふたを固定したりすると破裂する危険性もあるのでしょうか?
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最終的にデシケーター内ではデシケーター内の空気中のアンモニアガスの圧力とアンモニア水中のアンモニア濃度の間には一定の平衡関係が成り立っています。デシケーター内の温度が高くなれば空気自体の膨張で圧が高くなることはあっても、アンモニア水中のアンモニアが無限に空気中に移ってデシケーター内の圧力が高くなることはありません。例えば二酸化炭素を含んだ水をデシケーターに入れておくと二酸化炭素が空気中に放出され内圧が高くなってしまうといったことは考えられませんね。 空気自体の膨張で多少内圧が高くなってもその程度は低くデシケーターの蓋が外れるいったことは温度が極端に高くなるといった場合は別として通常は考えられません。 デシケーターは通常は蓋の部分にワセリンなどを塗って気密性を高くして使用しますが、それ以上の考慮をすることは特にないでしょう。 試薬などではアンモニア水の濃度が高いためにそれと平衡状態にあるアンモニアガスの圧力も多少高めになっていますので開封時に多少のガスが放出されるのです。
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真空デシケータを用い、真空ポンプの代わりにビーチボールを付けておくと真夏でも安全です。 アンモニア水を直接嗅ぐと卒倒しますので、#1のお答えのようにドラフト内で扱って下さいね。
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アンモニア水 開封時はドラフト内で保護メガネ ゴム手袋着用 圧力逃がし弁の取り付け ドラフト内で試験する