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次の漢文作者を教えてください。
約25年前に、実家の家を建替えました。 その時に、母屋を解体したのですが、屋根裏から下記の漢文を書いた板が出てきました。 板の大きさは、たて1mくらい、幅15cmくらいの板に墨でかいてありました。 「躬行勤倹常以奢侈為戒以遊惰為敵」 意味は、漢和辞典等にて、解釈しました。 この漢文の出所を知りたいのです。 (実家は、古い家でした。茅葺の典型的な農家です) 申し訳ありませんが、上記の漢文の作者を教えてください。
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いわゆる世に知られた作品ではなさそうに感じます。 ご先祖のどなたかの作、または然るべき方が自作を贈呈されたなどかも。 というのは、 ・漢文に於いての “以~為~” は普通の文型で常用される(古典から現代まで)。よって、類似文例は山ほどある。 例えば唐の太宗の政治姿勢を評した一文です。 「唐太宗以隋亡为戒,以奢侈为戒,以节俭为师。作为一位皇帝,这种治国的态度还是难能可贵的」 ↓ 「唐太宗、隋の亡ぶを以て戒となし、奢侈を以て戒となし、節約を以て師となす。~以下略」 ・ネットの範囲ですが、当たってみても完全一致は見当たらない。中国古典文献にも見いだせない。 *何れにせよ、漢籍に通じ造詣のある知識層の方の作品でしょう。 *念のため、 「躬行勤倹常以奢侈為戒以遊惰為敵」 「きゅうこうきんけんをつねとし しゃしをもってかいとなし ゆうだをもっててきとなす」