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インフレーション宇宙論

インフレーション宇宙論とはどういった論なんですか?

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  • ruehas
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回答No.2

こんにちは。 「インフレーション宇宙モデル」というのは「大統一理論」を基にした宇宙の始まりを表すモデルです。 宇宙はビッグバンという大爆発から膨張を始めたとされています。この理論は、後に宇宙輻射ななどの裏付けの発見によって、現在多くの指示を受けています。どうしてビックバンなどというアイディアが産まれたかと言えば、現在宇宙が外に向って(宇宙に外ってあるのかな?)膨張しているという観測結果があるからですね。 膨張する宇宙の始まりを突き詰めて行くと、宇宙はどんどん小さくなり、物質やエネルギーの密度が高くなるので、量子論を導入しなければ力学的な説明が付けられなくなります。宇宙や物質を形造る基本的な四つの力は「電磁気力」「強い力」「弱い力」「重力」ですが、このような状態になりますと、それぞれを区別することができなくなります。そこで、まず重力を除く三つに就いて力の統一を説明するモデルを作ろうという試みが「大統一理論」です。 そして、この大統一理論に基づいて超高温、超高密度のビッグバン状態を説明しようとすると、どうやら、宇宙の始まりであるはずのビッグバンの前に「時間のインフレ」が起きなければならないことになってしまったのだそうです。 これによりますと、ビッグバンが起こったのは宇宙誕生の10^―34秒後ということになっています。宇宙の膨張する速度が一定であるとするならば、ビッグバンは宇宙誕生そのものです。ですが、万有引力に対して宇宙が膨張する力を斥力としますと、膨張速度に対して、どうしてもそのふたつの釣り合いが取れなくなってしまいます。この不均衡を補正しようとするならば、宇宙は大爆発の前に一度、それよりも遥かに急激な膨張を起こさなければなりません。10^―34という時間の中でこのような急激な膨張が起きると、宇宙の温度は華氏0度まで下がってしまいます。物凄い話ですよね。 とはいえ、華氏0度で、どうやってビッグバンに火を点けるのでしょうか。これを爆発させようとすると、この間の時間は指数関数で表されることになりるのだそうです(どうしてかと聞かれても、それは私には説明できません、ゴメンナサイ)。そして、この時間の増大が諸物価の高騰に似ているので「インフレーション宇宙」と呼ばれています。 順番を書きますと、 宇宙誕生 インフレーション(10^―36秒後) ビッグバン(10^―34秒後) ということで、この仮説はインフレーションの必要性を唱える複数の学者の指摘から産まれ、宇宙の始まりはビッグバンではなかったという発表は、当時、大変センセーショナルなものだったようです。 このように、ただでさえ神秘的な宇宙の誕生が、また更にややこしくなってしまいました。それでは、インフレーションの前にはいったい何があったのでしょうか? 私が読んだ本には、宇宙は特異点のないどろどろの量子状態ではなかったかと書いてありました。そこでは、時空の産まれる力と消滅する力が釣り合っていて、時空は産まれるならば消滅しなければならず、消滅したならば産まれなければならないという「どっちてもない状態」だったらしいです。では、そんな所からいったい何の拍子で宇宙は産まれて来たんでしょうかねえ。とにもかくにも、何とも不思議な話です。

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  • tkr1977
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回答No.1

こんにちには。 どのようなレベルでお話すればいいのか分からないのですが、岡山県美星町の天文台サイトを紹介します。 「インフレーション宇宙論」で検索したらたくさんかかりましたよ。それらを参考にして見てください。 具体的な疑問がわいてくると思います。 http://www.town.bisei.okayama.jp/stardb/gal/data/gal0134.html http://www.town.bisei.okayama.jp/stardb/gal/data/gal0135.html http://www.town.bisei.okayama.jp/stardb/gal/data/gal0136.html

happy-go-lucky
質問者

お礼

アリガトウゴザイマシタ。その天文台は、マニアのあいだでは有名なんですか?

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