重力が意志なら 社会の時空間は意志関係で歪むのか
1. ここはすべて タトエと想像の問題です。
2. ちなみにタトエではない問いとして 重力が空間のユガミだと言うとき 時間はどのようになっているのですか?
3. 重力が仮りに人間の意志だとすると 社会という時空間は 人間の意志行為が錯綜して形作られており そのときユガミを生じている。と言えるか?
4. シガラミによる制約――あるいは分かりやすく言えば 社会力学じょう有力な勢力による脅しによって行動の自由が制約されること―― これが ユガミか?
5. 重力があるということは 一義的に空間にユガミが生じるということであるとすれば 社会力学じょうも 人間関係の時空間におけるユガミは 人間に意志がはたらくからには 避け得ない経験則であるのか?
6. これは 自由意志の存在を明かしているだろうか?
7. なぜなら 《オドシ》というような意志を たとえ必然的な成り行きだと見るとしても それでよいとは誰も思っていない。オドシなる意志行為がよいとは誰も考えていない。――というような思弁としてだけだとしてもの意志自由が 人間にはもともと自然本性においてそなわっている。と言えるか?
8. ということは 人間の意志には 好ましい(または中立の)内容としてのハタラキと好ましくないオドシとしてのハタラキとがあると帰結しうるか?
9. オドシなる意志を発揮するのも 自由意志としての意志行為ということか?
10. 重力は 中立か? それとも 初めから世界が決定されていてその中で重力も 決定されているチカラであるに過ぎないのか?