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玄米と五分つき米と精白米の違いを教えて!
玄米と五分つき米と精白米の違いについて詳しく教えて下さい!
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精米重量の玄米重量に対する割合を精米歩合(搗精歩留り)と言い、パーセントであらわします。 玄米の組織構造は、外側から外糠層(果皮・種皮)、内糠層(糊粉層)、澱粉層となっており、 果皮から糊粉層までの「糠層」は重量比で玄米100%に対し5~6%、そこに胚芽2~3%を足した、 約8%がいわゆる「糠」ということになります。 なので、理論上は精米歩合92%のものが、精白米(精米)となりますが、 実際は、糠だけを完全に除去できるわけではないため、精米歩合91%のものを「精米」と しているようです。(食糧庁の需給上の精米換算率を91%としている) ただし、実際に売られている精白米は、約90%(中には、88%のものも)のようです。 五分搗き米とは、玄米から糠が除かれる程度が、完全精米の100%に対して50%に相当するもので、 計算上の歩留りは糠8%×50%=4%となり、 精米歩合は100%-4%=96%となります。 よって、精米歩合約96%のものを、五分搗き米と言うようです。 ただし、搗精の程度を厳密に判定しているわけではなく、 あくまで搗精後の重量比で見ているものです。 ちなみに、五訂(現在最新)の食品成分表では、 半つき米 歩留り95~96% 七分つき米 93~94% 精白米 90~92% となっていますよ。 五分つき米は、ビタミンB1も多く、見直されています。
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ちょっと余談ですが、玄米は普通の炊飯器ではなかなか美味しく炊けませんが、5分搗きのお米は白米より水の量をちょっと多めにするだけで炊飯器で簡単に炊けて、かつ玄米っぽい味わいで美味しいですよ。残留農薬等の心配からか、有機栽培や減農薬の種類が売られている事が多いです。
- mashigoshi
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普通の精白米は、90~88%まで精米したもの。ここでぬか層や胚芽がとれる。 五分つきは、95%まで精米したもの。胚芽は残る米も出てくる。 玄米は、モミを取っただけのもの。
補足
すみません、私も学校の方でヌカ層を50%取り除いた物と習ったのですが、どう違うのですか?
玄米は、米のもみがらを取り去っただけの、精白していない米。 五分つき米は、玄米のぬか層を50%取り除いたもの。 精白米は、玄米からぬかや胚芽を取り除いたもの。 栄養素は玄米に一番多く含まれています。
お礼
詳しいご説明どうもありがとうございました!謎も解けてこれで一安心です。お米って奥が深いんですね~^^