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小説を書くのが得意な方、アドバイスお願いします
見てくださってありがとうございます。高3の者です。 国語の宿題で小説を書こうというものがありまして、物語を考えるところでとても苦戦しています。 テーマがありまして、そのテーマは「自分が昔後悔して、どのように乗り越えたか」です。 そのテーマをもとに、人物を変えたり対象(私が↓で考えたテーマの場合「勉強」ではなく「部活」とか。) を変えたりしてフィクションの小説を書いていくというものです。 それで、私は 中学の頃、考査だろうが受験だろうがちゃんと勉強したことがなかったが 今では友達に教えてもらったり、考査前は勉強会を開いて前よりはちゃんと勉強するようになった。 ・・・というテーマにしました。 が、友達に手伝ってもらいなんとなく物語は考えたのですが先生に ひねりがない、これじゃあ作文に台詞を足したものになってしまう と言われてしまいました。 (簡単に説明すると、主人公は塾に行っているのにいつも遊んでばかりに見える友人の方が テストの点がよくて嫉妬するがその友人に勉強方法が間違っていると指摘され、改善していく・・・という感じです;) そもそもテーマが考えにくいものなのでしょうか? 慣れていないのもあっていいものが思いつきません・・・。 よければアドバイスお願いします。
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- Ishiwara
- ベストアンサー率24% (462/1914)
テーマは悪くないですよ。 しかし、作文力を磨かなくては。 「昔後悔して乗り越えた」という表現だけで、「その先を読んでみたい」という“引力”を感じません。 おそらく先生は、99%の作文を「給料をもらうために仕方がない」と、苦痛に耐えながら読んでいます。もし「その先を読んでみたい」と僅かでも思わせることができれば、それだけでメダルものです。 一流の作家は、冒頭から問題を提起します。そして読者に「いっしょに考えてみよう」という気を起こさせます。早い話が、ミステリー小説なんかそうですよね。誰かが殺される。読者は、ヒトがこんな方法で殺されるってことがあるのだろうか?と考え、まんまと作者の手に乗ってくるのです。しかし、学校の宿題じゃ、そんな大それたものは書けません。しかし、先生が「この先も読んでみたい」と思えば大成功なのです。 例えば「ぼくはA君よりは長時間勉強していると思っている。ここだけの話だが、彼より素質だって劣っていないという自信はる。それなのに、いつもテストの成績では後塵を拝するのだ。いったいなぜだろう。」と書き出せば、読者は「フムフム」と思い、うまく行けば「一緒に問題を考えてやってもいい」という気になってくれるかもしれません。「ここだけの話」が殺し文句で、このように、知らず知らずのうちに、相手を自分の領土内に引きずりこんでくるのが、文章書きのテクニックというものです。 まあ、いろいろ研究してみてください。
- momiyaan
- ベストアンサー率33% (2/6)
その先生に言わせれば、作文に台詞を足したものは小説として認めないという事よね。 だからとりあえず、設定とか変えずに、文体だけを変えればいいと思う。 作文に多用される、”私は・・・思った。””僕は~した”等の一人称は当然使っちゃだめ。 また、小説全般は情景描写を細かく書かれる傾向にあるから、それを真似ればいいと思う。 映画を見る様に絵の中の状況を文字に書き出してみると、らしくなると思う。 例えば ーーーーーーーーーーーーー 正午過ぎの昼下がり、常雄は、いつもの様に弁護士事務所を出た。10月に入ったとはいえ、まだ、夏の暑さが残りセミが鳴いている。エアコンのきいた事務所から出た途端に汗が噴出し、その汗を拭いながら通りへと歩きだした。 北に100m程歩いたところで大きな雑居ビルの通りに出た。渋谷通りである。男女のカップルやナンパ待ちの女の子、その他多様な目的の人々が右往左往している間を抜ける。 途中、常雄は、ふと誰かの視線を感じた。視線の感じた方向に目をやるが居るのは、ありふれた人ごみであり彼は気のせいだと思うようにした。 常雄の目的地は、この人ゴミを抜けなければならない。100m程この人ゴミを抜けて真っ直ぐ進むと巨大なビルディングが、いくつも、そびえ立つ。このビルに常雄のクライアント、いわば打ち合わせをする顧客が居る。 ーーーーーーーーーーーーーーー という感じで文章を書いてみるといい。 だが、読んでみて思うだろうが、とても退屈な内容だろう。 でも、有名小説の文章は、だいたいこんな感じである。。 つまり、情景描写を細かく書いてれば、それ自体が面白くなくても、小説らしく評価できるという訳である。 まあ、とりあえず書いてみろ。
- izumi044
- ベストアンサー率36% (1333/3623)
こんばんは。 とても単純なことなのですが「嫉妬」している人間に「間違っている」と言われて、素直に聞く耳をもてるのかな~と思うのですが、いかがでしょうか。 嫉妬してる時って、心の中で相手に憧れる気持ちはあっても、どこかで「認めたくない」ものなんだと思います。 そんな人間に「間違ってる」と言われて、素直に聞けますか? おそらく「面白くない」とか「お前にだけは言われたくない」って気持ちが出てくると思います。 それでも、その友人Aに勉強を教えてもらわなければならないとしたら……結構な屈辱だと思うのですが、ご自分ならどう感じますか? もし、屈辱だと思ったなら、その気持ちを押しとどめてでも教えてもらう理由が必要になります。 ※親同士が仲がよく、たまたま両親が旅行に行くことになり友人A宅に泊まることになる。そして、家行くと実はボロボロに汚れた参考書の山があった……とか。 ※実は友人Aには兄がおり、家では兄しか認めてもらえずに悩んでいるが、人には知られたくないと強がってチャラチャラしていた……とか。 ありきたりな展開ですが、こういったエピソードは必要になると思います。 また別の角度から見てみると。 「勉強方法が間違ってる」と突然いわれるのも「なぜ?」と思いますよね。(主人公が質問したなら別ですが) 実は、友人Aが好きな子が主人公を好きで勝手にライバル視しており、主人公のやることなすことが気になって仕方がなかったからとか。 (この場合は、お互いの存在に嫉妬していたという展開ですね) 彼女にフラれて逆恨み。友人Aにだけは負けたくないと、友人Bに勉強を教わって自信も彼女も取り戻すとかね。 「嫉妬」を乗り越えるために必要なものとは、一体何か。 恋か友情か、自信か。 ここら辺りを考えてみるといいのではないでしょうか。
いやだなぁ、漫画とかみないですか、ラノベとか、ゲームとか。 最近はゲームと言うとアドベンチャーかロールプレインクが多いから、それみんなお話でしょう? じゃ、学園ラブストーリーで行きましょう。 大筋でこんなのはどうでしょう。 高校の入学式の日、桜の花の下で幼馴染でずっと同じ学校だった女の子に告白された、というのを話の始まりにしましょう。 その女の子は、メガネっ娘で全然かわいくないことにしましょうね。 そのときはふったものの、実は主人公の男の子も憎からず思っていたのです。 突然だったし、恋人のことなんか考えたこともなかったので、とっさにふって、ずっと"後悔"してます。 ここまではいわばプロローグ。話の本題は、3年の秋ごろにしましょうか。 文化祭でなんかエピソードつくりますかね。 かわいくないから男子生徒の注目はあびないけど、主人公から見て心温まるそういう場面を設定し、そこで主人公の後悔が頂点に達することにします。 枚数が多いなら、その後にライバルを登場させてもいいでしょう。 「お前だけに言うけど、あの娘、地味に雰囲気良くて、俺好きなんだ」というようなことをいう友人を登場させて、主人公に十分悩んでもらうのはいいとおもいます。 受験の結果、彼女と主人公は別の学校に進むことになります。 ここで主人公は、彼女に対して二度と後悔の気持ちを持ちたくありません。 卒業式の後に呼び出して、彼女に自分の気持ちを打ち明けます。 「3年ずっと後悔してたんだ。これから会う機会がないのはすごく残念だ。もう、全然遅いかもしれないけど、俺、君のことが好きだ」なんてね。 で、彼女もずっと主人公のことを思い続けていたことをしり、ハッピーエンド。 ここで、彼女の眼鏡を外す場面を作りましょう。何かが飛んできて眼鏡が飛んだでもいいし、キスすることにして主人公が眼鏡を外しあげてもいいです。 眼鏡を外したら、そこには光り輝くばかりの美人の恋人がいた、というのがオチ。 そういう後悔じゃだめですかね。 あるいは、スポ根風のストーリーも作りやすいかな。あなたの書いたと言うストーリはスポ根風にアレンジできると思います。 あなたが書いたことしかわかりませんが、私が思うにストーリーに起伏がないです。 まずは、勉強しないことによって起こった悲劇的エピソードがなければだめです。No1の方の書かれた、0点とって女の子に見られた、というようなエピソードです。 どうせ作り話なのですから、荒唐無稽でもいいんです。0点とって、全寮制スバルタ学習塾におくりこまれたとかね。名前は「戸塚スクール」とかそんなのがいいでしょう。あなたは知らなくても、多分先生はこのパロディが分かります。 そこから出てきて、各種予備校の模試荒らしとして(トップをとりまくる)悪名高い存在になりますが、いつもあの0点を取ったときの些細な失敗の後悔が頭を離れません・・・とかね。
- DESTROY11
- ベストアンサー率23% (805/3491)
キモは「現実を下敷きに小説を書く」のですから、現実で感じたこと思ったことをそのまま書く必要は無いのです。 極端に言えば「ウソ」を書いていいのです。 となれば、簡単な話で現実と逆の内容を書けばいいのです。 「中学の頃、考査だろうが受験だろうがちゃんと勉強したことがなかったが 今では友達に教えてもらったり、考査前は勉強会を開いて前よりはちゃんと勉強するようになった。」 これを反転させれば、友達に教えてもらったけど全然分からず嫉妬の塊になってしまい、友人を殺してしまおうとした。とか、 ファンタジーを組み込んで、勉強中に悪魔が来て「願いをかなえてやろう」と誘ってきたとか。 とにかく「ウソ」を書けばいいのですよ。小説ですもの。
- siuamso
- ベストアンサー率27% (10/37)
なんでもいいんじゃない? 嫉妬ついで友人のパンツをクンカクンカしてたら、友人にバレてしまって大変になるとか。 友人も同じくゲイだといういう事が判るとか、とりあえず自分のペースで思いつく事を書けばいいと。
「小説を書くのが得意」というわけではないですが、気になったので…。 高校の宿題にしてはずいぶんハードルが高いですね(苦笑)。 まず「後悔したけど乗り越えた」というテーマに「勉強」というのは、そこですでにひねりがないと思いました。高校生が書く小説のテーマとしては、一番ありきたりで、読者が興味を持たないのでは?と思います。先生が「ひねりがない」と仰ったのも、「読者の視点」がなかったからではないでしょうか?自分で書こうと思う小説を、自分で読んでみたいと思いますか? 個人的な好みも入ってきますが、友情とか恋愛とか家族とかをテーマにした方が書きやすい気がします。 でも、今さらテーマを変えるわけにいかないということであれば…。 勉強しなかった人が勉強するようになった、そのきっかけや理由をもう少しドラマチックにする必要があると思います。遊んでばかりだと思っていた友達の好結果に嫉妬して、その人に指摘されて改善…では、確かにただの日記みたいな内容ではないかと想像してしまいます。 もし私がこの内容で小説を書きなさいと言われたら… 主人公は中学の初めころまでは、あまり勉強しなくてもそこそこの点数を取れていた。 でも、高校受験に失敗し、志望校ではない学校に行くことになった。 入った高校自体が気に入らず、さらに勉強をしなくなり、成績もどんどん悪くなり、親も心配するようになった。 そんな時恋をして、その相手と同じ大学に進学したいと思うようになった。 でも急に勉強をしようと思っても、今までちゃんとしていなかったのでやり方すら分からず悩む。 仲のいい友達はチャラチャラして、いつも一緒に遊んでいるのに、なぜか成績がいい。でも、相談するのも恥ずかしい。 その友達が、実は恋のライバルで、好きな人の一言(例えばその人が「頭のいい人が好き」と言っていたのを偶然耳にするなど)で、勉強をやる気になり、勇気を出して友人に相談する。 そこで友人がアドバイスをしてくれて、ようやく勉強の仕方が分かるようになる。 って感じでしょうか。 このストーリーなら、最後は二人ともフラれることにするでしょうね、私なら。 大切なのは、なぜ勉強を頑張ろうと思うようになったかです。起承転結の「転」の部分ですね。高校生が勉強するとかしないとか「起」と「承」の部分は、正直言って面白くするのが難しいテーマです。だからこそ「転」を印象的にする必要があると思います。 好きな人がきっかけじゃなくても、例えば何か夢ができたとか、家庭の事情とか、他にいくらでも考えられると思います。 例:<夢>「はやぶさ」の映画を見て、宇宙開発に興味を持った。外国のニュース(去年なら中東のジャスミン革命など)を見て、ジャーナリストになりたいとか、外国語や歴史を勉強したいと思うようになったなど。 <家族>家族の誰かが難病になり、薬学や医学系への進学を考えるようになった。両親の若い頃の経験を知り、同じような道に進もうと思った。 字数や枚数の制限があるかどうかによっても違いますが、とにかくエピソードを可能な限り増やした方がいいと思います。最初に書いて字数が足りない(制限を超える)くらいの方がいいです。削る作業は、後から意図的にできますが、後から足すのって難しいので。 参考になるかどうか分かりませんが、とにかく「読者」の存在を意識して、頑張ってください。
>自分が昔後悔して、どのように乗り越えたか フィクションですから、大胆に自分が夢想していることを、大きな起伏で書けばいいです。あなたのは地味すぎます。いかにもありそうなことを綴っただけのようです。 貴方のテーマを起承転結で並べてみます。 勉強ができなかった 起 0点をとってしまった 承 好きな同級の女生徒 A にそれを見られた 転 一念発起して勉強ができるようになった。 結 これくらいのドラマチックな起伏がある方がいいのです。 A とそれがきっかけで仲良くなり、勉強のコツを教えてもらった、とか、 ありえないすじを説得力があるように書くのがいいのです。 それが面白い小説なのです。 がんばってください。 転 と結 の間が、貴方の腕の見せ所です。
お礼
返事が遅くなってしまい、申し訳ないです。 たくさんのアドバイスありがとうございました。 一人一人返せなくてすみません。 みなさんのアドバイスを参考に、なんとか小説を書き上げることができました。 枚数が少し多くなってしましましたが、 結構みんなから良い評価を頂くことができました。 (国語の時間に読み合いっこしました) 大変でしたが良い経験になりました。 あと、これからはもう少し本を読もうと思いました^^; アドバイス、本当にありがとうございました。