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日本企業の国内空洞化とEPA、TPPの関係について
直接的に被災した各社と間接的に被災した各社が国内に生産拠点或は拠点を移すことで、空洞化が懸念される。そこでEPAとTPPの締結により復興或は改善策になるだろうか?そこのところを詳しく説明していただきたい。
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「被災」が東日本大震災のことをさすのであれば、空洞化というのは国内企業が事業所や生産拠点を海外に移転するために起こることでは?一方、EPAやTPPというのは参加国同士が条約を締結してお互いにヒト・モノ・サービスの流通をより自由に活発にしましょうという取り組みです。直接的な復興のためなら公共事業も含めて超・大規模な内需拡大が必要ですが、海外との取り引きが活発になるだけでは一部のメーカーや輸出入業者の業績が上向くだけで国内市場だけを相手にしたビジネスはいずれ衰退する一方でしょう。ただ関税の撤廃や輸出手続きの簡素化は付加価値の高い製品や商品、サービスを海外市場へ向けて提供しようという企業にとっては大きなビジネスチャンスになりますよね。