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為替は1ドル何円なら適正なのか?
お世話になります。 為替は1ドル何円なら適正なのでしょうか? 「んなこと言ったって、変動相場制なんだから昔みたいに1ドル360円で決まり、ってわけにはイカンよ。 お前、バカか?」 と言わないでください。変動相場制なのは知っています。 円高で輸出産業が苦境に立たされ、大規模製造業から中規模製造業まで、アジア各国に生産拠点を移してしまい、国内の町工場、零細製造業が死滅しかけて産業の空洞化、という悪循環を断ち切り、従来のように国内産業が活況を取り戻すためには、1ドル何円が適正でしょうか?
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- gooid_send
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ああだコウだといくらでも理由はつけられますが、実際には適正なんてものは存在しないのです。 だから変動相場制度で売買されて価格決定がされているのです。 国を挙げて市場経済を信奉しその国民であるいじょう、現在の価格こそ適正でありその結果がすべてなのです。
- phj
- ベストアンサー率52% (2344/4489)
少し濃い話をします。 最近東南アジアに出かける機会があり、タイヤシンガポール・台湾などを回ってきました。 シンガポールの物価はそれほど日本と変わらない印象があり、タイや台湾では日本円の強さを実感しました。 タイを例に取ると、日本の貨幣価値の1/3ぐらいの感覚でした。 ここで為替の話に戻るのですが、ちょっと前まで$1=75円ぐらいでした。これが倍の$1=150円ぐらいになると、日本の企業はものすごく儲かるようになり、このレートが5年程度続けばかなり好景気になるといえます。 さらに三倍になると$1=210円ぐらいですから、ちょうど高度成長期のオイルショック直前ぐらいの貿易黒字も夢ではなくなり、外国に出て行った日本企業もまた国内生産に戻り国内の中小企業も仕事がたくさん入ってくるだろうと想像できます。 ところが$1=210円になるということは、対ドルで見たときに現在のタイバーツと同じ水準になるということでもあるわけです。 もちろん日本とタイを比べればインフラの質や量などがまったく違うので、単純に経済比較することは難しいですし、人口や教育レベル、安全保障などを考えてもかなり比較が難しいといえます。 しかし、210円になれば間違いなく国内産業は活況になると言えるのに、そこを望む人はあまりいないのが現状です。 それはなぜかというと、エネルギー資源の輸入や海外旅行、海外ブランド品や食材などの輸入に悪影響を及ぼすことを心配しているからでしょう。 単純に(実際にはそうなりませんが)ドルレートで3倍の円安になれば、ガソリン1Lが450円ぐらいになってもおかしくないからです。 こう考えたときに「適正」と考えられる基準が明確になるといえます。その基準は ・現在の生活レベルをそれほど落とさない物価水準を維持できること ・国内産業を維持しながら貿易黒字を達成できること です。この二つはなかなか両立するのが難しいといえます。 現在の生活レベルを落とさないという考え方で言えば、この10年ぐらいの為替相場の最大の円安が160円後半、最大の円高が75円台ですから、中間どころは120円ぐらいのところに来るといえます。 ですから目安としては120円を目指したい、というところでしょう。 しかし実際にはこれでは不十分です。なぜなら産業空洞化自体は1990年代には始まっており、2000年代に顕著になってきているからです。 つまり2000年代の平均的な為替レート120円では空洞化は止められないし、むしろ空洞化の原因は円高以外の要因が大きいといえるのではないでしょうか。 円高以外の要因を挙げてみると ・高い法人税 ・必要以上に厳しい規制 ・貿易自由化への参入の遅れ ・高い人件費とそれを維持する雇用規正法 ・高いインフラコスト(特に物流コスト) 実際に途上国であるベトナムやミャンマーに工場を建設するとなると、港の整備や道路、水道などのインフラ整備、さらには停電しない電力システムまで企業が投資して整備することもあるわけですから、全部整っている日本から逃げて、最初から作ってまで海外で生産するというのは、円高だけでは説明がつかないのです。 ということで長くなりましたが、 >為替は1ドル何円なら適正なのか? という答えには「120円」ただしそれでも産業空洞化は進む、という感じだと思いますし、$1=210になってもすぐには好景気にならないし、生活はものすごく苦しくなる、というのが本当のところだと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 120円ぐらいなんですね
- potatorooms
- ベストアンサー率28% (3506/12498)
たぶん、80円くらいです。日本のデフォルトが見えない限り、貿易収支がイーブンになるように市場は動きます。 そのうえで、日本には過去の貿易黒字が累積していますから、投資バランスがつかないうちは、より円安に振れます。 反動を恐れず、自民党がかつてやったような強引な円安誘導をやって、100円に届くかと。 夢を追いかけないなら、こんな感じでは?
お礼
ご回答ありがとうございます。 では、今、ちょうどいいんですね。
- nekonynan
- ベストアンサー率31% (1565/4897)
そのようなのを見るために実効為替レートと言われるし指数があります。 http://www.forexchannel.net/forex/rates/jikkou_kawase_rate.htm http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/5072.html http://www.boj.or.jp/statistics/market/forex/jikko/index.htm/#p02 従来のように国内産業が活況を取り戻すためには、1ドル何円が適正でしょうか? これについては韓国を例に取ると判り安いかと思います。韓国は余りに通貨が安くなり過ぎた為にある問題が生じています。国民所得は日本の半分程度、物価は通貨安のお陰で日本と同じ程度です。輸出は通貨安を背景に絶好調ですが、ウオンが安うすぎてドルが手に入り難く通貨危機寸前で回避しか経緯があります。日本がドルを貸して上げたの危機を乗り切った。 すなわち、余りに安う過ぎると問題があるのでほど良い所となります。1ドルが120円になればガソリンは200円程度に上がります。ここまで上げれ物価が大幅に上がりますので120円では行き過ぎに成るか思います。 我々の国内物価を無視して韓国見たいにすれば160円すれば国内物価が大幅に上がりますが、輸出産業は活気に溢れますが、外食産業などは壊滅、運送業は淘汰されるでしょうね・・・ 実効為替レートレートから見ると1~2割程度円安で100円程度までが心地よい環境となるかと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。
- dolphin1016
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米国で1ドルで購入できるものが、実際には日本でいくらで購入できるかということを平均化してみるとなんとなく感覚がわかるかとおもいます。 食料品(外食も含む)に関しては、1ドル=180円程度が適切かと思われます。 電気製品、自動車に関しては、1ドル=120円という感じがあります。 住宅を基準にすると、1ドル=250円という感覚です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 対象となる品物によってちがうのですね。
お礼
なにもそんなに 怒らないでもいいのに。