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許渾の唐詩
許渾の詩「鶴林寺中秋翫月詩」「輪彩漸移金殿外」について、お分かりになる方、何でもいいので教えて下さい。 どうか宜しくお願いします。
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鶴林寺の中より秋に月を翫(もてあそ)ぶ詩 鶴林寺という寺の中から秋に月見をしている詩 「翫」は「もてあそぶ」、または「めでる」という意味です。 前後がよく分からないのでこの一句だけを解釈しますと、 輪彩 漸(ようや)く移る 金殿の外 金殿の外では、月がゆっくりと移っていく 「輪彩」とは、月を、言葉を変えて表現していると思われます。 「金殿」とは、美しい宮殿という意味ですが、これが鶴林寺を指すのか、 あるいは、そこから見える宮殿を指すのかは、ちょっと分かりません。 また金は、五行説では、方角は西、季節は秋を指します。 おそらくその意味も含んで「金殿」という語を使ったと考えられます。 とりあえず、簡単に解釈するとこのようになりますね。