- 締切済み
発達心理学「ハイハイと言葉の関係」
今日、上の子の育児相談に行きました。 そこでカウンセラーである発達心理学がご専門という大学の先生が、 下の子(この子は相談とは無関係)のハイハイを見て、 「これはハイハイではない。ちゃんとしたハイハイを教えないと言葉が遅くなる」と言われました。 なぜ、運動機能であるハイハイと、知的活動の1つである言葉(しかもそれが、言葉を理解する能力とかいった広い意味ではなく表面に出るかどうかというだけの「早い遅い」)が関係するのでしょうか。 教えてください。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
noname#5915
回答No.1
一応大学院で発達心理学を勉強し、今は心理職として勤務している者です。 >言葉を理解する能力とかいった広い意味ではなく表面に出るかどうかというだけの「早い遅い」 の件ですが、その先生がおっしゃったのは、勿論そういう広い意味も含めた、言葉の発達のことだと思います。 その先生の論理を私なりに推論すると、 運動機能をよく使うと脳が活性化します。また、子供は動けるようになると格段に世界が広がり、それが知的刺激となって言葉の発達を促します。 動ける世界が狭いと全般的に発達が遅くなります。たぶんそういう根拠からではないでしょうか。 でも私は「ちゃんとしたハイハイを教えないと言葉が遅くなる」とは必ずしも思いません。言葉の発達に一番大切なのは人との関係、人との対話であると思います。 できるだけたくさんの世界を見せてあげて、たくさん話しかけてあげてください。(でもテレビは一方方向なのでよくないです。話すときは必ず双方向にということが大事です。) そうすれば大丈夫だと思いますよ。
お礼
回答ありがとうございます! 実は私も発達ではありませんが、心理を学び、関連した職についています。 whitecaさんのおっしゃることはとても納得できました! でも、その先生がおっしゃったのは、「広い意味」ではないのです。 というのは、ハイハイがおかしいといわれたときに、「でも上の子もそうだったし心配していません」と答えたんですね(事実そうです)。そうすると「だったら遅かったでしょう」といわれました。たしかに遅いといえば遅かった。ただそれは自ら発するというアウトプットが遅かっただけで(それも周囲よりせいぜい1・2ヶ月程度)、インプットはもちろん、理解する能力とか言葉以外で伝える能力(身振り手振り、カードやおもちゃを使って)は、どちらかといえば進んでいるくらいでした。しかもしゃべりだしたら、次から次へ言葉が出てきて、やっぱり全部インプットされていたんだなぁと再確認することが多々あります。その現在2歳半の上の子(ですからまだ発達途中でその発達具合も把握できる状態)を目の前に言うのですからやはり、ただ「口から言葉が発せられる時期」という狭い意味での「早い遅い」だと思います。 そして、ハイハイも動かないわけではないのです。 ピョンピョンとはねるというか、要はオムツのCMにあるような典型的ハイハイではないというだけで、自由にどこでも進んでいける状態です。 whitecaさんのおっしゃる理論なら本当に納得できるのですが、どうもその先生のおっしゃることが納得できないのです。