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洋書の読み方
英語の小説や新聞やタイムなどの題材で、 最終的には内容をほとんど理解できるくらいまでにしたいのですが、 どのような読み方が良いでしょうか? あらすじを理解できれば十分ではなく、細部までの理解です。 題材は、 古典だとか詩だとか哲学などの難解な物や、 海外に住んでないとわからないようなネタは除いて、 大衆小説などの一般的な内容についてです。 わからない箇所がある都度、単語や慣用句を調べるべきでしょうか? または、 あらすじだけ理解する程度で、次の本に移るやり方で多読すれば、 いつかは細部まで理解できるようになるのでしょうか?
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洋画や、英語の(アメリカやイギリスで製作された)テレビドラマをごらんになりますか?警察物がお好きだとか、サイエンスフィクションがお好きだとか、スパイ物がお好きだとか、いろいろあると思います。(一応、男性だと仮定しています。) 例えば警察ものですとワシントンDCに住むAlex Crossが主人公の推理小説をJames Pattersonという人が書いています。最初の1~2冊は背景が判らないので時間がかかるのですが、三冊目辺りから、家族も友人も非常に親しいものになりますので、極めて楽に読んでゆけます。 http://www.amazon.com/s/ref=nb_sb_ss_i_1_15?url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=james+patterson+alex+cross+series+in+order&sprefix=James+Patterson サイコキラーとプロファイラーの一対一の対決、といった感じです。アレックス。クロスは、次の犠牲者が出る前に、犯人を特定しなくてはならないし、家族を人質にとられたりして、いつも苦しい立場です。 最近のベストセラーでは、下記のステイグ・ラーソンの”ドラゴン・タットゥー”が映画になります。 http://www.amazon.com/Stieg-Larssons-Millennium-Trilogy-Deluxe/dp/0307595579/ref=ntt_at_ep_dpi_3 映画を見てから、だいたいイメージを固めて、読み始めるのも、判りやすいかもしれませんが、映画はたいてい観客が喜ぶように筋が変えてありますので、ビックリなさることもあるかもしれません。 という訳で、結論としましては、 1)興味のある分野のものを(例えばニュースでも、アラブ・スプリングでも、オキュパイ・ウォールストリートなどに決めて)追跡するようにする。特定の単語や言い回しに慣れて行く。 2)この作家、と決めたら、シリーズ物を順番に読みすすめる。そのうちに、犯人があっという間に特定できるようになります。 3)宗教・美術・歴史の絡み合ったものは、もう少し待つ。例えばダン・ブラウンの作品は、キリスト教の知識がないと、どうしても細部がわかりにくくて、靴の上から痒い所をかくようになりがちです。 http://www.amazon.com/s/ref=nb_sb_ss_i_1_9?url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=dan+brown+books+in+order&sprefix=dan+brown 4)他の言語から英語に訳されたものは避ける。 http://www.amazon.com/Umberto-Eco/e/B000APW210/ref=sr_ntt_srch_lnk_1?qid=1323909994&sr=1-1 ”薔薇の名前”は名作なのですが、イタリア語から英語への翻訳がいけません。こういうのは日本語で呼んだほうがいいです。 単語や慣用句は、私の場合は、キーワードらしいものだけは調べます。でも、細部まで理解したいのなら、辞書を側において、こまめに調べていかれたほうがいいかもしれませんね。日本語に直しながら理解しようとしないで(主語と動詞をひっくり返さないで)、文節ごとに足し算をしてゆくような理解の仕方になれるのが、大切だと思います。 健闘を祈ります。
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- KappNets
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一方ではあらすじを理解できれば十分ではなく、細部まで理解したいと言いつつ、一方ではあらすじだけ理解する程度でもいつかは細部まで理解できるようになるかしらというのは矛盾していますが、わかる疑問ですね。 私もペパーブックを読む時には初めは辞書を引いたりして細部まで理解したいという読み方で始めるのですが、大体分かって来ると次第に筋を追う読み方になります。面倒だとばかりに節をとばし読みすることもあります。読む速度は頁とともに次第に上がって来ます。 日本語の本を読む時も無意識にこのようなことになっているのではないでしょうか。単語の1つや2つは意味が分からなくても前後の文脈から理解出来たりもするのは日本語でも同じでしょう。とくに測ってはいませんが、同じ1頁を読む速度は読解力で変わって来ると思われます。 どうするべきかという答えはなかなかないと思いますが、読書の基本は愉しみですから、教室で使う副読本とはおのずとことなる読み方になると思います。
お礼
>私もペパーブックを読む時には初めは辞書を引いたりして細部まで理解したいという読み方で始めるのですが、大体分かって来ると次第に筋を追う読み方になります。面倒だとばかりに節をとばし読みすることもあります。読む速度は頁とともに次第に上がって来ます。 初めは丹念に調べて、大体分かると調べるのを減らすのですね。 これはよく勧められているやり方ですね。 本の初めは、状況説明が多いので必然的にこのような読み方になりますよね。 ちなみに何故このような質問になったかといいますと、 「あまり細部まで神経質に調べなくても良い。細部に時間をかけるより、どんどん読み進めるべき。」 という意見をよく見かけてましたので、 果たして、その読み方のたどり着く先はどのようなものか? 最終的には、細部まで理解できるようになるのか? と疑問を持っておりました。 ご意見ありがとうございました。 参考にさせていただきます。
お礼
洋画についてですが、 勉強を兼ねてあらゆるジャンルの人気作品を観ていますね。 もちろん、セリフの少ないアクションはなるべく避けますが。 洋書はまだ初心者なのでなんとも言えないのですが、 よく売れている作品をジャンルを問わず読みたいと思います。 強いて挙げるならスティーヴン・キングなんかが特に好きでしょうか。 ダン・ブラウンもぜひ読みたいのですが、 ご指摘のように背景知識を要したり、 単語が難しいという噂を聞いておりますのでまだまだおあずけです。 まだ初心者なものでハリーポッターなどが丁度良い感じでしょうか。 ”ドラゴン・タットゥー”ですか。 こちらもぜひとも読みたいと思っています。 確か、最近亡くなられたスウェーデンの作家ですよね。 誤訳の程度は少ないようですし、非常に評判が良いようです。 ちなみに私はUK版の女性の表紙の方が好きですね。早く読みたいです。 >映画はたいてい観客が喜ぶように筋が変えてありますので、ビックリなさることもあるかもしれません。 おっしゃる通りです(笑) というか、これはパラレルワールドだと割り切って楽しんでいます。 でも、異文化だとどうしても文字だけではイメージが湧きにくいので、 参考資料として大変重宝しております。 通常の読み方ではキーワードだけを調べて、 細部までとなると辞書で調べ続けるしかないようですね。 まあ、辞書を引くのは嫌いではないのですが、 薄い本でさえ1000回程調べていたので疲れました。楽しさ半減です。 でも、成長も実感してるので頑張ります。 ご丁寧な解説ありがとうございました。 参考にさせていただきます。