本を読んでいて分からないところがありました。

質問

さる文章を読んでいて、分からないところがありました。とりあえず、引用します。「脚絆に草鞋がけという実誼な装(なり)で一年の半分は山旅ばかりしているので、画壇では「股旅の三十郎」というあだ名をつけている。」 ここの「実誼」な装とは、どのような意味でしょうか？如何にも山旅に相応しい装だという意味なのでしょうか？

あと、もう一つ質問があります。「高山の月を眺めてから富山へぬけ、能登の和倉で秋ざれの日本海の海の色を見るつもりだった。 六廏越えをし、荻町へ着いたのは、ちょうど旧暦のお盆の前の日だった。」 この文中に「六廏越え(むんやまごえ)」とありますが、どのような意味なのでしょうか？六つの廏(うまや)を越えたというほどの意味なのでありましょうか？

説明が下手で、大変申し訳ありませんが、回答して頂けましたら嬉しいです。

回答No.1

Samantabha · ベストアンサー

「誼」は、手許の『新字源』によれば、「よい」「ただしい」「よしみ」「はかる」という意味が書かれていました。
「実」と組み合わせ可能な意味は「よい」または「ただしい」で、「まことによい」「まことにただしい」ということになりましょうか。
つまり、質問者さんが推測なさった意味でだいたい合っていると思います。

「六廏」は、地名ではありませんか？
「廏」は今は「厩」という字が使われることが多く、「六厩」で検索したら「岐阜県高山市荘川町六厩」という地名が出て来ました。

ご自身で「六厩」で検索なさって地図を出し、書かれている文章通りの地名がその付近にあるか、たどってみては如何でしょう。

お礼

このような稚拙な質問に、回答して頂き、ありがとうございました。

「六廏」 やはり地名でしたか・・・。実は、検索してはみたものの、本では「むんやま」と振り仮名がなされてあったので、地名と区別する為に、そう書いたのかな？などと変に神経質に考えてしまいまして。

また、私の質問を見かけた際には回答して頂けましたら嬉しいです。