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人間の脳
「人間は脳の数十パーセントしか使っていない」と聞いたことがあるのですが、実際どのぐらい使われているのでしょうか? また、もしも数十パーセントしか使っていないのなら何故、脳をフルに使えないのでしょうか? 脳が制御みたいなことをしているのですか?それとも単にフルに使うだけの能力を人間が持っていないのでしょうか?
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・・・ と言われている、というだけの話で、例えば23.556%使っているとか数量的に言えるはずはありません。脳の機能自体、ほとんど判っていないのですから。 しかし、体のほかのことから類推すると、自衛のための自制・制御がかかっていると思われます。 例えば、体の筋肉や関節には、「火事場の馬鹿力」と呼ばれる余力があります。か弱い女性が、火事場になるとタンスを担いで逃げたりするそうです。 緊急事態になると、脳が制御を外すかららしいのですが、いつもはずしていると筋肉や関節、骨が傷みますので通常は力を限定しておきます。 最近見たテレビで言っていたのは、脳はゴール直前になると必要以上に体を消耗させないため力を抜かせるんだそうです。 だから、ゴールの数メートル先に疑似ゴールを設定しそれを目標に走ったり、泳ぎ切って振り返って掲示板を見てゴールと決めると、コース最後まで全力疾走・力泳ができるんだそうです。 自動車事故でぶつかるとき、眼で見た画像がスローモーションになります。あれは脳が事故から逃げるための処理余力を絞り出すために画像認識を省くため、だったかな。そんな説明でした。 そういう事例がいくつも見つかっています。 となると、脳もいろんな自主規制をしているだろうと推測されます。 自制が外れると、あるいは未来において、外せるようになると、今なら特殊な人だけが見せるような、例えば一瞬だけ見た景色をそっくりに絵で再現できたりするようなことが、誰にでもできるようになる反面、本当のことと妄想の区別が付かなくなったり、大量の血液を必要とするようになって血管を増設し、脳が頭蓋骨に入らなくなったり、さまざまな弊害も出て来るのではないかと思われます。 ちなみに、頭蓋骨が今より大きくなると、出産が非常に難しく、というより不可能に近くなります。今でさえ、生まれるときは赤ちゃんは頭蓋骨をずらして小さくして、やっと生まれてきていますので。
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