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時は無情なり
よく耳にする‘時間や時は無情なもの’、と言う言葉はいつ頃、誰によって言われた言葉なのか?そんな歴史があるのならとても知りたいです。
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- puppukupuh
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回答No.1
こんにちは。 時間については,それこそ時代・洋の東西を問わず考えられてきた事柄みたいですよ。 仏教思想には「無常迅速」なんてことがよく出てきますし, 日本の『和歌集』にも人生や恋の儚さがよく歌われています。 古代ギリシャにも時間についてはたびたび考えられていたようです。 時そのものが無常だというよりは, 時の移り変わりに「生成と消滅」がからんでくるので,よく時は無常だなんて言われるような気がします。 例えば,老い先短くなって,「ああ人生は儚い,とか時の流れは残酷だ」なんてことがよく言われますし, (そういえば,その日に集中して生きている子供はあまりこういうことは言わないですし) 「花」をみても,咲いたとしてもどうしても散る運命にあるわけで, そういう「生成と消滅」と時の流れ(時は別に流れないんだけど)が絡み合って, 「時は無常だ」なんて言われるみたいです。 余談ですけど, 講談社現代新書からでている中島義道の『時間を哲学する』って本は, 時間論になっちゃうけどなかなか面白いですよ。