※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:単独筐体アンサンブル型SP試案)
単独筐体アンサンブル型SP試案
このQ&Aのポイント
単独筐体でのステレオ再生システムは可能か?足りない要素を補完するために、セパレーションを利用する必要がある。
提案されたシステムでは、FE83Enを4本使用し、FT28Dを正面に配置している。
ユニット選択やユニット軸上の開き角度については自信がないので、皆様のご意見を参考にしたい。
皆様こんにちは。
相も変らぬ自作SP関連、またまたお手数お掛け致しますが(苦笑)、皆様、ひとつ忌憚のないご直言を、何卒よろしくお願い申し上げます(礼)。
実は皆様、先日当方、とある知人の方から、オリジナルSPの製作依頼を受けた次第であります。まずもってご本人様の第一のご意向と致しましては、
「ステレオ再生、どうしても二本のSPが必要なのか? 構造の工夫で、単独筐体のステレオ再生システムは可能ではないのか?」
というお話しでありました。
こういったお考えに沿う形のシステム、当方自身もこれまで長岡先生の設計品にて幾度かその音を体験させて頂いておりますが、マトリクス型を除く諸々のアンサンブル型、やはり「ステレオイメージ」的には、少々キビシイ部分を感じたのが正直な感想でございました(あくまで全般的なお話しでありまして、もちろん機種によっては驚くほど素晴らしい世界もございました)。
既製品においても古くから一体型のステレオ装置、また弩級のJBL44000など多々同様のシステムが存在しておりますけれど、ちなみに今回のご要望におきましては、トールボーイ型が加えてのご希望であります。
しかしながら皆様、この形態でありますと、物理的に左右のユニット間距離を確保することは不可能でありまして、言わば逆オルソン的な、軸上角度によるセパレーションへ頼らざるを得ません。
この条件をそこそこ満たしつつ、レンジ的にも一応ご満足頂ける形ということで、以下当方添付図のようなシステムを設計した次第でありますが、こちら皆様、もし他に何かしらの面白いアイデアがございましたら、誠に相済みませんが当方への諸々のご助言、何卒よろしくお願い申し上げる次第でございます(礼)。
ちなみに図のシステム、左側が正面からのアングル、そして右側が背面であります。加えて詳細は、以下の通りであります。
◎本体高さ、1200mm。
◎メインのユニットはFE83En左右各4本。当初は10cmフルレンジを各2発のつもりでありましたが、8cm4本によるトーンゾイレに変更致しました。なお、左右ユニットの軸上開き角度は、90度であります。
◎プラストゥイーターはFT28Dを正面に配置。左右縦置きであります。
◎低域はFW168Nにて対応。接続に関しましては左右個別(オーソドックスな接続)、もしくは2本パラレルでの合成駆動も想定しております。この辺りは、各帯域の音圧バランス等々にて考慮致す所存です。
キャビネットの動作(フルレンジは密閉、ウーファーはバスレフ)に関しましては浅学当方もそれなりにノウハウを積んでおりますので、こちらに関しては特に問題ないのでありますが、
◎基本的なユニット選択(8cmフルレンジより、音の通りが良い強力10cm辺りを使用した方が良いのか?)
◎そしてユニット軸上の開き角度、90度は適当か?
この二点につきまして、当方あまり自信がありません(苦笑)。
今回の場合におきましては、予算的に試作は不可。言わば一発勝負でありますので、こちら日頃よりご見識の高い皆様方の、諸々のご意見ご感想が非常に参考となる次第でございます。
ご依頼の知人、以前はBOSEの3Dシステムをお使いになり、配置に関して様々な試行を重ねたご様子でありましたが、結局納得のいく音は得られなかったそうであります(BOSEでダメならば、当方ごときでは、なおのこと無理でありますが。苦笑)。
皆様、今回もこれまた意味不明に近い典型的愚問でございますけれど、もしよろしければ諸々のご指導ご助言、お手数ですが何卒よろしくお願い申し上げる次第でございます(礼)。
お礼
当方もうお一方のお師匠、HALTWO様お世話になります(礼)。 早速のご回答、誠に恐れ入ります(ありがとうございます)。 いやー、しかし、困りました(苦笑)。こちらお話しを頂いた時点で、「自分には無理ですネ」と思い切り申し上げたのですが、いやはや結局押し切られてしまいました。 しかもさらに困るのは、端から無理と考えていた当方自身、逆にこの無理難題の設計に最近楽しみを覚えてしまいまして(苦笑)、何よりこれが一番困ったものであります(相変わらずお馬鹿)。 基本的には本ご要望、「民主党の公約実現より難題ですよ」と依頼主様には申し上げてありますので(笑)、大前提は失敗覚悟のダメモト。非常に気持ちは楽であります。 しかしながら先に申し上げました通り、このような難題でありながら試作不可と申しますのが最大の問題でして(実は貧乏暇ナシ、当方の時間的都合もございまして。苦笑)、まさに10F20様やpoteti800様の仰る通り、無茶もいいとこであります(重ねてお馬鹿でありますね。爆笑)。 ちなみに変なところで用意周到でありますけれど、本取組失敗の場合は、このキャビネットをプラスウーファー内蔵のマトリクス・スピーカーへ改造の予定(もしくはスーパーウーファーへのリフォームです。ふんだんに補強を入れても実効内容積75L以上は確保できますので、これまた面白い低音が狙えます。爆笑)。 そしてHALTWO様、いやはや本題に関するご助言、誠にありがとうございました(礼)。 本SP、まさに仰せの通り、構造的には妥協に妥協を重ねる形と申しますのが正鵠であります。ある意味においては割り切りの極致でありますので、これは当方もご本人様に念押し致しております。 実はHALTWO様、間接音効果を取り入れたアンビエンス的ユニット配置、内部構造までは詰めておりませんけれど、単純なラフ案を幾つかまとめてありました。HALTWO様のお話しを拝見し、早速バックキャビのつくりや板取の煮詰めに入った次第であります(同試案、後ろ斜めへの配置ユニットは、目一杯高く致しました)。 まさしく鋭いご眼力のpoteti800様お話しの通り、当方自身は「間接音」がどうにも苦手な人間でありますけれど(苦笑)、しかしながら本ケースにおいては、これはやはりこの方向性に頼らざるを得ないかもしれませんですねぇ。 HALTWO様からは以前よりAWMS-VIAのお話しを賜っておりましたので、改めて、そのご経験に基づく諸々のお話しに納得。これは一度、依頼主様と再度よくお話しをして参ります(ついでに間接音活用型のシステム、全日本FE83振興協会のメンバーからレンタル致しまして、依頼人様にしばし体験して頂きます)。 加えてもう一点、回折を含めたキャビネット構造に関するお話し、こちらも大変参考になりました(ありがとうございます。これは体感的に過去経験がありませんでした)。 左右のセパレーション、単純には分離構造に分があるものとこれまで何の疑問も持っておりませんでしたけれど、一体構造(面でのつながり)においては逆に諸々のメリットもあるのですね。 間接音利用の方向であるならば、お話しにありますような物理的エフェクトはまさに美味しいスパイスでありまして、これは当方誠に勉強となった次第であります(橋渡しとなるトゥイーターとウーファーの取付面、ここで幾つかの試行が試せますですね。場合によってはフェルト等で音を軽く吸い込む表面処理、もしくは逆に樹脂板等で平滑度を高めるアクティブな処理、いやはやこれは楽しくなって参りました。笑)。 ちなみにHALTWO様、実際の製作までには幾分時間の余裕がございますので、場合によってはまた、関係第二弾の愚問を打ち上げさせて頂こうと思います(苦笑)。実はHALTWO様、他にも「外側からユニットが一切見えない」という、反射板のみに頼る駄案も取りまとめた次第でありまして(間接音が苦手なので、逆に毒を食らわば皿まで的な案も考えた次第であります。爆笑)、もしよろしければ再度のご判定とご助言、誠に我儘ながら何卒よろしくお願い申し上げる次第でございます(いつもいつもすみませんです。苦笑)。 しかしながら本件、根本的に一発勝負と申しますのは誠にいい加減なお話しでありますので、なるべくは試作機、ぜひぜひトライ致したく、諸々の調整を図ろうと思います(ご依頼人様もこの愚問をご覧になりまして、皆様のお話しを真摯に受けとめて下さりました。誠にありがたいことでございます。礼)。 いやはやHALTWO様、今回も貴重なご助言、そしてありがたくもお写真の添付、当方最敬礼にて御礼申し上げる次第であります(勉強になりましたです!)。 当方もうお一方のお師匠HALTWO様、重ねて、深く、御礼申し上げます!!! 追伸 HALTWO様、誠に失礼ながら軒先お借り致します(すみませんです)。 今回も皆々様、例によっての典型的愚問ながら、誠に誠にありがたきご配慮の数々、当方こころより感謝であります(いやはや、本当に、しみじみありがたく感じました)。 皆様への御礼、例によっての貧乏暇ナシにて遅ればせながらの参上となるやもしれませんが、こちら何卒ご容赦のほど、平にお願い申し上げる次第でございます(礼)。 しかし最近は当方、自宅へ持ち帰りの仕事が増えてしまい、思わず牧 伸二氏状態。皆様、当方このような状況で、果たして他人様のSPを作れるんでしょうか?(とは申しましても、なんだかんだ駄案の設計等々は行えておりますので、どうにかなるのではないかと。苦笑)。 http://www.youtube.com/watch?v=VEPVITHt-Mk
補足
HALTWO様、いつもお世話になっております(礼)。補足の場をお借りしまして、再度御礼参上でございます。 今回の当方愚問、皆様よりはまたも素晴らしく有益なご助言を多々頂戴致しました。 こちらの場、自己の視野を広げるためには誠に貴重な場でありまして、特に今回のケースにおきましても、本取組開始時と比してその可能性は随分と高まった印象でございます。 これも全て、HALTWO様をはじめとする皆々様のお力添えによるものでありまして、この場をお借りしてご依頼人様と当方、改めまして皆々様へ再度御礼申し上げる次第でございます(ありがとうございます。礼)。 ちなみにHALTWO様、ただいまはご依頼人様と当方、適当なバラック組みにて、諸々の試行に励んでおります。 まずは12mmのコンパネを910×200でカット、それを蝶番で繋げ(七枚)、擬似七角柱を構成。このバラックの適当な面に各フルレンジを配し、軸上開き角度等々をそれぞれにおいて試しております(ご本人様はFE83En×8本で、当方はFE83×8本+FT27D×2本にて試行中です。またユニット配置のバリエーションは、予備板材の部分入れ替えで対応しております)。 底板部は床直置きで代用、天板も適当な板を載せただけ、おまけに側板の隙間はガムテープ張りという見事なバラック状態でありますが(苦笑)、しかし以前からHALTWO様の仰るBOSE一体型システムの各メリット、これは僅かながらも、その効果をどうにか感じ取れた次第でございます(なにしろバラック組みですので、微妙な理解度でありますが。笑)。 特にご依頼人様においては、メイン部が非常にコンパクトなBOSEの3Dシステム、これとの差異が誠に大きく感じられるご様子であります。 こちら、それぞれに長所短所はあるものと愚考致しますが、少なくともご本人様にとりましては、本取組における基本的な形態(トールボーイの各面に複数のユニットを配置)から発せられる音の雰囲気は、大変好印象とのお話しでありました(加えて当方がこれまでHALTWO様より賜りました、数々の素晴らしいお話し。こちらにおける一体型システムのご経験談が、今回は誠に参考となりましたとのことでありました)。 ちなみに当方、ただいまはJohn_Papa様よりご助言賜りました反射音の積極活用策、これを本命の案と致しまして、新しい設計に励んでおります。 今回につきましては先に申し上げました通り、皆々様のそれぞれのお話しがいずれも大変参考となった次第でありまして、特に再度のご配慮に加え図案の添付まで賜りましたJohn_Papa様そしてnijjin様。当方改めまして、こころよりの御礼を申し上げる次第でございます(本当にありがとうございます。礼)。 これまで当方幾度も申し上げておりますけれど、こちらの場におけるベストアンサーシステムはある意味誠に困った制度でございまして(お一方様のみ、これがまずもって基本的に無理のある形であります)、この点につきましては何卒皆様、今回頂戴致しました全てのご助言が実に有益なお話しであったこと、ここで皆様に再度の感謝と御礼を申し上げる次第でございます(皆様、ありがとうございました。礼)。 そしてHALTWO様と皆様、誠に申し訳ないのですけれど、以前にお話ししました「お笑い」に近いその他の駄案。こちら本質問撤収後に、新規に送らせて頂きたく存じます(すみませんです。苦笑)。 この案につきましては、皆様よりのご助言を諸々反映させる以前の設計でありますが、とにかく奇策の極みと言えるような、珍案駄案でございます。 新しい案も幾つか固まった次第ながら、当方個人的にはどうにも怪しい奇妙なSPシステムが大好きでありますので(笑)、もしよろしければこちらの駄案、加えてご検証頂ければ当方誠に幸いでございます(礼)。 しかししかし今回のチャレンジ、これは近年の江川先生のように、モノラル的な発想においては、手前味噌ながらそれなりに面白いSPではないかと愚考致しております。 ですが傅先生のお話しに象徴されるステレオイメージ、これを単独筐体(しかもデスクトップ等のニアフィールドではなく、部屋全体を対象として)の形で成立させることは、本当に本当に本当に難しいお話しであります(バラックでのテストで痛感致しました。これは正直ムリです。特にメインのフルレンジが視界に収まる一応の「直接放射型」、本ケースにおいては完全に限界が見えました。苦笑)。 以後の当方新案、反射音を積極活用するのであれば、この際現状容易に可能な手法はどしどし取り入れたく存じます。 具体的にはアンビエンスのユニットをマトリクス成分とする案等でして、こちら音圧の有効レベルを考えますと、現状のユニット構成では誠に厳しいインピーダンスとなってしまいますが(苦笑)、しかしこれも今現在、現実的に対応可能な工夫を思案中です。 この後も関連愚問、しばし続くものと思われますけれど(申し訳ありません。苦笑)、皆様、もしお時間に余裕がございましたら、また当方へのご指導ご助言、何卒ぜひぜひよろしくお願い申し上げる次第でございます(礼)。 改めまして皆々様、ご回答、誠に誠にありがとうございました!!! iBook-2001様、John_Papa様、10F20様、poteti800様、nijjin様、nokata様、rep200様、chiha2525様、そしてHALTWO様、重ねて深く、御礼申し上げます!!!!! 追伸 しかし当方、ほぼ毎回、このそうそうたる顔ぶれのご回答者皆様に、いつもいつもお世話になっている(と申しますかご迷惑をお掛けしている)のでありますね(汗)。 うーん、次の愚問、ほとんど冗談に近い設計なのでありますが(また汗)、場合によっては完全スルーして頂いてもかまいませんので(アドバイスの価値もナシという案でございます)、何卒諸々ご容赦のほど、恐れながら今のうちからよろしくお願い申し上げる次第でございます(すみませんです。苦笑、そして礼)。