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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:単独筐体アンサンブル型SP試案)

単独筐体アンサンブル型SP試案

このQ&Aのポイント
  • 単独筐体でのステレオ再生システムは可能か?足りない要素を補完するために、セパレーションを利用する必要がある。
  • 提案されたシステムでは、FE83Enを4本使用し、FT28Dを正面に配置している。
  • ユニット選択やユニット軸上の開き角度については自信がないので、皆様のご意見を参考にしたい。

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回答No.1

tyo0911 さん、今晩わ(^_^)/ 私ならば左右各 4 本の FE83En を 2 本ずつ前後に配しますね。 幸い 6 角柱ですので前斜面 4 本のうち 2 本を後斜面に移しても Design に大きな変更はないでしょう。 Stereophonic 効果は左右の耳に入る音の位相差及び音量差で生じるというのが通念ですが、Bose 社の初期 Model が壁の左右隅に置いた 1/4 球面に多数の Unit を配したものから後方反射用 Unit を 8 基配した M901 Series になったように壁の反射による位相差を大きく取った方が臨場感を大きく取れます。 実際 M901CSIV では Multi Track Studio 録音の Source であろうと Concert 会場の Stereophonic 録音 Classic Orchestra のように一定の Stage Size に定位がまとめられてしまい、室外に漏れる音は位相差の大きな反射音ばかりになるためか弦楽器 Solo の Source は隣家の人達からは同居人の音楽生が演奏しているものと何度も勘違いされたものです(笑)。 現在の Bose 社製品は DSP による Surround に走っていますが、私が 2000 年頃に腰を抜かすほど驚いて遂には McIntosh C34V を手放してしまった Bose 感性工学 Research 社の AWMS-VIA は逆「コ」の字配置の左 Unit 3 基と「コ」の字配置の右 Unit 3 基で DSP を用いることなくトンデモナイ臨場感を創り出していました。(AWMS-VIA は現在の Bose 社が出している AWMS とは創成音場が全く異なるものなのですが、残念ながら Bose 感性工学 Research 社は解散してしまいましたので、もう手に入らなくなってしまいましたね) 「コ」の字配置にするために 3 基の Unit を用いなくとも「<」の斜辺に各 1 基の左 Unit System 及び「>」の斜辺に各 1 基の右 Unit System の配置でも同様の効果を得られると思いますが、この Unit 配置で独特の臨場感を創り出す味噌は「<」と「>」との間に「□」の Box を密着して遮蔽することにより、音が左右発音源を結ぶ線上に放射されないようにすることです。 「<」と「>」との間に「□」の Box を密着させず、左右の音が逆相で干渉するようになると「○」と「○」を並べた無指向性 Speaker System と同じことになってしまい「トンデモナイ臨場感」の感触がなくなってしまいます。 この「トンデモナイ臨場感」とは左 (或いは右) から出た音と右 (或いは左) から出た音とが出逢って定位する位置が部屋の音響特性によって広範囲にずれることに起因するものと私は考えているのですが、周波数の違いや音量の違いのみならず、同じような周波数で同じような音量でも音の立ち上がり時間の違いや基音外成分の違いで定位位置が大きく変わり、音の変化に伴って定位が移動するという不思議な現象も起きます。 具体的には静かな音調で推移している中で突然 Sax や Trumpet などの Fortissimo、或いは大音量の打楽器音が響いてくる時、これらの楽器音が右または左の天井隅から所定の定位位置に飛び込んでくるような錯覚を受けたりもします。・・・特に音の短い打撃音などは天井隅から降りて来ずに天井の辺りを飛ぶ感じになります。 また、Body 幅 50cm ほどの Bose AWMS-VIA は後方の壁から 10cm~1m 離した設置位置で音像定位位置が Body 中心の左右 1m 以上に広がることから Body の左右 1m 余りのところに布を被せた箱を置いておくと、布を外して種明かしするまでは十中八九の人が布を被せた 2 本の Dummy Speaker Box から音が出ているものと錯覚してしまいます。 初めは DSP が入っているのかと、購入した Bose AWMS-VIA を分解して探したのですが、DSP は入っておらず、Matrix 配線すら行っておらず、並列分岐の逆「コ」の字配置型左 Unit 3 基と「コ」の字配置型右 Unit 3 基でこの不思議な音場を形成していることを確認しています。 その後 Bose AM5 MkIII を分解して Satellite Unit で SALUTE System を作った時、上述の「左右の無指向性 (或いは広い指向性) SP Unit の間を完全に遮蔽する」ことでこの不思議な音場が形成されることも確認しました。 SALUTE System は水平無指向性ですので左右 Unit の間には円筒形の左右 Unit よりも大型の箱を遮蔽 Box としたのですが、左右 Unit 間だけではなく、左右 Unit の斜め後方にも物を置いて音を思わぬ方向に反射させると「不思議な臨場感」も更に「不思議)」になります(笑)。 ただし左右 Unit 間の遮蔽部にどの程度の幅を持たせれば不思議な臨場感が強調されるのかまでは実験していません。 下写真はまだ健在だった頃の我が家の Bose AWMS-VIA ですが 13inch TV よりも大柄な異常な Size のラジカセで、値段も異常ですが(笑)、CD 再生音は悔しいことに DENON DVD5000N と McIntosh C34V で鳴らす Bose AM5MkIII よりも遙かに魅力的で、AM5 MkIII は分解して SALUTE System に、それでも敵わないので DVD5000N と C34V は売り飛ばす羽目になりました。 tyo0911 さんの図では幅の狭い Tall Boy 型ですので左右 Unit の音が壁に反射することなく回り込んで出逢ってしまう可能性もあるのですが、左右 Unit 間は取り敢えず Woofer 及び Tweeter 用 Enclosure 部で完全に遮蔽されていますし「<」と「>」の前後斜面に Full Range Unit を配するのであれば前面に回り込んで定位してしまう音量は充分に小さくなって殆どの定位要素は壁からの反射音になると思います。 Stereophonic の定義には当てはまらないでしょうし、Monaural 音源を Phase Shifter で振り回す「ナイター Mode」みたいな Effect に分類される Speaker System かも知れませんが、1 本の Tall Boy Speaker System で Stereophonic のような立体音場を形成させるという趣向自体が既に Stereophonic の定義から外れていますので、立体音場を創り出すためなら「何でもあり」でしょう(笑)。 既に定位感を創り出さない Woofer は後方縦置き、Tweeter も縦置きと割り切っていらっしゃいますので、ここは「正面に音を放射する単一指向性配置で Stereophonic 音場を創り出す Pure Audio」の既成概念を捨て去り「Stereophonic とは異なるかもしれないが、壁や天井の反射音を積極的に利用して Stereophonic 以上の立体音場感を創り出す」方向に持って行っても良いのではないでしょうか・・・Monaural 音源でも不思議な立体音場感を得られるようであれば御友人は更に満足されるのではないかと思いますよ(^_^)/。

noname#156650
質問者

お礼

当方もうお一方のお師匠、HALTWO様お世話になります(礼)。 早速のご回答、誠に恐れ入ります(ありがとうございます)。 いやー、しかし、困りました(苦笑)。こちらお話しを頂いた時点で、「自分には無理ですネ」と思い切り申し上げたのですが、いやはや結局押し切られてしまいました。 しかもさらに困るのは、端から無理と考えていた当方自身、逆にこの無理難題の設計に最近楽しみを覚えてしまいまして(苦笑)、何よりこれが一番困ったものであります(相変わらずお馬鹿)。 基本的には本ご要望、「民主党の公約実現より難題ですよ」と依頼主様には申し上げてありますので(笑)、大前提は失敗覚悟のダメモト。非常に気持ちは楽であります。 しかしながら先に申し上げました通り、このような難題でありながら試作不可と申しますのが最大の問題でして(実は貧乏暇ナシ、当方の時間的都合もございまして。苦笑)、まさに10F20様やpoteti800様の仰る通り、無茶もいいとこであります(重ねてお馬鹿でありますね。爆笑)。 ちなみに変なところで用意周到でありますけれど、本取組失敗の場合は、このキャビネットをプラスウーファー内蔵のマトリクス・スピーカーへ改造の予定(もしくはスーパーウーファーへのリフォームです。ふんだんに補強を入れても実効内容積75L以上は確保できますので、これまた面白い低音が狙えます。爆笑)。 そしてHALTWO様、いやはや本題に関するご助言、誠にありがとうございました(礼)。 本SP、まさに仰せの通り、構造的には妥協に妥協を重ねる形と申しますのが正鵠であります。ある意味においては割り切りの極致でありますので、これは当方もご本人様に念押し致しております。 実はHALTWO様、間接音効果を取り入れたアンビエンス的ユニット配置、内部構造までは詰めておりませんけれど、単純なラフ案を幾つかまとめてありました。HALTWO様のお話しを拝見し、早速バックキャビのつくりや板取の煮詰めに入った次第であります(同試案、後ろ斜めへの配置ユニットは、目一杯高く致しました)。 まさしく鋭いご眼力のpoteti800様お話しの通り、当方自身は「間接音」がどうにも苦手な人間でありますけれど(苦笑)、しかしながら本ケースにおいては、これはやはりこの方向性に頼らざるを得ないかもしれませんですねぇ。 HALTWO様からは以前よりAWMS-VIAのお話しを賜っておりましたので、改めて、そのご経験に基づく諸々のお話しに納得。これは一度、依頼主様と再度よくお話しをして参ります(ついでに間接音活用型のシステム、全日本FE83振興協会のメンバーからレンタル致しまして、依頼人様にしばし体験して頂きます)。 加えてもう一点、回折を含めたキャビネット構造に関するお話し、こちらも大変参考になりました(ありがとうございます。これは体感的に過去経験がありませんでした)。 左右のセパレーション、単純には分離構造に分があるものとこれまで何の疑問も持っておりませんでしたけれど、一体構造(面でのつながり)においては逆に諸々のメリットもあるのですね。 間接音利用の方向であるならば、お話しにありますような物理的エフェクトはまさに美味しいスパイスでありまして、これは当方誠に勉強となった次第であります(橋渡しとなるトゥイーターとウーファーの取付面、ここで幾つかの試行が試せますですね。場合によってはフェルト等で音を軽く吸い込む表面処理、もしくは逆に樹脂板等で平滑度を高めるアクティブな処理、いやはやこれは楽しくなって参りました。笑)。 ちなみにHALTWO様、実際の製作までには幾分時間の余裕がございますので、場合によってはまた、関係第二弾の愚問を打ち上げさせて頂こうと思います(苦笑)。実はHALTWO様、他にも「外側からユニットが一切見えない」という、反射板のみに頼る駄案も取りまとめた次第でありまして(間接音が苦手なので、逆に毒を食らわば皿まで的な案も考えた次第であります。爆笑)、もしよろしければ再度のご判定とご助言、誠に我儘ながら何卒よろしくお願い申し上げる次第でございます(いつもいつもすみませんです。苦笑)。 しかしながら本件、根本的に一発勝負と申しますのは誠にいい加減なお話しでありますので、なるべくは試作機、ぜひぜひトライ致したく、諸々の調整を図ろうと思います(ご依頼人様もこの愚問をご覧になりまして、皆様のお話しを真摯に受けとめて下さりました。誠にありがたいことでございます。礼)。 いやはやHALTWO様、今回も貴重なご助言、そしてありがたくもお写真の添付、当方最敬礼にて御礼申し上げる次第であります(勉強になりましたです!)。 当方もうお一方のお師匠HALTWO様、重ねて、深く、御礼申し上げます!!!  追伸 HALTWO様、誠に失礼ながら軒先お借り致します(すみませんです)。 今回も皆々様、例によっての典型的愚問ながら、誠に誠にありがたきご配慮の数々、当方こころより感謝であります(いやはや、本当に、しみじみありがたく感じました)。 皆様への御礼、例によっての貧乏暇ナシにて遅ればせながらの参上となるやもしれませんが、こちら何卒ご容赦のほど、平にお願い申し上げる次第でございます(礼)。 しかし最近は当方、自宅へ持ち帰りの仕事が増えてしまい、思わず牧 伸二氏状態。皆様、当方このような状況で、果たして他人様のSPを作れるんでしょうか?(とは申しましても、なんだかんだ駄案の設計等々は行えておりますので、どうにかなるのではないかと。苦笑)。 http://www.youtube.com/watch?v=VEPVITHt-Mk

noname#156650
質問者

補足

HALTWO様、いつもお世話になっております(礼)。補足の場をお借りしまして、再度御礼参上でございます。 今回の当方愚問、皆様よりはまたも素晴らしく有益なご助言を多々頂戴致しました。 こちらの場、自己の視野を広げるためには誠に貴重な場でありまして、特に今回のケースにおきましても、本取組開始時と比してその可能性は随分と高まった印象でございます。 これも全て、HALTWO様をはじめとする皆々様のお力添えによるものでありまして、この場をお借りしてご依頼人様と当方、改めまして皆々様へ再度御礼申し上げる次第でございます(ありがとうございます。礼)。 ちなみにHALTWO様、ただいまはご依頼人様と当方、適当なバラック組みにて、諸々の試行に励んでおります。 まずは12mmのコンパネを910×200でカット、それを蝶番で繋げ(七枚)、擬似七角柱を構成。このバラックの適当な面に各フルレンジを配し、軸上開き角度等々をそれぞれにおいて試しております(ご本人様はFE83En×8本で、当方はFE83×8本+FT27D×2本にて試行中です。またユニット配置のバリエーションは、予備板材の部分入れ替えで対応しております)。 底板部は床直置きで代用、天板も適当な板を載せただけ、おまけに側板の隙間はガムテープ張りという見事なバラック状態でありますが(苦笑)、しかし以前からHALTWO様の仰るBOSE一体型システムの各メリット、これは僅かながらも、その効果をどうにか感じ取れた次第でございます(なにしろバラック組みですので、微妙な理解度でありますが。笑)。 特にご依頼人様においては、メイン部が非常にコンパクトなBOSEの3Dシステム、これとの差異が誠に大きく感じられるご様子であります。 こちら、それぞれに長所短所はあるものと愚考致しますが、少なくともご本人様にとりましては、本取組における基本的な形態(トールボーイの各面に複数のユニットを配置)から発せられる音の雰囲気は、大変好印象とのお話しでありました(加えて当方がこれまでHALTWO様より賜りました、数々の素晴らしいお話し。こちらにおける一体型システムのご経験談が、今回は誠に参考となりましたとのことでありました)。 ちなみに当方、ただいまはJohn_Papa様よりご助言賜りました反射音の積極活用策、これを本命の案と致しまして、新しい設計に励んでおります。 今回につきましては先に申し上げました通り、皆々様のそれぞれのお話しがいずれも大変参考となった次第でありまして、特に再度のご配慮に加え図案の添付まで賜りましたJohn_Papa様そしてnijjin様。当方改めまして、こころよりの御礼を申し上げる次第でございます(本当にありがとうございます。礼)。 これまで当方幾度も申し上げておりますけれど、こちらの場におけるベストアンサーシステムはある意味誠に困った制度でございまして(お一方様のみ、これがまずもって基本的に無理のある形であります)、この点につきましては何卒皆様、今回頂戴致しました全てのご助言が実に有益なお話しであったこと、ここで皆様に再度の感謝と御礼を申し上げる次第でございます(皆様、ありがとうございました。礼)。 そしてHALTWO様と皆様、誠に申し訳ないのですけれど、以前にお話ししました「お笑い」に近いその他の駄案。こちら本質問撤収後に、新規に送らせて頂きたく存じます(すみませんです。苦笑)。 この案につきましては、皆様よりのご助言を諸々反映させる以前の設計でありますが、とにかく奇策の極みと言えるような、珍案駄案でございます。 新しい案も幾つか固まった次第ながら、当方個人的にはどうにも怪しい奇妙なSPシステムが大好きでありますので(笑)、もしよろしければこちらの駄案、加えてご検証頂ければ当方誠に幸いでございます(礼)。 しかししかし今回のチャレンジ、これは近年の江川先生のように、モノラル的な発想においては、手前味噌ながらそれなりに面白いSPではないかと愚考致しております。 ですが傅先生のお話しに象徴されるステレオイメージ、これを単独筐体(しかもデスクトップ等のニアフィールドではなく、部屋全体を対象として)の形で成立させることは、本当に本当に本当に難しいお話しであります(バラックでのテストで痛感致しました。これは正直ムリです。特にメインのフルレンジが視界に収まる一応の「直接放射型」、本ケースにおいては完全に限界が見えました。苦笑)。 以後の当方新案、反射音を積極活用するのであれば、この際現状容易に可能な手法はどしどし取り入れたく存じます。 具体的にはアンビエンスのユニットをマトリクス成分とする案等でして、こちら音圧の有効レベルを考えますと、現状のユニット構成では誠に厳しいインピーダンスとなってしまいますが(苦笑)、しかしこれも今現在、現実的に対応可能な工夫を思案中です。 この後も関連愚問、しばし続くものと思われますけれど(申し訳ありません。苦笑)、皆様、もしお時間に余裕がございましたら、また当方へのご指導ご助言、何卒ぜひぜひよろしくお願い申し上げる次第でございます(礼)。 改めまして皆々様、ご回答、誠に誠にありがとうございました!!! iBook-2001様、John_Papa様、10F20様、poteti800様、nijjin様、nokata様、rep200様、chiha2525様、そしてHALTWO様、重ねて深く、御礼申し上げます!!!!!  追伸 しかし当方、ほぼ毎回、このそうそうたる顔ぶれのご回答者皆様に、いつもいつもお世話になっている(と申しますかご迷惑をお掛けしている)のでありますね(汗)。 うーん、次の愚問、ほとんど冗談に近い設計なのでありますが(また汗)、場合によっては完全スルーして頂いてもかまいませんので(アドバイスの価値もナシという案でございます)、何卒諸々ご容赦のほど、恐れながら今のうちからよろしくお願い申し上げる次第でございます(すみませんです。苦笑、そして礼)。

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その他の回答 (12)

  • John_Papa
  • ベストアンサー率61% (1186/1936)
回答No.3

私は、音楽に定位不要論者で「左右のスピーカーをくっつけて試聴位置の束縛から解放されなさい」などといっている人間です。 構造の工夫で単独筐体のステレオ再生システムは不可能な事は良く存じています。 それは、かのJBL44000においても。 ましてトールボーイで挑もうなどと恐れを知らぬというか、罰当たりであります。 音楽を聴くか、ステレオを聴くかの二者択一で、音楽を聴く人には簡単にスピーカーを隣り合わせに並べて置いてもらえます。そのような人たちはご夫婦でダンスを楽しんでいただけます。聞く位置の束縛から解放されるからであります。 一方、左右のスピーカーを離して設置し、二等辺三角形の頂点に位置取り、首にギブスでもはめたかのようにピクリとも動かずにステレオを聴く御仁がいらっしゃいます。いや、こちらがほとんどであります。オーディオマニアと称されます。 とまあ、冗談めかして述べましたが、実際、お耳をだますしか方法はありません。絵画のトリックアートさながらに錯覚など知覚をコントロールする訳ですが、大変です。まあまあ成功しているのは多数のディレイを利用したものでしょう。スピーカーが何十個、それぞれにアンプとデジタルディレイこれで音の進行方向を演出する。あるいは、フィルターの掛かった音を聞かせて次に音量を落としてクリーンな音を聞かせると音が後ろから来て前の壁に跳ね返ったように錯覚する、人の脳は後から聞こえる音を知覚から捨てる傾向があり”前の壁に跳ね返った”をはしょって”音が後ろから来た”と処理する。などという人がどのように感じているかを利用する技法を駆使する訳です。デジタルの無い、パッシブな構成のスピーカーではできない相談ですね。 でも、音楽を聴くのに、これらは必要ありません。 ついでに、自然界にステレオはありません。あるのはマルチモノラルです。 わたしも、考えてみました。 サイドのスピーカーは、斜め後ろ向きなので音が直接耳に届きません。壁に反射して間接的に届きます。つまりアンビエンスのみが目的です。ただ、低音域は回折効果で直接前方へも出てきます。質はともかくとして低域の増強効果が期待できます。フロントにウーハー無しフルレンジだけにして必要なら、サブウーハーを追加が良いかなとも思います。バスレフポートは前が良いですね。考え方が2chワンボックスという以外、全指向性スピーカーやBOSE901と似ているというのが気に入らない点です。BOSE901は意図に反して前後逆設置で使われて、やがてそちらが主流になってスピーカー1個の側が取り払われてPA用になって行くんですが、関係ない話でしたね。この図スピーカーも前後を逆にすると、tyo0911さんのスピーカーにも似ていますね。

noname#156650
質問者

お礼

大先輩John_Papa様、ご回答、心より御礼申し上げます(礼)。 またまた大先輩のお手を煩わせ致しました。相も変らぬ愚問、誠に申し訳ありませんです(苦笑)。 音楽再生においては、装置、お部屋、加えて諸々の関連事項。これらにおいては皆様方も、目標とする理想の域へ到達すべく、様々なご工夫とご試行を日々お重ねのことと思われます。 本分野において、まず大前提となる左右2本のスピーカーの必要性。これを縦横各50cm以下のスペースにてどうにかしようという暴挙でありますから、まさしく大先輩仰せの通り「恐れを知らぬ罰当り」の所業であります(苦笑。誠にすみません)。 John_Papa様、今回の取組に関しましては、HALTWO様そしてiBook-2001様へのお礼で申し上げた通り、まずは「ダメモト」のスタンス、これを依頼者様にもご了承頂きました(笑)。 ご本人様の究極の理想は、当方質問内にあります「単独筐体のステレオ再生システムは可能ではないのか?」とのお言葉でありますが、まずもって今回につきましては、「そこへ一歩踏み出す形」といったトコロでご納得頂きました(笑)。 しかしながら本件、やはりトールボーイ型と申しますのが、仰る通り悩みのタネであります(逆に面白い部分もございますけれど、現実としては間違いなく難儀な形です。苦笑)。当然ながら諸々高い次元までの充足は到底困難ですので、これはやはりご指摘にあります「耳をだます」。この「それらしく聴かせる」ような音が少しでも実現できれば、それこそ御の字と考える次第でございます。 となりますとどうにも本件、間接音活用型の方向が最も有力かもしれませんですね(お話し拝見致しまして、再度考えるところがございました。当方普段の方向性に基づく思考のみでは、これは可能性を逆に狭めてしまいますですね)。 加えてJohn_Papa様、いやはや具体案のプランニングまで頂戴致しまして、誠に誠に恐縮です(額に少し汗が出ました。お手数お掛けし、恐縮の極みであります。深く礼)。 実はJohn_Papa様、今回設置を予定しているお部屋に関しましては、床面積及び天井高とも、かなり条件の良いご環境でございます。音源の小さいSPにおけるストレートな音も実に通りが良く、加えて間接音による雰囲気醸成にも、誠に適した好条件でございます(まぁ、何とも羨ましいご環境でして。正直ソナス・ファベール辺りがドンピシャなのですが。苦笑)。 賜りました試案のユニット配置、これは早速当方活用させて頂きまして、また新しい案をまとめたく存じます(後面へのフルレンジ複数配置、間接音増強の案を取り組んでみます)。 そしてJohn_Papa様、BOSE901のお話し、実に面白いお話しでありますですね(当時のメーカーエンジニアさんの苦笑いが見えてきそうな、誠に楽しいお話しであります。笑)。 そう言えばJohn_Papa様、同じく孤高の名機においては、以前の当方愚問で話題になりましたJBL44000。こちらを聴かせて頂いた経験が、今回は相当に影響しておりますです。 それまでは「一体型」のSPに対し、別段深い興味を抱いていなかった当方でありますが、あのステレオ的でないステレオサウンドには、得も言われぬ面白さを感じた次第でございました(変な表現ですみません。苦笑)。 その後も当方、二度パラゴン詣でにお邪魔致しまして、加えて他の場所においてはメトロゴンを聴く機会にも恵まれた次第であります(おそらくこれらの体験が無ければ、本ご依頼には全く興味が湧かなかったものと想像致します)。 先述の名機達とは月とスッポン、全くレベルの違う別コンセプトでありますけれど(苦笑)、とにもかくにも今現在は一度ぜひぜひチャレンジしてみたく、また皆様のお力添えを頂戴しながら、どうにか頑張ってみようと思います(ご迷惑お掛け致します。苦笑)。 John_Papa様、基本的に当方自身はヘソ曲がりのお馬鹿お間抜けでありますので、客観的には「アンタ正気か?」とご指摘を受けるような珍作。こういったSPに大きな製作意欲を感じる次第でございます(爆笑)。 その他の当方駄案、もしお時間に余裕がございましたら、何卒の再度のご検証、誠にお手数ですがぜひぜひよろしくお願い申し上げます(ほとんどお笑いに近い、他の駄案。必ず再質問送らせて頂きます。苦笑)。 大先輩John_Papa様、今回も有益なるご助言、重ねて深く御礼致します(アドバイス、有難く活用させて頂きます。礼)。 ご回答、誠にありがとうございました!!!

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回答No.2

はじめまして♪ 求める方のステレオ感、なによりソースの部分も有ると思いますが。。。。 103系2本と83系4本は音色感が全く違うので、音量音耐入力だけで比較は出来ませんね。 最近のJ-PopやK-Pop、アニソンなど打ち込み音源の場合は左右の音量差と極端な位相操作ですので、設計方向で大丈夫かと想像いたします。 本当のペアマイク種録ステレオだけに、マトリクス方式の有用性が発揮ですので、ビデオ撮影等には効果的だったりしますが、あくまで正面だけで効果が得られますね。 ツイーターと言っても、8K以上ならほぼ大丈夫そうですが6dBネットワークでの8K程度だと、そこそこワカル人には立て配置で違和感を判別出来ます。 構成上で7~8K以上、12dB以上と言う感じでは無いかと思いますので、室内反射も考えて、ツイーターをどのようにするかが重要かと思います。 過去の高度な実験でも、高域ユニットは人の両耳の間隔配置が高度な評価で効果的と言うのがあります。(たしか、B&Wのスピーカーを分解したマランツの実験とかでしたっけ??) ツイーターだけ別置きと言う部分ではカーオーディオで好まれる部分すら有るので、要望者様の本意と感性次第の部分でしょうかねぇ。 どうしても一個の筐体というなら、私ならツイーターを上方左右に向けて、、、(苦笑) また、酔った勢いで勝手な妄想です。ごめんなさい。

noname#156650
質問者

お礼

iBook-2001様、ご回答、お手数お掛け致します(礼)。 すみませんお師匠、またもや愚問、誠に相済みませんです(苦笑)。 ちなみにお師匠、冒頭から脱線モードで申し訳ないのですが、イヤハヤやはり本サイト、拝見するだけでも楽しいご質問、相変わらずの盛りだくさんでありますね。 今現在においてはドイツ在住の方の自作SPに関するご質問、こちら当方PCの前で、そのご熱意に思わず拍手でありました(笑)。全くの初心者とのお話しでありますけれど、いやいや実に素晴らしいお取組のシステムでありまして、こういった作品のお話を伺えること、大変嬉しく楽しく思いました(最高! 笑)。 重ねてこのご質問で再認識、やはりフルレンジをメインに据えた工作は、マルチウェイに比べますと誠に楽でイイですねぇ(爆笑。もちろん、音の好みもありますけれど)。 当方今回の案においては、形態的には3ウェイに近い方向でありますが、メインのフルレンジに関しては当然ながらスルーで使用。またプラスウーファーも背面配置ですから、ハイカットも極めてシンプルにまとめる所存であります。 ちなみにお師匠、メインのフルレンジは、いましばらく熟慮が必要かもしれませんです。現在入手可能な10cm強力品のFE108EΣ辺りの方が、SP前方へ力強く音を運んでくれるようにも思えた次第でありますけれど、しかしまずもって仰る通り、基本的に各ユニットの音色。これが当方ではなく、依頼人様のご嗜好に合わせることが大事であります(そして予算も)。 ご本人様、音楽のジャンルに関しては、ありとあらゆる分野をお聴きになる方ですので、この点につきましては重ねて諸々の駄案を想定致したく存じます(毎度毎度の台詞でありますけれど、設計自体は費用ゼロ! 加えてまた実に楽しい作業ですね。笑)。 加えてお師匠、トゥイーターに関するご助言、誠にありがとうございました(礼)。 当方自身、本SPのトゥイーターにつきましては、今回の場合「保険のような」扱いと割り切っております。 実際にSP稼働の段階になりますと、レンジ的にも諸々のご要望が出て参るものと想像致しておりますけれど、特に今回においては「単独筐体アンサンブル型」という特異な構造でありますので、後々高域に関し泥縄にならぬよう、前もって本体に組み込んでおこうとの思考であります(また全高1200mmのハコでありますので、天板上に後付TWボックスを置くこと、これは無理があるものと考えました。折角の「自己完結一体構造」でありますので、見た目的にも後付TWボックスは避けたいところであります。笑)。 そういう訳でありますので、極論としてはトゥイーター、単なるお飾りでも構わんという感覚であります(爆笑)。実際の使用においても、それこそ1μF程度のコンデンサー1発のみで接続の予定(20kHzの6dB落ち)、正直意味ないでは?というレベルの鳴り方に収めるつもりです(ドーム型ですけれど、極論0.68μF程度でも良いと考えております。笑)。 しかしながらお師匠、HALTWO様よりご助言頂戴致しました間接音活用のタイプ。この方向でありますと、それこそ指向性の広いドームトゥイーターを積極的に活用しない手はございませんですね。 お話しにありますような配置で、もっと低いクロスからの周波数。これならば結果として高域補完と同時に、何よりも一種のエフェクト効果を狙えそうであります。 お師匠、頂戴したアイデア、これはちょっとまた新たな試案をまとめさせて頂きます。天板上に配置の上、水平方向拡散の反射板をトゥイーター対面に配置するのも楽しい形でありますし(ありがちですが。苦笑)、まずはとにかくお絵描き、こちらぜひぜひ行ってみます。 そして最後にお師匠、先にHALTWO様へのお礼で申し上げましたその他の駄案、実はさらに異常な構造のシステムも、幾つか設計済みであります(笑)。 こちらお師匠、当方今回これは非常に良い機会でありますので(苦笑)、これらの駄案、必ず再質問の運びとさせて頂きます。 手前味噌ながらお馬鹿度200%、おそらくは世界初の試みと思われる形態(と申しますか小細工)もまとめた次第でありまして、よろしければお師匠、もう酷評でもコキおろしでも何でも結構ですので(笑)、以後もまたひとつ諸々ご指導のほど、何卒よろしくお願い申し上げる次第でございます(礼)。 iBook-2001様、重ねて御礼、ご回答、誠にありがとうございました!!!

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