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火災警報器のメリットは33%程度?
住宅火災による死因の約6~7割は逃げ遅れと機器取り付けを急いだのですが、 実際には火災報知器のある住宅と無い住宅での火災による死亡率は33%しか差がないというデータを見てちょっとショックです。 言うほどには、火災警報機のメリットは無いのでしょうか? また、何故、火災報知器を付けても、死亡率がもっと下がらないのでしょうか? 仮に、同じ資金を使うのであれば、それよりも、直火を使わない暖房や温水器に変えた方が死亡率は下がるような気がしています。
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- m_inoue222
- ベストアンサー率32% (2251/6909)
>火災報知器を付けても、死亡率がもっと下がらないのでしょうか? 寝たきり老人や身体に不具合がある人はいくら報知器が鳴っても避難できません 年齢別の死亡者と死因、家事の原因を読みましょう 原因...寝たばこ 年齢...高齢者 死因...煙を吸って中毒死 先日ラジオで聞いた話では ・寝たばこの習慣の有った老人 火事の範囲は寝具と畳が焦げただけ 死因は煙での中毒死 隣の部屋の人も気づかないうちに亡くなっていて翌日ヘルパーさんが入室して初めて判ったそうです 「逃げ遅れ」ではなく「逃げない」「逃げられなかった」「聞こえなかった」... 貴方の場合は報知器も効果が有ると思いますよ
- kei1966
- ベストアンサー率46% (1033/2245)
IHでも火災は発生しますね。 それよりタバコ原因の方が多かったと思います。 逃げ遅れは「一酸化炭素中毒」と「避難経路が絶たれる」ことによると思います。 警報器により早く気づけば避難経路が煙や炎にふさがれる前に逃げることが可能ですが、 最近の気密のよい家では、まず煙も少ない状態でにおいも無い不完全燃焼から発生する一酸化炭素中毒であっという間に体が動かなくなり死亡します。これは煙感知器や熱感知器の警報器では感知できません。 では、一酸化炭素発生時の警報器を取り付ければよいかといえばこれも実は難しい。 すでに検知されて警報器が鳴っても濃度の低い場所から高い場所に逃げればその場で倒れます。 色もにおいもない気体ですので警報器をつけたからと言って助かる保証はありません。 できれば、多くの住宅は内階段が1箇所であり、避難経路が複数ありませんので一酸化炭素中毒から命を守れる可能性が減らないのです。どのお部屋にもバルコニーがありそこから地上階に逃げられると安心ですがそれでは防犯面の心配もありなかなかこの「防災」と「防犯」は両立しないのが現状です。 つまり火災の「逃げ遅れ」は「炎」と「一酸化炭素」の両方の原因があるのです。
- yvfr
- ベストアンサー率17% (144/815)
たった数千円の投資で33%も効果があるのなら、躊躇なく付けます(付けてます) 3%でもです 付けたために逃げ遅れたりするなどのデメリットはなく、火災報知器が原因で火災になることもなく、デメリットはありません 少しでもリスク低減できるのですから、取り付けない理由がありません 何十万円もするのなら別ですが、各部屋に付けても数万円ですし
- phj
- ベストアンサー率52% (2344/4489)
消防設備士です。売っている側です。 うーんそうなんですよね。ただ、消防用の設備というのはそもそもが「1万分の1」の確率でしか役に立っていないものなのです。 1万分の1という確率はどこから出るかというと、年間の火災件数と消防用設備の設置数、さらに標準的なビルの耐用年数を勘案した割合です。計算によっては「10万分の1」という確率であるという論もあります。 しかし実際のところ、火事が起きれば新宿歌舞伎町の火災や同じく先日起こった新宿アパート火災などように死傷者だけでなく、近隣の住宅を含め財産にも大きな損害を出すことに成ります。 ですから、単純に33%の差という見方だけで考えるのは危険だと思います。 また、住警器について20年以上も前から取り組んでいるアメリカや欧州では、普及に伴い死傷者数が半減したという事実もあります。平均5千円程度の器具をつけるだけで、火災による死者が半分になるのですから効果は高いといえるでしょう(もっともたった半分という見方もあります) また、 >同じ資金を使うのであれば、それよりも、直火を使わない暖房や温水器に変えた方が死亡率は下がるような気がしています。 というのは明確に誤りだといえます。 この場合、確かに火災の発生件数自体はそこそこ下げることが出来ますが、火災の死傷者数を下げることはできません。 また、暖房機をファンヒーターや電熱器に変えたり、IHコンロなどに変えても火災を完璧に防ぐことはできません。 実際のところ、私のお客様のところで2件ほど電熱ヒーターを原因とする火災があり、また昨日ニュースでもコンビニの電熱調理器(揚げ物用)から出火し、コンビニ丸ごと全焼したという事案があったばかりです。IHコンロに変えても出火するときは出火するのです。 つまり消防用設備とか住宅用火災警報器というのは、100%防ぐことが不可能な火災に対して、早めに警報することで人命を救出する最終手段である、ということになります。 その点でも「同じ資金の使い道」とはいえないのです。 さらに弊社の例で恐縮ですが、住警器があることで火災に至らなかった事例もあります。 それは弊社で取り付けした住警器が煙をキャッチし警報を鳴らしたことで、住人(高齢者)が異変に気づき、ボヤになる前に消し止めたという事例です。 フライパンはダメになったようですが、この場合は火事そのものを未然に防いだ事例といえます。しかもこのような事例は火災発生率にも火災による死傷者数にもまったく反映されません。 (なんでこの事例を知ったかというと、私の市では福祉局が補助金を出していて、その方の家は補助金で着け、福祉士の方がその話を聞いて関係各所に連絡したからです) 一般的な皆さんは火災というと「火」のことを想定すると思います。しかし現代の建築物で怖いのは「煙」です。火災で煙が発生すると、一息で致死量に達する猛毒ガスがすぐに発生します。 火災から身を守るには「煙を早く発見し、出来るだけ吸わないようにしながら、安全な場所に避難する」ことなのです。 また煙も火災による熱で高圧になっていると、ちょっとした隙間からすぐに入ってきて充満するのです。 言葉では分かりにくいですが、とにかく煙がとても危険なのです。 そういう点から見ても、住警器の有用性は他のもので代用することはできません。 まあ、売っている側ですから話半分に聞いていただくとしても、寝室だけは住警器をつけておいたほうがいいですよ。
お礼
とても丁寧なお話ありがとうございます。 流石プロの方、持っていなければ、すぐにでも欲しくなりました! 確かに、ぼやになる前に気づけたのは命もですが、資産保護の面からも素晴らしいメリットですね。また、私も、寝ている時の煙が一番怖い(一酸化炭素を吸って窒息死)と思い、寝室は当然ですが、寝室に煙が近づく前に気づけるよう連動式の物を設置しました。 >その点でも「同じ資金の使い道」とはいえないのです。 確かに、同じ資金の使い道ではないかもしれませんが、死亡率や資産を守るための投資と考えると、例えば、薪式ボイラー(少ないかも)や芯出しストーブを最新の物に変える方が効率的なのでは?と思えています。 また、広告では7割逃げ遅れで死亡、でも実際は4割は死に、3割助かるだけ向上。 「逃げ遅れ」というカテゴリだけで調べても、何故、これほどまでに、火災警報機が無力であるのか疑問に思っています。 何故でしょうか?
>直火を使わない暖房や温水器に変えた方が死亡率は 火事の原因は様々ですし、それぞれの家庭の事情も様々です。 偶々貴方の所ではそうだっただけで、他の家庭とは状況が変わります。 報知器の能力も様々でしょうし。 能力が低い場合は、逃げられないぐらいの火勢になってからの反応かも知れませんし、音が小さかった、寝室から遠かった、電池が切れていた。 購入したからと言って、必ずしもその能力が100%発揮できていたのか。その家の住人が100%対処できたのかは分からないです。 報知器を着けては見たものの、安物でしたし・・・ 調理の度になり出す始末で・・・ 電池は抜きました。役には立っていません。
お礼
回答いただきありがとうございます。 他の家庭では違うと言うことは、法律も、それに応じてもう少し柔軟に適用されるべきですよね。 また、広告で7割逃げ遅れで死亡、実際3割助かるだけ。この間の4割は、火災報知器があっても何故死んでしまったのか?また、こういった広告がまかり通ってることに憤りを感じています。 特に、この4割の理由が知りたく思っています。 報知器の能力についてですが、認証?を取っていますし、能力は横並びなのではないでしょうか? また、調理の度と言うことは、初期不良や、熱と煙の設置場所や距離を間違えたりしているのではないでしょうか?一応、家で付けている物は、半年ほど付けていますがまだテスト以外では動いたことがありません。
ANo.1です。 私の回答に書いて頂いた情報を、先に見ていれば、多少答えが違っていたかと思います。 薪で直火ですか・・・それを変えたら確かに火災防止にはかなり効果的と思います。 しかし、そちらに仮にコストをかける決心をしていたとしても、火災報知機については法律で義務化されてしまいましたので、付けないという選択が出来ません。 法律がいつも実情に沿っているかというと、必ずしもそうは限らないのです。
補足
回答いただきありがとうございます。 とりあえず、広告で7割逃げ遅れで死亡、実際3割助かるだけ。この間の4割は、火災報知器があっても何故死んでしまったのか?また、こういった広告がまかり通ってることに憤りを感じています。 特に、この4割の理由が知りたく思っています。 また、法律はともかく、現状、罰則がありませんので、個人の独立した家は、優先順位を決めて行動したいと思うところですよね。 因みに、本当は室内専用ですが、折角ですので1台多く購入して、軒下にあるボイラーの近くにも一台設置(連動熱式)しました。ただ、費用対効果を考えた場合、4割の人には無駄であったようで、どこまで意味のある物か疑問に思っています。
- oldpapa70
- ベストアンサー率34% (682/1991)
>同じ資金を使うのであれば、それよりも、直火を使わない暖房や温水器に変えた方が死亡率は下がるような気がしています。 とてもじゃないが家庭用火災報知器なんぞの値段で直火を使わない機器設置など貧乏人には出来ません。 さらにあとのランニングコストを考えるとたいへんです。同じく貧乏人には維持できません。 外で火を焚くんじゃ意味ない(質問者の意に沿わない)ので、そうなるとオール電化しかないようなきがするが・・・。 そうすれば、現状では原発稼動で電力UPするしかないとかんがえます。 いやいや火力発電地熱発電etcがとおっしゃるかも知れませんが安定供給にはまだまだ年月がかかることでしょう。 火力なら重油やLNGの輸入量が増えて輸送が大変、またコストUPにもなる。 太陽光や風力発電で何軒分とか言っていますが、台風などで九州から北海道まで2日も3日も曇天が続けば何の役にも立ちません。奇麗事に騙されてはいけません。実用になるにはまだまださきです。
お礼
回答いただきありがとうございます。 まず、逃げ遅れの死亡が7割と言っていて、火災報知器を付けても、助かるのは3割程度、売り手の広告説明に誇張を感じませんか?私は、この7割を聞いて付けたため、何だかなぁーという感じでいます。 特に、この差の4割は付けていて、何故死んでしまったのか疑問に思っています。 また、私事ですが、パナの連動式の場合、1台8000円、田舎のため部屋数が多く、結構な費用がかかっています。給湯器が、直火の薪式なのですが、これをエコフィール(灯油式ですが、直火ではありません)に変える方がリスクが低かったのではと思わなくもないです。安い物ですが報知器よりも安いです。もちろん両方ともする方が良いでしょうが、優先順位としては、直火を減らす方が良いような気がしています。 電気ではなくても、もっと安全な物に交換できる場所はあると思っています。 掘りごたつは今は使っていませんが、ストーブは芯出しですので、これをファンヒーターに変えるだけでも安全になるような気がしています。 直火というか、裸火との表現が適切だったかもしれません。 訂正させて頂きます。
一度死んだら挽回不可能ですので、33%という数字は決して低くないと思います。 直火を使わない暖房や温水器に比べたら、天井にくっつけるだけの火災報知機なんて、比較にならない程安いです。 それなら、暖房や温水器変えた上に、火災報知器も付けたら、さらに上乗せで死亡率33%減です。
お礼
回答いただきありがとうございます。 しかし、逃げ遅れの死亡が7割と言っていて、火災報知器を付けても、助かるのは3割程度、 売り手の広告説明に誇張を感じませんか? 私は、この7割を聞いて付けたため、何だかなぁーという感じでいます。 また、残りの4割は付けていて、何故死んでしまったのか疑問に思っています。 また、私事ですが、パナの連動式の場合、1台8000円、田舎のため部屋数が多く、結構な費用がかかっています。給湯器が、直火の薪式なのですが、これをエコフィール(灯油式)に変える方がリスクが低かったのではと思わなくもないです。安い物ですが報知器よりも安いです。もちろん両方ともする方が良いでしょうが、優先順位としては、直火を減らす方が良いような気がしています。
お礼
回答いただきありがとうございます。 もちろん、様々な事をしたあとであればありだと思います。また、予算がいくらでもあれば、家に警備員を常駐させるなどの方が良いのは分かっています。 仮に、火災予防に使える予算が、数万円と限られていた場合や、毎年、数万円ずつ使えるのであれば、33%のメリットよりも、火災になるリスクを減らす方に投資した方がメリットは大きいのではないかと思っています。 家は誰もタバコを吸いませんが、寝たばこをするような人がいれば、その習慣を直すために、禁煙科やニコレットを買うなどです。家の場合は、とりあえず、薪式給湯器と芯出しストーブが気になっています。 また、売り文句では7割助かるような言い方ですが、3割しか助からないのには合点がいかないところです。