住宅用火災感知器の設置が必要なのは、寝室全てと2Fに寝室がある場合、
階段の最上部に設置のみです。
(一部追加情報は省略します。)
基本的にはNSマークの付いているものなら信頼できる品です。
(国内の性能試験に合格している品です。)
※そもそも総務省令で規定する住宅用火災感知器の基準を満たしている
ものイコールNSマーク付きのものになりますので、NSマークなしのもの
は火災感知器とはいえません。
大体4,000円から6,000円が相場でしょうね。
ホームセンター等で1,500円くらいから売っているものは海外製品が多く
NSマークが付いていないので、高温多湿の日本では誤作動が多いと言われ
ています。
(本当かどうかは定かではありませんが)
台所の湯気で誤作動はあるそうです。(湯気が充満するときは換気扇を
用いて外に逃がしてやる必要があります。)
通常のタバコの煙には誤作動することはないといいますので、線香も
大丈夫だと思います。
また室内が0度以下になる家庭では結露による発報もあるそうです。
さらに住宅用火災感知器は完全なものではありません。
ボード板や壁紙に化学物質が多く使われていますが、火事により発生する
シアンガスなどには反応しません。
その際はガス警報機付きの火災感知器が必要になります。
15,000円くらいするそうです。
(火事の際は一酸化炭素、各種ガスを吸い込まないよう這って逃げるのが 鉄則です。)
ともあれ、住宅用火災感知器は、火事が起きた場所に寝ている人を起こすのが最大の目的です。
NSマークの付いたなるべく安いものをまずは寝室分だけそろえてみては
いかがでしょうか?
つけなくても罰則はないのですから、まずは法律どおりというよりも寝室
だけつけてみるということで良いのではと思います。
※全くつけないで火事を起こした際、罰則はありませんが、出火責任を
重くするということが各市町村議会で検討中です。
私見ですが、ナショナルの「けむり当番」がお勧めですよ。
音声で「火事です」としゃべってくれます。
警報音の多い現状、音声案内は便利と思います。
現在販売されている国内製火災感知器の中で音声案内はこの製品だけのはずです。以前は他メーカー品もありましたが、皆撤退したようです。
お礼
丁寧な説明ありがとうございます。 お勧めのナショナルの「けむり当番」を検討していました。 寝室、階段に加えて、台所には、「ねつ当番」をつけようとおもいます。