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蓄熱暖房回路専用盤の主幹容量選定は?
新人の盤設計者です。 盤の主幹選定で悩んでいます。 蓄熱暖房容量合計:38kw 電気温水器 :6.4kwの場合です。 1)選定の際の、根拠になるものはありますでしょうか? 2)深夜機器の場合、需要率は想定したほうが良いのか?
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- yougruty
- ベストアンサー率60% (432/719)
>33.7KW超の場合の判断はどうすれば良いのでしょう。 配線設計の考え方で、3時間以上連続して使用する負荷を使う場合、負荷電流がブレーカー容量の80%を超えない様に設計するといった内容が書かれていたはずです。 今、手元に内線規程がないため、文章は違っているかもしれませんがそういった設計の考え方があります。 よって、44.4kWの場合、 負荷電流=44.4kW÷200V=222A 222A÷0.8=277.5A 277.5Aの直近上位のブレーカーは、300A。 よって、300Aを使えばOKです。 ただし、この計算で求めた場合、3545-1表と照らし合わせると若干、矛盾する部分が出てくるため、参考程度に考えてください。 また、6回路以内のブレーカーを集合して取り付ける場合であれば、メインブレーカーは省略できるため、主幹300Aブレーカーを付けずに直接分岐させてしまうという手もあると思います。 その場合、幹線保護を考えると最低でも222A以上の許容電流のある幹線を張っておかなければなりません。 また、電圧降下も考えるともっと余裕を持った太さの幹線を選んでおいた方が良いと思います。 2)深夜機器の場合、需要率は想定したほうが良いのか? 深夜機器の場合、需要率は100%ですが、一般負荷と共用する幹線を選定する際に重畳率という考え方があります。 計算式:深夜負荷電流+一般負荷電流×0.7 上記で出した電流値から共用部分の幹線の太さを選定します。
- mukaiyama
- ベストアンサー率47% (10402/21783)
>1)選定の際の、根拠になるものは… もちろん『内線規程』です。 合計 44.4kWですから、300Aです。 >2)深夜機器の場合、需要率は… 100%。 --------------------- しかし、蓄暖が 38kWとは何台あるのですか。 合計 44kWもあって単相供給で問題ないか、電力会社と協議はしましたか。 三相での供給にならないか確認しないと、盤を造ってもお釈迦になってしまいますよ。
補足
1)『内線規程』確認しました。 3編5章 3545節:深夜電力機器の施設 3545-1表を使えばよいのですね。 但し、(2)深夜電力機器が単相200Vの場合の表において 機器容量:30.0KW~33.7KW⇒ブレーカー225A までしか載っていません。 33.7KW超の場合の判断はどうすれば良いのでしょう。 2)某社の設計だと、主幹200Aで設計しているようです。 (単相2線200V) 蓄暖の内訳です。 6KW×1台、5KW×1台、4KW×1台 3KW×7台、2KW×1台です。 ※当方、東北地区なので蓄暖回路は多いです。