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水草が生えるまでの期間(万葉集との関連)
万葉集に山部赤人が、権力者の家の池に水草が生えたことを詠んだ歌があります(巻三 三七八)。 池を作って水草が生えるまでにはどの位の期間を要するのでしょうか。手入れをしっかり している場合としていない場合、水草があるのは家の荒廃を示すのか又は隆盛を示すのか、等に ついて考えています。 御教示のほどお願いします。
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いにしへの古い堤 なので古くなって手入れが行き届かなくなって 草が生えたということなんでしょう。 故太政大臣藤原家の山池を詠んだとされているのではないのですか。 このみずくさというのは水の中に生えているというより 池の渚なので湿地性の植物だと思いますが。 住む人がいなくなって荒廃しているということだと思います。 年深みとかかれていますが 現実にはそんな何年も掛からずに生えると思います。 翌年には生えていても赤人が見たのが何年も経った後ということではないでしょうか。
お礼
早速のご意見有難うございます。屋敷、家が荒廃したとも考えられますが、この屋敷の主は藤原不比等であり、不比等死後もその子供たちが権勢を揮う史実があります。とすると、水草が生えているのは荒廃のせいでなく、手入れの結果、美しい水草が生えているということかなとも考えられないでしょうか?