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虫も風邪をひくの?
人間はいろいろな病気にかかりますよね、 哺乳類も、いろんな病気があります。 虫や魚は風邪をひくんですか? いや、例えば、おたふく風邪でも胃腸炎でもいいですが。 虫などに感染するウィルスが少ないのはなぜでしょうか。 地球上で、昆虫は、ある意味一番成功している生物であるとも思うのですが(最近は環境破壊でそうも言えないのかもしれませんが)
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風邪や胃腸炎はないでしょうが、虫にも感染症はたくさんありますよ。ウイルスや細菌、寄生虫などで昆虫が死亡する例はたくさんあります。 農薬として虫だけに感染するウイルスを使えば安全な農薬にならないか、という研究もされていますし、ゴキブリなどの体液には抗菌物質という細菌を殺す物質が含まれています。つまり、細菌への防御がないとゴキブリもやはり病気になるんです。 魚やザリガニなどはアクアリウムをしてる方や養殖をしてる方のほうが詳しいと思いますが、水槽を不潔な環境にするとすぐ病気になります。 水族館でも魚を感染症から守る薬を食べさせていますし、うっかり消毒剤を多く水槽にいれてしまって魚を逆に殺してしまうという事故などもあります。 農業においては植物を病気から守ることはとても大切です。植物も細菌やウイルスで病気になるからです。農薬には植物を病気から守るための薬も含まれています。 昆虫の体内にもインターロイキンやトールライクレセプターなどの病原性細菌から身を守るシステムが存在し、これらは人間にも同じように存在しています。 このように、あらゆる多細胞生物は病原微生物と戦っています。 負ければ死あるのみです。自然界でも多くの個体が病気で死んでいると思いますよ。 自然界では病気で死んでもすぐにほかの生き物に食べられてしまうので人間の目にはなかなか映らないだけかと思います。 唯一、サメやエイなどの軟骨魚類は非常に特殊で病原微生物に対し、非常に高い耐性をもっています。これは非常に例外的な存在のようで、どのようなメカニズムがあるのか研究もされていますがまだ完全には解明はされていないようです。
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- fujic-1990
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> 虫などに感染するウィルスが少ないのはなぜでしょうか。 ホントに少ないのでしょうかね? 私は、単に我々の目につかない(そこらでたくさん死んでいる)だけだろうと思います。 例えば、冬虫夏草というものがあります。虫に寄生して虫から栄養を取り、最後には虫を殺してしまう菌類です。漢方薬として扱われるんで我々の目に触れますが、そうでなければ誰も気にしないでしょう。 名前を忘れたので信憑性に欠けるかも知れませんが、あるアリの種類は、病気にかかると、他のアリがその病気のアリを加えていって、ゴミ捨て場に(活きたままのアリを)捨てる習性をもっていたりします。 ハキリアリだったかな。病気になると神経をやられて、酔っぱらったような動きをします。 アリのような小さな脳みその生物でもそういう習慣をもつくらいですから、頻繁に起きているのではないかな。 また菌類・ウィルスに限定せず、虫に寄生するもっと小さな虫はたくさんいますので、虫に寄生するウィルスだってたくさんいると思いますよ。 書いていて中途半端に思い出したのですが、細菌に寄生するウィルスもいるそうです。「へー、世の中厳しいんだな」と感心して終わりだったので、名前は最初から覚えていませんが。
お礼
ありがとうございました。おっしゃるように、はなから少ないと決めてかかっていはいけませんね。 最近は人間のいろいろな病気が発見されたりしていて、なんで人間だけこれほど多く色々な病があるのだろうと思ってはいたのですが。
お礼
専門的なことまで、どうもありがとうございます。 そういわれてみれば虫などの死体は人間の目に触れるものはごくほんの一部でしょうから、いろいろな病気があるのでしょうね。 おっしゃるように、植物にはかかるけど人間にはかからない病気があるのだから、その逆というのは、我々が知る以上に多いのでしょうね。 そう考えると、細菌やウィルスは怖いなと改めて思います。 サメやエイのお話は大変興味深いです。初めて知りました。ありがとうございます。