- ベストアンサー
近隣の雨水の問題について教えてください
新築した家に住んで数ヶ月たったある日、 裏の家の所有者から うちが建つために擁壁をしたせいで、うちの隣の土地から雨水が流れ込むようになったため、 何とかしてほしいと苦情がありました。 雨水はうちからの流出でなく、うちの隣の土地からのものですが、 うちが擁壁をつくったせいであるため、うちに何とかするようにとの苦情でした。 ちなみにとなりの土地は空き地で、うちが建つまでは隣の土地とうちの土地はつながったような状態であったため、雨水の流出はなかったとのことです。 雨水が流れ出る相手方の土地では、特に家財等に被害が出ているというわけでもありません。 このような時、うちは必ずしも何か対策をしなければならないのでしょうか。 法律にはまったくくわしくなく困っています。 自然流水等についての民法などを調べたりしたのですが、 うちの状況にあてはめて考えることが難しく、困っています。 助言、アドバイスお願いします。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
No.3です。丁寧で心のこもったお礼を頂けて嬉しく思います(^^)。 父の土地は、私も腑に落ちないものが有ります。 当時、父は、癌の末期で寝たきりでしたので「どうせ自分はすぐに死ぬから関係ない」と思ったようです。 今は、母が全て相続しておりますが、この後、子供たちが相続するときに隣家と揉めることになると思うので、負の遺産を残した父に腹が立っています。 ところでNo.4さんは、何か大きな勘違いをして回答しているようですね。 それと「うち」という言葉のほうが解釈しやすくて良いと私は思いました。 「うち」は漢字で書くと「内」ですね。 「内側」すなわち「我が家」のことですから「うち」を多用したほうが解釈しやすいと私は思いました。 ++++++++++++++++++ 貴方の隣家とのゴタゴタが続くようなら内容証明郵便に配達証明をつけて送付し、それでも解決出来ない場合は簡易裁判所の少額訴訟制度を使って損害賠償を請求してみるのも一つの方法かと思います。 ちょっと裏話を・・・。 私の父は軍人でしたが終戦後に復員してきてすぐにオートバイを作り始めました。 帝国陸軍の落下傘部隊が使用したエンジン式発電機のエンジンを大量に払い下げてもらい、地面に鉄パイプを置いてバーナーであぶって曲げてフレームを作り、スプロケットまで自作してオートバイを作ったのですが、一台売れると土地つきの小さな一戸建てが買えるほどに儲かったそうです。 そしてオートバイは飛ぶように売れましたが、月産3台ではとても間に合いませんでした。 そこで当時は日本一大きなオートバイメーカーのトーハツ(東京発動機)の販売代理店になり、本店のほかに支店を3つも持つほどになりました。 それほどの父が、「隣家から内容証明が来てしまった。どうしようどうしよう」とオロオロして私を呼んだのです。 行ってみたら単なる簡易書留でした。 私は父に言いました。これは内容証明などでは無い。書留ですら無い簡易書留だと。 仮に内容証明だとしても、それは言いたいことを相手に言った証明に過ぎないから、こんなものでオロオロする必要など無いと。 それで父は、ほっとしたようでした。 私は地方裁判所に2回、簡易裁判所に1回ほど訴訟を起こしています。 だから裁判慣れしているわけですが、父ほどの実業家が簡易書留でオロオロしている姿を見て笑ってしまいました。 裁判などと言うと、震え上がってしまって自分の人生が終わったかのように感じる人が多いようですが、実は大したことは無いのです。 以前私が住んでいたアパートが取り壊しされることになったときに、家主はいきなり「アパートを取り壊すことにしました。入居者は○月○日までに退去するように。なお、敷金礼金は返しません」と云うウルトラスーパー超失礼な通知を寄こしました。 それで腹を立てた私は法務局に家賃の供託をしたわけですが、家主は私を家賃不払いで簡易裁判所に訴えました。 裁判所から送達(訴状)が来ましたが、そんなものは屁でもないです。 私は簡易裁判所に行き、家主を逆告訴してやりました。 その際に「簡易裁判所で埒が明かなければ20年でも30年でも最高裁まで争いましょう」と書いてやりました。 そうしたら震え上がったのは家主のほうでした。そして折れてきたのです。 「敷金・礼金は返す。立ち退き料として45万円を払う」という条件で、双方共に訴訟を取り下げることにしてくれと言ってきました。 どうでしょう。慣れていない父は簡易書留でオロオロし、慣れている私は裁判所から訴状(送達)が送られてきても平然としているわけです。 貴方も法的な知識を身につければ百戦危うからずだと思いますよ。頑張ってください。
その他の回答 (4)
- risunotorasan
- ベストアンサー率35% (843/2406)
皆さんに回答を頂いているようですがあまりにも自宅のことを うち と表現されることはお控えくださったほうが 文章を読むほうとしては解釈しやすいものです。 実際は 裏には昔から家がある うち といわれるのは質問者さんのお宅 隣の土地 というのは また別の所有者がいる 質問者さんが擁壁を作ったということは 地盤をいくらか嵩上げするために擁壁を作られたのでははないですか? 裏の方は 質問者さんが嵩上げしたがために その土地(うちの土地)からの雨水がお隣に流れ込んでそして裏の家にも流れ込んだ。 という裏の家の方の主張ではないのでしょうか? それであれば、その問題の起因は嵩上げしたお宅にあります、 あなたが対策を講じる必要が出てきます。 ただ 質問者様の排水が道路わきにある雨水の排水溝に流れ込む方法が採られているならば、 全く話は違ってきます。 今度は お隣の土地の排水を考慮しなかったことに対して また別の問題になってきます 空き地ということなので隣の土地の所有者は寝耳に水の問題になってきますが・・・。 質問者様がその嵩上げによって隣の土地の排水のことまで考慮しなかった 出来なかったことについて責任は発生します。 いくら雨水は高いところから低い所に流れる と持論をぶっつけてもまた別問題です。 どちらにしても素人の質問者様がそこまで考慮して嵩上げしたわけでもなく 業者がすべて請け負って施工したわけなのですから この件は施工業者に相談すべきです。 お隣の土地の所有者を含め3者+業者での話し合いに持ち込まざるを得ないでしょう。
- Kowalski_Japan
- ベストアンサー率22% (283/1243)
No.1さんの回答が正しいと思います。 そして、貴方は法律的な知識で理論武装したほうが良いと思います。 『法テラス』が全国に有りますから、そこで相談して法的な知識を仕入れましょう。 とりあえずは、その空き地の所有者に頼んでみるように言ってみてください。 それでもガタガタ言ってくるなら内容証明郵便で「うちは何も関係無い」と言ってください。 逆に、貴方が家を建てるまでは貴方の土地が排水溝の役目をしていて、そのお陰で隣の家の人が利益を得ていたわけですから、その利益分を払って欲しいと言ってみましょう。 世の中には不思議な人が居るものです。 私の実家に、ある日隣の家の主人が怒鳴り込んできました。 「アンタんとこの桜の木のせいでうちが日陰になっている。それに落ち葉の掃除も大変だから桜の木を切れ」と凄い剣幕でした。 そして、両者で土地登記簿や測量図面や公図を調べた結果、隣家が私の実家の土地に14坪もはみ出して家を建てたことが分りました。 私は父の代理人として、即座に家を撤去して土地を返却するように求めたのですが、その途端に隣家の主人は平身低頭して「もう歳だし。14坪も返したら家そのものが小屋のようになってしまう。何とか許して欲しい」と言い出しました。 最初に怒鳴り込んできたときは私の胸ぐらを掴んで凄い剣幕だったのに180度変わって懇願するようになりました。 しかし、そういうことはきちんとしないと後に尾を引くので私は飽くまでも家の撤去と土地の返却を主張しました。 ところが父が、「相手も分かってくれたことだし14坪ぐらい良いではないか」と言い出して終わりにしてしまいました。 昔からの住宅地ですから、14坪とは言っても1千万円ぐらいにはなります。 しかも、その固定資産税も我が家が払い続けているのです。父のいい加減さには辟易しましたよ。 それはともかくとして、世の中には主張すればするほど自分が得をすると思い込んでいる人が居るということです。 是非、貴方の家が建つまでの貴方の土地の使用料を請求してください。 下手なことを言えば薮蛇になることを分からせたほうが後々楽ですよ。
お礼
ありがとうございました。 どこにでも理不尽な事を言う人がいますね。 お父様の土地、何だか腑に落ちないですね。 とても不安でしたが回答していただいてすごく安心できました。 本当にありがとうございました。
擁壁の高さや隣家との状況によっては、その地区の自治体によって擁壁に水抜き穴の取り付け義務や、その排水路の設置までもが義務化されている場合があります。 なのでお宅の擁壁面からの排水が隣家の土地に直接流れている場合は問題が発生する場合がありますし、最初にU字溝ひとつ分下げて擁壁を設置し、排水路を隣家側に取り付けしなければならない場合もあります。 しかしよほどでない限りは住宅メーカーで色々調べて造成を行いますので、お宅の場合は問題ないはずです。 それでも万が一法的にお宅の側の非であれば、宅地造成を行った住宅メーカーの責任です。 今回の問題が上記以外の原因で発生しているならば、その対処はお宅でするべき事の範囲を逸脱していますので、お宅は免責でしょうね。 その残りの土地の所有者の責任となり得ます。 ただハウスメーカーには報告をしておき、隣家に何らかの説明くらいはさせておいた方が無難かとは思います。
お礼
ありがとうございました。 突然の苦情に不安だったんですが、 皆様に回答していただき、安心することができました。
- williumblake
- ベストアンサー率29% (379/1287)
地面を伝わって流れてくる水は、流れてくるほうが受け入れなければいけません。 これを水の受忍義務といいます。 あなたの土地に擁壁ができなければ雨水はあなたの土地に本来流れていた、というのがお隣の主張でしょう。 しかし擁壁は土地を高くかさ上げするためのもので、雨水の阻害や排水を目的としたものではないはずです。 あなたの家の屋根から直接隣に水が流れ落ちているという場合でない限り、高い土地のほうに雨水を処理する義務はないのです。 ですから昔から皆、土地は少しでも高くしようとし、また予めトラブルを避けて自分の土地の周りに水路を設置するなどしていたのです。 あなたが入居するまでは、あなたの土地が隣の雨水を引き受けさせられていたわけですから、お隣の主張は少々虫が良すぎる部分もあります。 なにもする義務はありません。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。 とてもわかりやすくて参考になりました。 突然うちにやってきて苦情をいい、どうしたらいいのか途方に暮れていました。 次に連絡がきたらあちらの主張の方がおかしいと話してみます。 本当にありがとうございました。
お礼
お返事ありがとうございました。 私達ももう少し法的な知識を身につけておかなければ と思います。 私達が住んでいるのは少し田舎であり、 土地も坂道になっているので、どうしても擁壁せずには 家が建てれない状態です。 擁壁をしたせいで雨水の流れが激しくなった等の 苦情をいわれても。。。と 隣との境界もあるわけで、うちが隙間をうめたとしても 完全に雨水を何とかできるとは思いません。 雨水によって何の被害もでていないのに、 苦情を言われ、すごく気分が悪かったです。 少しでも法的に知識があればもう少し毅然とした態度で 接することができたのにと思いました。 ありがとうございました。