離婚の財産分与・妻母が繰り上げ返済したマンションは

質問

離婚時のマンションの財産分与について教えてください。

結婚５年目で夫と離婚の話し合い中です。
子供はおりません。

マンションを夫婦共同名義で結婚直後に購入しました。
結婚前からの貯金より、夫１４００万、妻８００万の頭金をそれぞれ出し合い、夫名義でローン１９００万を組んでいます。
共働き（妻はパートです）でローンを返済しており、途中妻が妻の母より４００万の提供を受け、４００万の繰り上げ返済をしています。
妻の母の４００万は本来なら頭金の一部のはずでしたが、母から４００万を渡された時期が２カ月遅れたため繰り上げ返済となっています。
現在ローン残高は６００万です。マンションの査定額３２００万です。

マンションは売却して清算するのか、夫がマンション・ローンを引き受けるのかの結論がでていません。妻はマンションを出る予定です。
妻の母からの４００万をどのよう考えたらいいのかも判断に困っています。
夫は妻へいくら支払うべきなのでしょうか？

お知恵をおかしください。

回答No.1

AkiraHari · ベストアンサー

マンションに対する初期段階の貢献分は1400対800+400=14対12
厳密に言えば400万は2か月遅れなので若干考え方は違いますが、頭金と同じに扱っても今回は大差ないでしょう。
繰り上げを引いた1500万のローンの900万は夫婦で返済しているので折半です。
ローン残高600万と査定額3200万の差額2600万が売却した場合の財産です。頭金分2600万はこの中から返すと残金0です。つまり夫の取り分が1400万、妻の取り分が1200万です。妻の母親に返すのは妻と母親の問題とすればいいでしょう。売却しないのであれば妻に1200万現金を渡して、夫がローンを払いながらそのまま住むことになります。

頭金は1400対800=14対8とすると、400万は妻の母親から借りたのでこれを返すことになります。
そこでローン残高と査定額の差額2600万から400万を妻の母親に返し、残り2200万から頭金分をそれぞれ返すと残金０です。
仮に、査定額が変わり残金がプラスであればそれを折半します。マイナスであれば同率で返済します。つまり、査定額が3200万を下回った場合は400万を頭金に入れないほうが妻の取り分が増えます。
親ではあっても夫婦以外からのお金ですから、マンションの価値が下がったからと言って全額返さないというのはおかしいので、本来の考えは先に400万返してから処理するとなるでしょう。

お礼

わかりやすく丁寧な回答をありがとうございました。

妻の母の４００万の考え方が明確になったので、お互い納得のいく結論がだせそうです。

ありがとうございました。