• 締切済み

離婚時の財産分与

離婚の話し合いをしていますが、一般的な財産分与の方法がわかり ませんので教えていただけますでしょうか。 財産としてはマンションと現金が主となります。 マンションは共有名義で持分2分の1ずつ。ローンも連帯債務で 2分の1ずつとしています。 毎月の支払以外では、頭金は私が450万円出しており、 昨年繰り上げ返済(こちらは家計の貯蓄から600万円)もして います。(共働きなので、繰り上げ返済も2分の1ずつになるかと 思います。) 今の話の中では、配偶者がマンションに住み続ける方向で進んで いますが、お互いにマイナス要因がない前提だとこの場合、一般的 な財産分与の方法としてはどのような分与となるのでしょうか。 また、こちらはマンションを手放すことになるのですが、現金を 分ける際に、頭金と繰り上げ返済の半額をこちらの取り分として 取得することは可能なんでしょうか。

みんなの回答

  • v101d
  • ベストアンサー率35% (82/228)
回答No.1

> こちらはマンションを手放すことになるのですが、現金を > 分ける際に、頭金と繰り上げ返済の半額をこちらの取り分として > 取得することは可能なんでしょうか。 頭金は結婚前の、個人の貯金から出したものと仮定します。 その場合、原則的には  (1)頭金は返してもらえる  (2)繰上げ返済の分は返してもらえない  (3)結婚後の収入による預貯金や資産は半分ずつ  (4)マンションの現在の価値も半分ずつ  (5)マンションのローン残額も(マイナスですが)半分ずつ です。 (1) と (2) の違いは「結婚前の財産か、結婚後の財産か」です。結婚後の財産は二人の共有財産なので、「返してもらう」という発想にはなりません。 (4) は、仮にマンションを今売った場合の値段(不動産屋で見積もってもらえます)が3000万円だとしたら、半分の1500万円ずつが互いの持分になります。 ただし (5) はマイナスの財産を分け合うことを意味します。仮にローンが4000万円残っていた場合は、二人とも2000万円ずつ(銀行に)支払う必要がある、ということになります。 (1), (3) は比較的小額で単純なのですが、結局はこの (5) と (4) との差額がいくらになるのか、というのが大きな問題になります。上の例だと現在の売値よりもローン残高の方が1000万円大きいので、二人それぞれがマイナス500万円ずつ財産分与する、ということになります。つまりそのマンションから出て行く側よりも、住み続ける側が不利になるので、この場合で「マンションを手放す」ことは「マイナス500万円を手放す」ことを意味します。したがってただでは手放せません。(1) や (3) の分などから相手側に500万円払った上で(不利な財産を)所有してもらう、という考え方になります。 一応、これが考え方としての原則です。なので、まずはローン残高の確認と、今マンションを売った場合の値段を見積もってもらうのが先決だと思われます。 加えて、財産分与の考え方としてはこれが原則なのですが、現実的にはもう1つ問題が残ります。この手続きの際にローン残高を一括返済できればいいのですが、それができない場合は(財産としての分与はともかく)ローンの保証人から抜けることができるかどうか、という問題は別に解決する必要があります。保証人は財産をどう分けるか、という二人だけの問題とは異なり、お金を貸している銀行も含めた同意が必要になるからです。簡単にいうと二人が離婚して、財産分与も済んで、あなたがマンションから出て行ったとしても、それだけではあなたは保証人のままです。あなたがローンの保証人から抜けることができるかどうか(つまり相手一人で新たにローンが組めるかどうか)は銀行が判断します。銀行が無理と判断したら、一括返済する以外に保証人から外れることはできません。

manboku
質問者

お礼

さっそくご回答いただきありがとうございます。 ローンは配偶者単独で組み換え可能なのでローンの保証人としては 問題ないかと思っています。 ご回答いただいた視点で色々考えてみたいと思います。 ありがとうございました。

関連するQ&A