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「元気でくらす」と「元気にくらす」
元気で暮しております。 と 元気に暮しております。 で、どちらも日本語として正しいのでしょうか? 詳しいかた、ご教授お願い致します。
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『元気に暮らしております.』 【に】...『状態の主体(副助詞を後に伴う事が多い)と用法の広い格助詞』 “元気である状態”の意味を含んでいます. 即ち、“相手に元気な状態で暮らしております”という意味に成ります. ---------------------------------------------------- 『元気で暮らしております.』 【で】...『動作の起こる場所、動作や作用の行われる時や場所』 および『動作や状態の継続する期間、継続していた動作の終わるとき、基準や境界と用法の広い助詞』 (“病に伏せっておらず”)“元気に”“安息できる場所で”暮らしております. 即ち,“病に伏せることもなく元気に安住の地(自宅等)で暮らしております”という意味に成ります. ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 助詞の『に』や『で』には他にも意味がありますが,この文章に当てはまるものだけ抽出し,語句を分解して,意味を拡張してみると,【に】は『状態』,【で】は『動作の起点や動作や状態の継続する期間』というように,【で】の方が意味が多いことが判りました. ==================================================== 以上です.ご参考にして頂ければ幸いです.
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- kine-ore
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・元気<で>→「(暮らして)おり(ます)」に係る。 (中核助詞を修飾する。) ・元気<に>→「暮らし(て)」に係る。 (下接する用言を限定修飾する。)
- ゆのじ(@u-jk49)
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既に名回答がありますので、あるいは、邪魔になるだけかもしれませんが、あえて、文法的・辞書的では無いお答をしようと思います。私自身どういうニュアンスで使い分けているかということを考えまして、とても、興味深いご質問であったわけです。 端的に言いますと、「である」、「になる」が、一番短く「で」や「に」に繋がる言葉でしょうか。 そうなりますと、「元気<である>状態にて、今日を暮している」が、明日は分からない。 一方、「ますます元気<になる>よう念じつつ、明日以降を暮したい」と、将来に向かって生きている。 つまり、過去から現在と、現在から未来という状況・状態の時間限定の意味が、「で」と「に」には、あるようにも思いました。
- cxe28284
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回答NO2様の語感はするどいとおもいます。 元気になると云う言葉はありますが、元気でなると云う言葉はありません。 どちらも正しいが、使われ方が微妙に違うような気がします。 1、退院されたと伺いましたがその後いかがですか。 はい御蔭様で元気に(なり)+暮らしております。 2、ご無沙汰いたしておりますが、お元気ですか。 はい御蔭様で元気で暮らしております。 これは単純に状態様子を言い表しているのではとおもいます。 元気にかかる比重が違うと云う感じです。
「で」も「に」も形容動詞の連用形語尾として表に載っていますので、どちらも日本語として正しいです。
- hakobulu
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詳しいわけではありませんが、あくまで私見ということで。 どちらも正しいでしょうが、微妙なニュアンスの違いがあるように思います。 「元気に暮しております」は、「元気に」が「暮らしております」を修飾している関係。 「元気で暮しております」も同じような構図なのですが、「元気で」は幾分独立性も備えている。 前者が「(元気に)暮らしていること」を述べようとしているのに対し、 後者は「元気なこと」+「暮らしていること」を並立的に述べようとするニュアンスが多少混じっているように思います。