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森田療法と曝露妨害反応法は同じですか?
強迫性障害歴10年です。主に縁起や確認です。 森田療法って確か「あるがままを受け入れる」というような事を聞きました。 曝露法は、苦手な事に挑戦して強迫を我慢するということと聞きました。 曝露法は簡単に言えば、不安を我慢して状況に慣れるということですよね。 そこで教えてください。 1、森田療法の「あるがままを受け入れる」「不安を受け入れる」とが具体的にどういう意味ですか? 私の場合は、鍵などの確認が気になって何度も開け閉めしてしまいます。 こういう場合、森田療法でいうとどうい事ですか? 2、森田療法と曝露法は、何が違うのでしょうか? よろしくお願いします。
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森田療法の本を20冊以上読み、森田療法の自助グループである「生活の発見会」へ5年近く参加していた者です。 森田療法を知ったきっかけは、自分が「うつ状態」であったため、森田療法で治せると思い、森田療法の自助グループである「生活の発見会」へ通っていました。あるがままの境地は会得しましたが、残念ながら、仕事の過労が貯まって不眠症から躁うつ病を発症してしまい、森田療法ではうつ病や躁うつ病は治せれない(精神科による投薬治療が必要)ため、現在は、生活の発見会は退会しております。 曝露法については、初めてきく言葉なので、残念ながらわかりません。 森田療法の「あるがまま受け入れる」という心の境地は、現在の自分の状態をあるがまま受け入れること、質問者様の立場でいうと、強迫観念である「縁起を気にすること」や「鍵などの確認行為」自体をそのまま受け入れ、症状を忘れてしまうことであるといえると思います。 森田療法の自助グループである「生活の発見会」は全国に会場がありますので、インターネットで検索して、自分の通いやすい会場へ一度参加されることをおすすめします。 私が、生活の発見会の会場の扉をあける時はとても勇気がいりましたが、一度入ってしまえば、「ああ、自分と同じような症状で悩んでいる人がいるんだ」とわかり、とても安心できます。 また、発見会へ参加して、自分の症状や悩みを話したり、他の人の症状や悩みを聞いているうちに、少しずつ薄皮をはぐように、質問者様の強迫観念は少しずつなおってきます。治るというよりも、「忘れる」というのが正確な言葉かもしれません。 生活の発見会の学習会へ参加される時は、代表者の方に事前に自分の症状と当日の会費を聞いてから行かれるといいと思います。私が通っていたところは、会場代として毎回600円程支払っていました。 森田療法の自助グループである「生活の発見会」に参加するだけで、10年も悩み続けていた強迫観念は自然に治っていくと思います。また、あるがままの境地もしだいに会得されると思います。 ↓発見会のホームページです。 http://www.hakkenkai.jp/index.htm 最初は、たぶん非会員でも参加できると思います。自分に森田療法があうと思ってから、発見会の会員になればいいと思います。 質問者様の強迫観念が早く治ることをお祈りしています!
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- d194456
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次のサイトに曝露妨害反応法を丁寧に説明したものがあります。 http://www.npsybt.jp/OCD9.html 曝露法では鍵の確認行為の場合次の様に考えます。 :心配でもわざと外出する 反応妨害法では :外出するときに鍵穴をみたり、がちゃがちゃまわして確認しない 暴露反応妨害法では :心配でも鍵をしめて外に出て、その後ドアの鍵を確かめない 森田療法では :心配するのが自然だから、鍵をしめて外に出て、その後ドアの鍵を確かめない に成るのではないでしょうか。心配になるのが自分の自然の姿、「あるがまま」でしょう。 曝露妨害反応法のページには次の様な注意がありましたので、ご注意ください。 ここで説明する行動療法的治療は、十分な知識と経験がないとかえって症状を強めてしまう危険性もあります。 どんなによい治療法でも使い方を誤ると副作用が出る可能性はあります。 決して自分だけでこの治療法を行わないようにして下さい。