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森田療法で良くなった方に質問です

自分はニヤケ病(勝手に自分で言ってます)、神経症、少しマシになってきてますが対人恐怖症があります!! 緊張したり、あがってしまう時、特に人とすれ違ったり、主に人に対してですかね… 面白くもないのにニヤケてしまいます!! そして、これを気にしてばかりいるせいで、人に対しても神経をビンビンに張ってるせいで、友達もできず、ボッチです!! こういう事から抜け出したいと思って、試行錯誤しながらたどり着いたのが森田療法です!! 森田療法の理論については沢山何度も読み返したので後は実行していくのみです!! 今でおよそ実行しはじめてから1ヶ月ほど立ちます。 まず最初の1週間は自分の感情をあるがままに受け入れる事に専念してました!! これのお陰かニヤケがその間マシになりました!! しかし続いたのも1週間だけでした… 徐々にあるがままに受け入れる…あるがままに受け入れる…方へ意識が向いてしまって、あるがままに受け入れる事に囚われてしまったのです!! このせいかまたニヤケも再発し、逆に感情を受け入れられなくなってしまいました!! 自分は自分で言うのもなんですが、真面目過ぎる所があって、何でも完璧にこなそうとしてしまいます。 そして、これを機にもう一度森田療法について勉強しました!! そしたら、第一段階に感情はそのままに苦しくても今している事にエネルギーを注ぐ事が分かりました!! そしてまた、1週間実践していましたが、今度は、嫌な苦しい状況になったら、今の生活に集中しなければ!!ってなってしまい、知らぬ間に感情を打ち消してしまってました!! 今の生活に集中しなければ!!と囚われてしまったのです!! そして今に至ります!! 森田療法は自分一人で実践しています!! 森田療法で良くなった方の経験談や、アドバイスが欲しいです!! 長々となりました、読んでくれた方ありがとうございます!! どうかよろしくお願いします。

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  • d194456
  • ベストアンサー率27% (423/1524)
回答No.1

森田療法よりも跡に出来た治療方法ですが、効果があり実践しやすい治療方法があります。 考え方は、殆ど同じものだと思って下さい。 「ギャクセツ シコウ」と読む。ロゴセラピーという精神療法の技法である。ウィーンのV.E. フランクル という精神科医が数十年も前に創った。 社会不安障害、強迫性障害、赤面恐怖、対人恐怖、過呼吸発作、パニック発作、書痙(しょけい:人前で字を書こうとすると震えてしまうような症状)、吃音(どもり)、閉所恐怖などの症状にお困りの患者さんに劇的に効果がある。 精神医学大辞典(講談社)にはその理論として、以下の様に説明している。 「不安神経症(現在のパニック発作に相当するであろう)の患者は不安発作を恐怖し予期不安におびえてこれらの不安から逃れることに腐心し、強迫神経症(現在の強迫性障害に相当するであろう)は強迫に対して不安を強め、強迫観念を抑えつけようとたたかう・・・・・、このように不安から逃れようとすればするほど、強迫に逆らえば逆らうほどかえって不安や強迫は強化され・・・」症状は悪化する。「これに対して、逆の方向に志向しようと努める。・・・もっと不安にもっと強迫的になろうとする。」 このように非常に逆説的である。 精神医学大辞典だからこのように大変わかりにくい。簡単なことを、難しそうに説明しようとするのが学者の役目である。 だから、わかりやすいように、多くの場合以下の様な図を書いて患者さんに考えてもらう。 症状:(強迫性障害、赤面恐怖、対人恐怖、パニック発作、書痙、吃音、閉所恐怖、電車に乗れない、飛行機に乗れない、過呼吸発作・・・・) ↑ ↓ 変な風に見られる、格好が悪い、人に見せたくない       ↑ ↓ 隠そうとする、やめようとする                     ↑ ↓ また、症状が出るのではないか。(期待不安):不安の増強  ↑ ↓ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 期待不安がキーワード 上記の悪循環を断ち切るためには、どこを切るのが最も手っ取り早いか? そしてヒントとして、多くの患者さんは、診察室に入るやいなや、この症状を隠そうとしないで積極に症状について話していることを指摘する。診察室では症状は出ない、なにしろ患者さんは症状を治療者に見せなければならないのだから。 そこで多くの方は「ハッと気がつく」、そう医者の前では隠そう、やめようとせずむしろ積極的に見せているからである。 そこで、症状の復習、私の前で、患者さん本人の症状を出す練習をしてもらう。診察室の中で確認:強迫性障害、顔を赤くする:赤面恐怖、対人恐怖、パニック発作:パニック発作、書痙、吃音、閉所恐怖、電車に乗れない、飛行機に乗れない、過呼吸発作・・・・、多くの場合、出そうとすればするほど、症状は消失してゆく、後は「もっと自信を持って、症状を出す練習を、さらに次回までの宿題としてお願いしておく」、たいていの患者さんは、数回この様なセッションを行うと、症状は消失するか、軽快する。 最初、患者さんは、たいていこの話をすると、懐疑的あるいは心配でその一歩を踏み出せない。だから、薬物療法を少し、ほんの少し行うと、「宿題をする際」に踏み出しやすくなる。 大体1~2週間に1回、数回くらいで軽快状態に入る。 症状が軽快し始めたら、薬物療法のやめてゆき方を指導する。うまくいったら「卒業」である。だいたい数カ月、本当にうまく行けば、1~2回のセッションで「卒業」する。 この治療法は、V.E. フランクル著:高瀬博、長瀬順治 訳「現代人の病」―心理療法と実存哲学―(丸善)に詳しい。当院に来院しなくても、うまく理解できる方ならこの本をお読みになることをお勧めする。

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