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「される」の用法

自動車事故で、妻が大怪我し、車が大破した状況です。 「妻に大怪我されたので、家事が大変です。」 と言うのに、 「車に大破されたので、通勤が大変です。」 と言わないのは、なぜでしょうか。

みんなの回答

  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.7

#6です。 >「机の花瓶の花に枯れられて、寂しいです。」? : 稀な想定でしょうが、「○○と名付けて長い間いとおしんできたバラに枯れられてショックを受けています」 などはいかがでしょう。 >「年度末に迫られて、決算に追われています。」? : 「年度末(クリスマス)に追われて、もうてんやわんですわ」 のような表現は可能だと思います。 >「あなたに私と意見が違われて、ショックです。」? : この場合は「違う」という形容詞が動詞化されてしまっているので不自然になるのだと思われます。 結局、擬人化できるシチュエーションが、個々人の感覚も含めてですが、その会話の時点で存在しているか否かではないでしょうか。   

noname#153348
質問者

お礼

有難うございます。 なかなか難しいですね。 そろそろ次に移りたいと思います。

  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.6

#5です。 >「雨に降られて、遅刻した。」〇 と 「電車に遅れられて、遅刻した。」? の違いはどうでしょう。後者の方が「鉄道会社、もっとしっかりしてくれよ。」って気がしますが。 : そうですね。 雨は天の恵みという言葉もありますが、意志性を感じることに違和感は覚えません。 電車の場合はどうでしょうか、やはり、運転手、あるいは運行システムの責任といった印象は払拭できないように思われます。 つまり、電車【自体】は意志を持ちようがないのではないか、ということですが。 しかし、これが愛称を持つたとえば「機関車トーマス」のようなものであれば許容範囲となるように思うわけです。    

noname#153348
質問者

お礼

何に意志性を見出すか、微妙ですね。 「3回も台風に来られて、計画が遅れました。」〇 「机の花瓶の花に枯れられて、寂しいです。」? 「締切に迫られて、原稿書きに追われています。」〇 「年度末に迫られて、決算に追われています。」? 「あなたに隣に住まれて、迷惑です。」〇 「あなたに私と意見が違われて、ショックです。」? なかなか、スッキリしないところですが、有難うございました。

  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.5

意志のある存在であるか否かの違いではないでしょうか。 ただし、「意志のある存在」とは、「意志があると考えたい存在」という場合も含みます。 不可避である場合も多々あるでしょうが、「妻には大怪我を避けて欲しかった」という願望が成立する場合に「妻に大怪我されたので、家事が大変です。」という表現が可能になる。 車に意志はありませんから、 「車に大破されたので、通勤が大変です。」 という表現が可能かどうかは、その車が「意志があると考えたい存在かどうか」でしょう。 例文のように、普段通勤に使っている車であれば、運転者の意志で運転しているだけなので不自然。 車自体が事故を避けようとする意志を発揮することは不可能なので。 しかし、高性能の車を駆使して生計をたてている F1 ドラーバーなどの場合はむしろ自然に感じられるような気がします。 単なる車には変わりありませんが「意志があると考えたい存在」とドライバーが捉えても、それほど不自然さは感じないでしょう。 #1さんのお礼欄にある ・家に全焼されて、住むところがなくなった。 についても勝手ながら言及してみますが、これも上と同様です。 全焼を悔やむ気持が非常に強い場合、「全焼を免れるように(家が自分で)何とかできなかったのだろうか」という無茶な責任転嫁をしてみたい気分になるかもしれません。 家に対する恨み節ですから、家に意志があるものと捉えていることになるでしょう。 あくまで基本的にはですが、 「○○が自ら~する」という意味が成立する場合なら、「○○に~されて」という表現も自然になるのだと思います。 「妻に大怪我されたので、家事が大変です。」 の場合も、たとえ不可避であったとしても、妻が注意さえしていれば大怪我をせずに済んだのに、という願望が「妻が自ら怪我をした」という発想になっているのでしょう。         

noname#153348
質問者

お礼

有難うございます。 「意志」ですか。では、 「雨に降られて、遅刻した。」〇 と 「電車に遅れられて、遅刻した。」? の違いはどうでしょう。後者の方が「鉄道会社、もっとしっかりしてくれよ。」って気がしますが。

  • cxe28284
  • ベストアンサー率21% (932/4336)
回答No.4

私は妻に大怪我されたので、家事が大変です。 この場合の大怪我されたので、は被害とか迷惑の受け身として成り立っています。 車の場合車に、 大破されたを壊された。または破壊された。に変えてみても変ですね。 トラックにぶつかり車を大破されので、交通事故で車を大破されたので、 等原因をのべて、その対象が車であるといわないと文章として成り立たないと思います。 車に大破されたと云うと車が何ものかに被害を与えたと云う表現になります。 家の塀が車に大破された。 怪我は怪我させると云う使役以外あくまで受け身の言葉だからだと思います。 怪我するは目的語を取らない自動詞。 大破するは目的語を取る他動詞。 この違いでもあります。 私はよい勉強になりましたがお分かりいただけましたでしょうか。

noname#153348
質問者

お礼

有難うございます。 ここでは 「大怪我された」 も 「大破された」 も自動詞です。なので、被害という見方はできますが、受け身ということはありません。「大破」が他動詞としても使えるから混乱を招いているとすると、 「鉛筆に折れられて、文章の続きが書けなくなった。」 で考えてもいいでしょう。意味は分かると思いますが、通常、このようには言わないのではないでしょうか。

回答No.3

>家に全焼されて、住むところがなくなった。 言います。どこもおかしくないですよ。 「発言者の意図しなかった出来事」というニュアンスが伝わる絶妙な表現だと思います。

noname#153348
質問者

お礼

有難うございます。 そうですか。私の周りとは異なる使い方がされているようで、勉強になります。

  • Marco0123
  • ベストアンサー率21% (256/1175)
回答No.2

初めまして。 『車に大破されたので、通勤が大変です。』 そう言わないのは、事の経緯を述べていないと言葉の表現として正しくないからでは。 経緯を述べてあれば、理解は出来ます。 表現として間違いではございませんね。 (´△`)

noname#153348
質問者

お礼

有難うございます。 ことの経緯は、質問に書いたとおり「自動車事故で妻が大けがし、車が大破した状況です。」 私も、 『車に大破されたので、通勤が大変です。』 と言われたら、意味はわかると思います。ただ、通常、(少なくとも私の周りでは)こういう言い方はしないので、なぜかと疑問に思った次第です。

回答No.1

言いますよ? 頻度はあまりないでしょうけど。

noname#153348
質問者

お礼

有難うございます。 本当ですか。では、 「家に全焼されて、住むところがなくなった。」 などとも言いますか。