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ナイロン66製品でカプロラクタムが検出?

久しぶりに問い合わせをさせて頂きます。 ナイロン66の製品を、溶出試験において不適合を頂いてしましました。 具体的には、20[%]エタノールに60[℃]30[分]浸出した際、 カプロラクタムが、25[μg/ml]検出され、NGとなってしまいました (合格値:15[μg/ml]以下)。 試験をされた先生も「ナイロン66製品で検出されるとは意外」との コメントを言われ、小生も疑問が残ります。 現在、モールド屋さんへ使用ロットの確認を進めています。 皆様のお知恵を貸して下さいます様、お願い致します。

みんなの回答

  • swisszh
  • ベストアンサー率64% (242/377)
回答No.1

1) はっきり言えば、試験をされた先生をはじめとして、あまりにもナイーブな人でおどろきです。そんな人が教師として、大学にいるとは、驚きです。 2) 高分子製品はまず、工業的に充分に使用でき、その性質を製造後にもあらわすようでなければ、売買できません。 そのために、0.5 -2 -5% 位は添加剤を混入して、その製品を使いやすくしてあるのです。ですから、カプロラクタムが少々検出されたとしてもまったく不思議でなく、当然です。 ナイロン66自体は多分 99 -98% 位でしょう 3) ナイロン66 はオリゴマー以外は、あなたの言うエタノール溶液には溶けません。 4) ナイロン66は充分に研究されていますが、自分で知りたいなら、モノマーから自分で重合し、そのポリマーの重合度、その分布、吸湿度、熱性など工業製品と比較できます。 5) 工業製品のナイロン66の分析もそう簡単ではありません、ポリマーの用意、水分率、その扱い方で、GC、GC-MS などそれに検量線の設定ナド、時間と経験も必要、 6) 使用ロットの確認は不必要

HINKAN2222
質問者

お礼

回答有難う御座います。 また書き込みが遅くなりました事、お詫び申し上げます。 私の文章が不明瞭で申し訳ありませんでしたが、私は 食品機械関連を製造している者で、「先生」と記載させて 頂いていたのは、試験所の方です。 今回、ある部品をナイロン66製品に変更した為、 食品衛生法における容器試験を受けました。 弊社で受験した理由は、この製品に使用する原料が黒色で、 コンパウンドメーカーが黒色故に社内資料で「食品適用」の 確認を取られていない為です。 試験所でも再試験,再々試験を実施して頂きましたが、 それでも合格値をオーバーするカプロラクタムが検出されたと 言われました。 また試験サンプル(n=10)によって数値にバラツキが 見られたとのコメントを頂いたのも気になっております。 化学には明るくない私としましても(小生機械屋につき)、 「主原料(ポリヘキサメチレンアジパミド:90~95%)からの カプロラクタム溶出」と言われれば、理解が出来るのですが、 それ以外の可能性もあれば御教授頂ければ幸いです。 引き続き、お知恵を貸して頂けますと幸いです。 宜しくお願い致します。

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