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ナイロン66製品でカプロラクタムが検出??
- 小生、化学関係は素人ですが、宜しくお願い致します。
- 食適対応の容器包装試験において、ナイロン66の製品で不適合を頂いた。
- カプロラクタムが検出されたが、理解に苦しんでいる。
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あるうることは、その黒色顔料がカーボンブラック粉末をナイロン6を担体に練りこんで粒状にしたものでは? 例えば、25倍とか濃縮顔料(マスターバッチ)として同じポリアミド系ならなじみがよいのでナチュラルPA66を着色することもあるでしょう。
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材料の均一性の維持方法や型のガス抜き方法に問題はないのでしょうか? 素人的な発想で申し訳ありません。 発注側で立会時の言い訳に良く出てきた内容です。(対策ノウハウはありません) 専門ではないので、 > 20[%]エタノールに60[℃]30[分]浸出した際、カプロラクタムが、25[μg/ml] > 検出され、NGとなってしまいました(合格値:15[μg/ml]以下)。 の度合いが解りませんでした。 > カプロラクタムは添加剤に含有される様な物質ではないと伺っております。 にて、含有しないものとはっきりしました。 すると、残りは回答(2)さんが示している着色時に混入したと考えるべきです。 一つ一つ消去法にて。 その他に、何か成形前に材料と接触する物に処理はしていませんか?
お礼
早速の御回答、有難う御座いました。 所で、維持方法や型のガス抜き方法のアイテムとして 添加剤を使用した故にとの事でしょうか? カプロラクタムは添加剤に含有される様な物質では ないと伺っております。 また、モールド屋さんが「どのような不具合の時に どんな理由を言われるのでしょうか?」 小生、直接モールド屋さんと会話をした事が無い為 イメージが付きませんでした。 別途アドバイスが御座いましたら、引き続きお願い 致します。有難う御座いました。 追記回答有難う御座います。 小生も(本来は疑ってはいけないのですが)、本来使用すべき 材料(素材メーカーのコンパウンドは、もともとカーボンブラック による「黒色」)ではない事も念頭において精査します。 同時に「成形前の接触」や「投入ホッパーでのコンタミ」も 確認してみます。
お礼
回答有難う御座います。 疑ってはいけないのですが、buntarou様が記載して頂いた通り 「ナイロン6」の可能性も精査致します。 また、コンパウンド自身はカーボンブラックによる「黒色」 なので、予定外の原料が使用されていないかも合わせて 確認致します。
補足
精査の結果、下記の事が分かりました。 ・コンパウンドは、PA66のナチュラル。 ・顔料として、PA6のMB-黒 PA6のMBの影響で、カプロラクタムが検出されたと判断しました。 把握していない弊社もいけないのですが、担当商社もその 情報を掴んでいなかった為、精査に時間が掛かってしまいました。 今回の事象を通じて、私も色々と勉強する事が出来ました。 この場をお借りして、回答して頂いた皆様にお礼申し上げます。 有難う御座いました。