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6,6ナイロン
以下のことがわかりません。 1、6,6ナイロンの界面縮重合で反応温度を常温以下に保つのは? 2、得られた6,6ナイロンが、乾燥前は半透明で弾力があるのに対して 乾燥すると白色になり、ぱさぱさになるのは?
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ナイロンは強靱な繊維の原料ですが、繊維が強靱性を発揮するためには、高分子鎖が整列していなければなりません。通常は、紡糸してから延伸していると思います。 実験室での重合過程では、強靱にするための延伸工程が行われていないので対した強度は出ません。 そのような状態では、白色でぱさぱさというのが本来の姿なのだと思います。重合直後は半透明で弾力があったのは、水が可塑剤として働いているからでしょう。 乾燥したナイロンを十分水洗してから、再度乾燥し、溶融紡糸工程を経て延伸すれば、強度の強い繊維が得られると思います。
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- ADEMU
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回答No.1
界面重縮合は反応速度が大きいので反応温度を上げなくても反応が十分におこるので温度を必要以上に上げないのです。 2.に関しては判りませんが、乾燥により縮合の結合が切れて弾力性が失われるからではないからでしょうか。 可塑剤をいれるといつまでも弾力性が保たれます。