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日本語の文章の書く力を上達させるための良い本とは?
日本語の文章を書くための手引書、マニュアルの類と言った方がよいかもしれません。 友人の一人が野口悠紀雄の「超文章法」を勧めてきたのですが、もう一人の友人はあの本は最低だと完全否定していましたが、「超文章法」はどうですか?お勧めですか? ●日本語の文章作成能力を上達させるための本 ●日本語の良い文章を書くための手引書、マニュアル類の本 等のお勧めの本を教えてください。 どのような文章かというと一般的な旅行のエッセイ、報告書、評論などです。大学の論文とかではありません。
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6です。指摘どおり打ち間違いです。
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- Postizos
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No.4です。 本多勝一の「日本語の文章技術」は悪文の文例がためになりました。 「文章読本」というタイトルで谷崎潤一郎、川端康成、三島由紀夫が本を書いていますが、どれもその作家が文章をどう考えるかという話としては楽しめますが、ノウハウとしては役には立たないだろうと思いました。もっともこの人たちはおのれの書いた文章読本のように自分自身は書いてはいないのでそこも楽しみどころでしょう。 他には丸谷才一、吉行淳之介、井上ひさし、中村真一郎などが「文章読本」を書いています。 この中では井上ひさしと吉行淳之介の文章が読みやすくて軽みもあって好いかもしれません。 井上ひさしには日本語や言葉に関する著書がけっこうあります。 あと平易な文章のウマイ人としては糸井重里、鶴見俊輔、わざと変な文なのに読みやすいというのは椎名誠、植草甚一あたりでしょうか。 ↓僕は良いとも悪いとも言えないんですが一例。 http://www.1101.com/arairyouji/2010-06-30.html ノウハウ本は一冊を読んで鵜呑みにするのではなくて何冊も読み散らすのがちょうど良いと思います。 結局参考になる本は自分の文章をよく読むことではないですか?
- toast5
- ベストアンサー率37% (239/638)
野球選手は打率とか防御率とかで調子を判断できますが、サッカー選手はそういうわけにもいかず、評価がむずかしいです。文章力というのもサッカー選手同様、物差しがないので正解というものがなく、敢えて言えば「何を正解とみなし、どこで自分の文章にOKを出すか」という判断のさじ加減こそがその人の文章力である、という、いや、無意味なこと書いてすみません。 何事であれ、言いたいことというのは基本的に、最初はぼんやりしてると思うんですよ。頭の切れる人はそうじゃないのかも知れませんが、凡人は。 それを文章にするでしょ、読み返すでしょ、うーん、なんか違うな、と思うでしょ、書き直すでしょ、読むでしょ、削ったり足したり書き変えたり句読点の位置を変えたりするでしょ、読むでしょ、なんかすっきりしねーな、と思うでしょ、寝るでしょ。 次の日にあらためて読むでしょ、書き直すでしょ、家族か友人に話してみるでしょ、考えるでしょ、そういうことを繰り返してるうちにだんだんマシな文章になって来て・・・というのが推敲ですが、推敲というのはつまり、「もともと頭の中にあった考えをちゃんと言葉にする過程」というよりは、「ぼんやりしてた頭の中にクリアな考えを組み立てていく過程」なんじゃないか、と思うのです。無意味なこと書いてすみません。 おすすめの本: 本多勝一『日本語の作文技術』 http://www.amazon.co.jp/dp/4022608080 名著。日本語雑学集として、鋭い指摘が多いです。これを読んで文章力を上げる、というよりも、これ自体が論理的な考察の見本として、美しい。 森田正典『 これが日本語に最適なキーボードだ』 http://www.amazon.co.jp/dp/4532400589 マボロシの意外な名著。文章力向上には全く役に立ちませんが、漢字の音読みの規則性についての考察が鮮やかで、はっとさせられました。僕が無知だっただけ、という可能性もありますが。 村上龍『eメールの達人になる』 http://www.amazon.co.jp/dp/4087201198 無内容でチョーつまんない愚書。だと僕は思いましたが、Amazonで星5つつけてる人が10人もいるので、やはり人それぞれですね。
- Postizos
- ベストアンサー率52% (1786/3423)
その本は読んでいないのですがタイトルからしてひどいと思いますのでご友人の評が当たってる可能性が高いと思います。 やはり超文章法などというちょうしのいい物は無くて、好いと思う文章をじっくり読み込む、自分の文章を良く読んで考えるほか無いのでは。 マニュアル本は良くできた物を参考にするのが良いと思います。近いジャンルの物がいいのでは。
お礼
アドバイスありがとうございます。 何かお勧めの本はありますか?
- toast5
- ベストアンサー率37% (239/638)
>どうですか?お勧めですか? 「超文章法」も「日本語の作文技術」も、「どう生かすか」次第なので、 お勧めかどうかはケースバイケースです。 「日本語の作文技術」には目から鱗な指摘が満載で、私もお勧めしますが、 読めば文章力が上がるかと言えば、人それぞれでしょう。 そもそも「ある本を読めば必ずある能力が上がる」なんてことは、普通はありません。 「あるダイエット本を読めば必ずダイエットに成功する」ことが あり得ないのと、同じです。 個人的な意見としては、文章力というのは国語の能力ではなく、 むしろ論理(言いたいこと)を整理する能力です。数学的な能力と言うか。 それを高めるコツは、ひたすら推敲です。
お礼
なるほど。 しかし、私としては自分の文章・作文能力上達のために、何冊かマニュアルとしての本を欲しいと思っています。「日本語の作文技術」は 修飾語の順序や句読点の説明が優れていて、わかりやすい文章を書けるようになりそうなので購入しようと思っています。 マニュアル本というと誤解を受けるのかも知れませんが、その様な本を読んで、練習をした方がより文章を上達すると考えました。 アドバイスありがとうございます。 >ひたすら推敲です。 ●とありますが、もう少し具体的に教えていただければ嬉しいです。
- ID10T5
- ベストアンサー率31% (732/2312)
本多勝一著 「日本語の作文技術」 これを読んでいないなら、まず読んでみてはどうですか。自分の言いたいことを論理的に、きっちりと誤解なく相手に伝えると言う点で、基本的事項はしっかりと網羅されています。 ボクは物書きが仕事のようなもんですが、この仕事に就くときに先輩からこの本だけは読んでおけと言われました。
お礼
ありがとうございます。 一度、本屋で探して立ち読みして、私のレベルにあっているようであれば、購入リストに加えます。 ありがとうございます。
日本語の文章力を高めるために、その様な本に頼ってはいけないと思います。 日頃から文章を書く、或いは打ち込む習慣を付け、実践で文章力を高めないと真の文章力は付かないと考えます。100の聞きかじりよりも1の実践です。実践に勝るもの無し。
お礼
ごもっともなご意見ですが、素人が間違い易いと思われる基本的なことなどを含めたマニュアルが手元にあると上達が早いのではないかと思ったものですから。 たとえば、海を公開するのにも地図とコンパスがあった方が良いとか、天候にかんする自然からの予測方法のコツみたいな感じで、何か道しるべになるようなものが欲しかったのです。 実践だけで上達するような文才がないのかも知れません。 とにかくアドバイスをいただき、ありがとうございます。
お礼
Postizosさん、返答ありがとうございます。 本多勝一の「日本語の文章技術」は、「日本語の作文技術」の間違いではないでしょうか? 「日本語の文章技術」は見つけることはできませんでした。 本多勝一の「日本語の文章技術」は他の方も薦めてくださっていますので、書店で確認後に購入したいと思っています。 教えていただいた中で、井上ひさしと糸井重里を先ず調べてみようと思います。 たぶん、私の文章・作文力をワンランク上げる一番手っ取り早いのは、修飾語の順序や句読点などを学習したり、簡潔な分かりやすい文章を書くコツのようなものを理解してから、推敲など書く練習をするのがよいと考えています。 しかし、色々と文章読本系の本を読まれていて詳しいですね。脱帽です。