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「移ろはめやも」の読みは?

古文に詳しいかた、ご教授いただけると幸いです。 万葉集巻16の3877、「紅に染めてし衣 雨ふりて にほひはすとも 移ろはめやも」 ここで 「うつろはめやも」の「は」を WAと読むか HAと読むか・・・。 私は 「においは(これもWA)すとも うつろわめやも」だと思うのですが。 合唱曲の歌詞で、もうすぐ発表会なのにサークル内で意見が分かれています。 正しい方で歌いたいと思いますので、どなたか教えてくださいませ。

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  • bakansky
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回答No.1

お考えの通りだと思います。万葉の時代には、あるいは 「は」 という音だったかもしれませんが、現代人が読むには 「わ」 という読み方で問題ないはずです。もしも 「は」 と読まねばならないとすると、「にほひ」 の読み方も 「におい」 ではなくて 「にほい」 と読まねばならなくなりますし、他にも現代日本語では失われてしまった音までも再現しなくてはならなくなってしまいます。

pooh007
質問者

お礼

ご回答いただき、ありがとうございます。 そうですね、学生時代、古典のテキストを音読するさいには たとえば「移ろふ」は「うつろう」、「給はり」は「たまわり」と読んでおりました。 でも「自分が間違って覚えていたのか?」と少し不安になりまして。 次回の練習日に歌詞の読みを訂正するよう提案することにいたします。 どうも有り難うございました。

その他の回答 (1)

  • toko0503
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回答No.2

意味を考えると分かると思います。 移ろはめやも → 移ろはめ / やも → (意味)移ろわない / だろうか  →  色が移り変わってしまわない / だろうか   (いや、きっと移り変わって(色あせて)しまうのだろうなぁ) 歌うのでしたら、 ♪ うつろわめ やも ♪  となると思います。 発表会、頑張って下さいね~ 

pooh007
質問者

お礼

ご回答くださり、ありがとうございます。 歌詞のなかに現代仮名遣いと旧仮名遣いが混在しているため (元歌中の「にほひ」は歌詞で「におい」と表記されています) 分かりにくくなりましたが、仰有るように 「うつろふ」+「む(已然形)」+「やも」のはずで・・・。 それにもしこれが「うつろはず」なら「うつろわず」と読むはずですし、 やはり「わ」と読むのが正しいのでしょうね。 お陰様でなんだかすっきり致しました。 どうも有り難うございました。

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