銀行の融資は、ちょっとゆるくなっているの？

質問

今日の日経で、実質無借金の会社が上場企業の５割に増えてきているとありまして、日本や米国の財政とは違いがんばっている会社があるもんだと思いました。

一方で銀行は、お金の貸し手が少なくなってきているのかなと思い、例えば、上記の無借金を目指していないような他の会社は、銀行からお金が借りやすくなっていたりするんですか？

不況なので、実際に銀行から企業が融資してもらいにくいとばかり思っていたのですが、最近、融資をしてもらっている会社も結構、あるようでしたので、上記の記事を見て、結びつけてしまいました。

すみません、銀行業界のことは初心者で、こんなこと質問して良いのかも、わかりませんが・・。

回答No.3

yosifuji20 · ベストアンサー

まず基本的に今の低金利は資金の需要よりも資金の供給が多いからです。

日本はかつての高度成長期や輸出の好調な時代から、企業内に多くの資金が蓄積され、又外国資産が増加しました。
でも純資産の多くが現金で保有ということでもないので、これはその内容を個別に見ないと判らないですね。
ただ間接金融（銀行融資）に頼っていた時代から市場調達が普通になったので、その分純資産比率は高くなったということはあります、

これらの資金が国内にだぶついているのですが、一方で安全な運用先がないということで、資金の余剰が出て金利が上がらないのです。

従って返済に問題がない会社ならばいつでも融資は得られます。でもそれに若干でも疑問がある借り手は多分借りられないでしょう。
これは資金の余剰というよりは金融機関の安全の問題です。
過去に多くの不良債権の処理で銀行はかなりの淘汰が進みました。残った銀行は同様なことにならないようにきわめて慎重です。
その例が今問題のギリシャの件です。あのような事態になれば政策的にも貸すことは難しいですね。
これと同じようなことが国内でもあるということです。資金はあっても安心して貸せないという状況です。

政治家が中小零細企業の事は念頭にないとの意見は、一方で融資が不良債権化するとそこに税金が使われるのですから、別な有権者はそれは困るというでしょう。（私も同じ意見ですが）
これは選挙を通じて国民が合意する方法を取るしかないですね。借り手だけの都合で決められることではありません。

回答No.2

sxe10

はじめまして、零細企業で経理を主に担当している者です。
銀行の融資の基準が緩くなっているの？っていう主旨の質問でしょうか？
弊社も借入はありますがなんとか順調に返済をしております。
この度名称は忘れましたが。国が復興支援の為にちょっと大きな融資予算
を計上し、それを困っている中小企業等へ貸し出しなさいみたいな事が先日
にあったと思います。弊社もメインバンク（地銀ですが）からプロパ－で借りて
くれないか？と打診があったのですが、今は資金的にまだ余裕があり運転資金
として借りる意味が無いから今の信用保証協会を通して借りている分の借り換え
なら受けると言ったのですが当然ながらそれはちょっと・・・ってなりました。
前書きが長くなり申し訳ないのですが本当に資金に困っている所にはお金は回らない
のです。
返せる保証も無いところに金融機関は融資をしませんから。
矛盾している制度だと思います。全部が全部そうだとは言い切れませんが。
所詮役人に使われている政治家程度の考えは中小零細企業の事は念頭に
ないし、分かろうともしませんね。

お礼

ご回答ありがとうございました。
そうですよね。経理さんは、いつもこういうことをお考えですよね・・。
ありがとうございました。

回答No.1

山田 太郎（@testman199）

>実質無借金の会社が上場企業の５割に増えてきているとありまして、日本や米国の財政とは違いがんばっている会社があるもんだと思いました。
いきなり勘違いなさっていますが、
利率５％払ってもそれを超える利益を得られるから融資を受けるのです。
無借金企業は儲かる仕事を見つけられないと言えるわけです。

昔から無借金の企業もありますが、
これらの企業は安全だが資本効率の悪い会社です。

>例えば、上記の無借金を目指していないような他の会社は、銀行からお金が借りやすくなっていたりするんですか？
今は、無借金だが金を借りてまで儲かる仕事が見つからない会社と、
経営状態が悪すぎて金を借りられない会社が多くなっています。

お礼

ご回答、ありがとうございます。
読んでいて、そりゃそうだな、と納得しました。
基本的な質問に、お答え頂いて・・恐縮です。