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重力と時間について
相対性理論で 重力によって時間が遅くなるとありますが 反対ではないのでしょうか? 時間の流れが遅い地点に向かって重力が発生するとは言えないでしょうか? 理由としては3次元の空間をエネルギーや物質の何かが進行するとき時間の進みが遅い方へ曲がるからです。 要は重力が先にあるのか時間の流れが遅い地点が先にあるのか? ということです。 個人的には時間の流れが遅い地点が先に存在する方が重力など距離の離れたほかの物質に影響を及ぼす力を説明しやすいと思うのです 電子を発見した時に電流の流れの向きと反対だったというようにこれも反対なのではと思ってしまうのです。 質量には引力があるのではなくて時の流れを遅くする力があるのではないだろうかと思ったのです。
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>時間の流れが遅い地点に向かって重力が発生するとは言えないでしょうか? いえると思います。一般相対性理論においては,重力という力概念は消え失せて,全ての重力の効果は時空の歪みとして記述されるわけですから,まさにおっしゃるような理解が一般相対性理論において表現されているのです。ただし,時間とともに空間も同時に歪んでいますから,他の回答に表明された立場も正しいといえます。 >重力が先にあるのか時間の流れが遅い地点が先にあるのか? この問は一般相対性理論においては意味をなしません。つまり,同じことの別な表現であるからです。
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- 中村 拓男(@tknakamuri)
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もうすでに答えが出ていますが 時空の歪み=重力 であって不可分なのです。 時空の歪み=重力 は質量によって作り出されます。
お礼
回答ありがとうございます。 時空の歪み=重力、他の方々の回答も参考にしてわかったような気がします。
- cliomaxi
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時間だけを引力と比較すると相対的なものですからそう言う考える事も出来るでしょう。 では重力レンズはどう説明しますか? 日食を利用した星の観測の結果、太陽がある時と無い時では星は違う位置に見えた。 これは重力によって空間が曲げられているからです。 この場合時間は(直接は)関係ありません。
お礼
回答ありがとうございます。 まだ、私の理解が足りないのだと思うのですが 光を利用して観測する場合、光は電磁波で磁界と電界の直角交互の3次元空間を伝搬する波とあります。 電磁波は発生源から約秒速30万キロで伝搬するものですから時間は関係しませんか? 時間が関係するのなら光も3次元空間を伝搬するのもなので時間が遅い地点の近くを通過すれば時間の遅い方へ曲がると言えるのではないでしょうか? 曲がった結果地球へ到達したという風な感じだと思います。 わたしも空間がゆがむという状態をなかなかイメージできないので間違っていたらすみません。 現在のところ空間は現地に行くと歪んではいないけど他から光など利用して観測すると歪んでいるように見えると思っています。
お礼
わかりやすい説明ありがとうございます。 時間の遅れと重力が同一の物だということがイメージ的にわかったような気がします。 自分が思ったのは重力の力を人に説明するときに時間の遅れがあるからエネルギーが引き合う力が発生するのだと言った方が理解しやすいと思ったからです。 重力があるから時間が遅れると言うとなぜ物質同士が引っ張り合うのかの疑問が先に立ってしまって不可解なイメージが大きくなって時間が遅く進むという言葉につながりにくいですが 時間が遅い部分があるから移動するエネルギーは時間の遅い方へ進行方向が曲がるのでエネルギーである質量同士は引付け合うのだと説明した方が重力の力を理解しやすいと思ったのです。 とめどなく続く加速力はどこからエネルギーが供給されているかという説明が要らないからです。 ありがとうございました。