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自分を愛するとはどのような状態を言うのでしょうか?
自分を愛しないと他人をも愛せないと聞きますが、それでは、自分を愛するとはどのような事を言うのでしょうか?自分には、しばしば 消えてなくなりたいように嫌になることがあります。脳科学の観点から、爬虫類脳をもった人間そのものを愛すると言うことなのでしょうか?
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例えば「投影」という言葉で説明ができます。 人間は、自分の抱えている心理的問題を、 他人をスクリーンにして感じてしまいます。 例えば、容姿にコンプレックスを抱えている人を例に挙げてみましょう 他人の容姿の欠点に、つい目がいってしまい、 悪口を言い攻撃してしまいます。 一方、端正な人を見ると激しく嫉妬してしまいます。 この人は自分の容姿を愛せていません。 だから他人の容姿を愛せないのです。
その他の回答 (4)
>自分を愛せないと他人も愛せないと聞きますが この心理的な分析は、私から言わせると嘘です。 No.4の回答者様の内容は、私の意見に最も近いです。 自分を愛するという状態は、本に書いてあったり、他人から教えられたりするものではないと思います。 今後生きていく上で、他人から再起不能なくらい貶されたり、こき下ろされたりする瞬間、 その後一呼吸おいて冷静になって歩きだす中で、「自分はこれで構わない」とか「自分らしく行こう」とか考える瞬間があり、似たような経験を重ねるにつれて「自分を愛する」ようになります。 祝福された結婚をしたが、事情で離婚した自分に対して周囲から「なんて我儘なの」と非難されて傷つき、「誰にも理解されないが、自分は自分なりの生活がある」と考える時などが上記の例に当たるかもしれません。 他人を愛していると感じる時、自分の事も理解していると認識する瞬間もあります。 「愛する」とは何なのか、徹底的に味わうとき、むしろ自分は自分こそが最も大切であり、自己中心であると感じることが多いのではないでしょうか。 大震災に遭って、もしくは難破船で救助を争う時、人間は自分の命を最優先して助かろうとします。 本当に、自分を愛していなくて他人なら愛することができるのであれば、紛争地帯へ志願して人間を救ったり、自分の命をかけて他人のために尽くしたりするのではないでしょうか。 あなたはご自分を愛せないのではなく、ご自分を認められないだけであり、 ご自分が求めている「欲しい物」とは何なのか(評価なのか、どのような能力なのか)見極めて、 それを得られない現状を納得した上で、自分なりに歩きだせば良いと思います。 納得できずに生きている人間は大勢いて、決してあなたでけではないです。(ホームレスや経済移民や難病患者等)
お礼
早速のお返事ありがとうございます。みなさんのご意見をいろいろと噛みしめて、自分の問題の解決に繋げたいと思います。
まずは「愛」ということを捨てる方がいいでしょう。それは出発点ではなく、最終的にたどり着くかもしれないところですから。ゴールの前には、いろんな障害物があります。 >自分を愛するとはどのような事を言うのでしょうか? 自分の現実をありのままに理解するということでです。自分がイメージしている通りに自分がなっているか、イメージの理想に自分は進んでいるか、というようなことですね。 >自分には、しばしば消えてなくなりたいように嫌になることがあります。 ええ、ありますね。自然なことですよ。誰でもあることです。嫌なことは誰もあります。自分が原因のことも多い。いわゆる失敗ですね。これは後で取り返せばいいのです。 >脳科学の観点から、爬虫類脳をもった人間そのものを愛すると言うことなのでしょうか? 爬虫類の気持ちが分かるなら、そうでしょうね。 精神医学の用語は使いません。自分が転んだら痛いですね。それは自分が知っていることです。子供が転んで泣いたら、それはどういうことか分かりますね。だって、同じ人間なんだし、自分がそうなら他人もそうだろうと分かります。 他人を観察しても、ほとんど何も分からないわけですよ。見た目だけですから。でも、自分のことは、自分の気持ちは、自分の心なら分かる。深く深くね。 こんなことは普通にやってることなんですよ。話が弾む、なんてありますね。居酒屋でワイワイなんかがそうです。話して嬉しい、話しかけられて嬉しい。 いろいろ名言があります。逆のこと言っている名言も多い。「自分を愛する」も名言ですけど、それにこだわる必要はありません。もしこれを言い換えるなら「他人の痛みを知れ」となるでしょうか。 質問者様は「自分を愛する」という名言を、言葉面だけにせよ、学ばれたのですね。それが何かは今後学んでいけばいいのです。「そうあらねばならない」ってことは、何もないんですよ。普通でいいのです。
No.2です(書いてる途中で送信してしまいました) No.2のような心理的状態が起こる理由は、 ・自分と他人の境界があいまいである ・依存心が強い ・幼児性が抜けない これらのことが原因です。 解決方法として、心理的に自立することが必要です。 すなわち「自我の確立」をすること。 青年期の発達課題をクリアできた者は、 自分を自然に愛することができています。
補足
私も”自我の確立”について学びましたが、正直言って彷徨い続けています。 しかし、いまだに青年期の発達課題「自我の確立」について、よく理解できません。 人は、一生迷うものではないのでしょうか?
- suzuko
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>爬虫類脳をもった人間そのものを愛する これは意味が理解できていませんが。 >自分を愛するとはどのような事を言うのでしょうか? 自分を受け入れ、肯定する事かと。 赤ん坊の時に、無条件に両親から愛されたように、何の打算もなく「自分が自分であることだけで、自分を『良い存在』だと思える」のが、自己愛かと考えます。 >自分を愛しないと他人をも愛せないと聞きますが、 「一番理解できている存在さえ愛せないようでは、理解のしにくい他人は愛せないであろう」という意味になるのでしょうか? 私見です。
お礼
早速のお返事ありがとうございます。投影という観点から問題を見ると成程と思います。自分を愛するためには、未熟な自分を鍛え上げることと、不完全な自分を許し、他人を同様に許し愛することが必要なのかなと思いました。ありがとうございます。