春秋戦国時代の盾って、
上部が宝珠の様な形をした花形の木盾で、表面に漆がかけられ美しい龍鳳文様が描かれた物もあるそうです。
高さは、60cmばかりと小さく、全身を覆う物ではなく、もっぱら刃をはらいのける手持ちの盾だったそうです。
金属製の強固な盾で、敵の攻撃を受け止めながら前進するといった、ギリシャのスパルタみたいな運用はしていないみたいです。
(まあ、中国にも殷の時代に青銅で盾を補強する技術は既に有った様ですが…。)
まあ、金属の盾ってあんまりにも重過ぎますから…。
(中世ヨーロッパには戦場まで主人の盾を持って行くのを専門にする従者がいた位ですし)
まあ、盾にはバイキングみたいにあえて柔らかい素材で作って、敵の武器を盾にめり込ませて敵の武器を封じるなんて使い方をする場合も有るそうです…。
お礼
丁寧な解説ありがとうございます。 竹や藤など素材も様々なのですね。