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野菊に関する言葉
昔野菊に関するいい言葉を聴いたことがあります。 とても好きだったので、オリジナルの言い方をご存知の方、教えていただけますか? 大体の意味は道端で目立たない野菊が花が咲いたらびっくりするほど綺麗な花である。 宜しくお願いいたします。
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- horikirikko
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回答No.1
慣用句の諺辞典に載っている句だと思います。 「野菊も咲くまでは只の草」(のぎくも さくまでは ただのくさ) 野菊は、花を咲かせるまでは 雑草とたいして変わらないが、 花を咲かせると人目に付くようになる。 人の値打ちも、その人柄や才能が 発揮されて初めて分かるものであるということ。の意味です。 正式には野菊という花はないのですよね。野生の菊の総称のことですね。 寒菊や黄菊などと呼ばれるものもあります。 特に中国の農村に咲く野生の黄菊が群れ咲いている風景はとても綺麗です。 頂上や殊に野菊の吹かれ居り <原 石鼎>(はら・せきてい)の野菊を読んだ詩も美しいです。 伊藤左千夫の「野菊の墓」のくだりも有名ですね。 真(まこと)に民子は野菊の様な児であった。民子は全くの田舎風ではあったが、 決して粗野ではなかった。可憐(かれん)で優しくてそうして品格もあった。 厭味とか憎気とかいう所は爪の垢(あか)ほどもなかった。どう見ても野菊の風だった。 目立たないけれど、よく見ていたらとても美しい花、それが日本人の心をとらえるのでしょう。 最後は質問とは関係ない話ですが、個人的に好きな花なので書き込みました。
お礼
教えていただきどうもありがとうございます。 意味はこの通りです、ただ私が聞いた分はもっと長い文でした。 私も野菊が好きで、この詩(言葉)を探しています。 本当にありがとうございます。